イスラエルはシリアがゴラン高原で化学兵器を使用したら「極めて強硬な報復」を行うと各国に通知(2018年2月15日)

イスラエル国営放送IBA(2月15日付)は、イスラエル外務省が在外公館に電報で文書を送り、赴任国の政府に同文書を提出するよう指示したと伝えた。

この文書には「バッシャール・アサド政権が大胆にもこうした兵器(化学兵器)をゴラン高原の国境地帯で使用し、イスラエル領内に被害が及んだ場合、極めて強硬な手段をもって報復せざるを得ないだろう」と記されているという。

また「イランのシリア進駐により、イスラエルの主権をこれまで以上に侵害されかねず、そうなれば地域全体の事態が緊張する。主権、そして国民の安全を守るイスラエルはこうしたことを許さない」と付言され、国際社会に対して「シリアとレバノンで活動するテロ組織ヒズブッラーを駆使してイスラエルを締め付けようとするイスラエルの試み」を阻止し、「シリアからイスラエル軍を撤退」させるよう呼びかけているという。

AFP, February 15, 2018、ANHA, February 15, 2018、AP, February 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018、al-Hayat, February 16, 2018、IBA, February 15, 2018、Reuters, February 15, 2018、SANA, February 15, 2018、UPI, February 15, 2018などをもとに作成。

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