ロシアはアル=カーイダ系のシャーム解放機構と自由シリア軍がダルアー市で塩素ガスを使用した挑発行為を計画していると非難(2018年4月6日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターのユリ・エフトシェンコ代表は、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)と「自由シリア軍」がシリア南部のダルアー市で塩素ガス攻撃を計画していると非難した。

エフトシェンコ代表は「シリア政府側についたシャーム自由人軍が入手した情報によると、シリア南部の武装集団が有毒ガスの使用など一連の挑発行為を準備している」と述べた。

この計画は、ダルアー市などで塩素ガスを装填した武器を手榴弾で爆発させ、その映像を撮影し、シリア軍による攻撃と喧伝するというものだという。

『ハヤート』(4月7日付)が伝えた。

AFP, April 6, 2018、ANHA, April 6, 2018、AP, April 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2018、al-Hayat, April 7, 2018、Reuters, April 6, 2018、SANA, April 6, 2018、UPI, April 6, 2018などをもとに作成。

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