ダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市での化学兵器(塩素ガス)使用疑惑事件を根拠に13日にシリア攻撃を敢行した米英仏の三カ国は、シリア国内での化学兵器の使用実態を調査するための「独立国際調査機関」(UNIMI)の設置を定めた決議案を国連安保理に提出した。
決議案は、人道支援の配給と国連監督下での和平協議の開始(再開)も求めている。
同様の決議案は、9日にも提出されたが、ロシアの拒否権発動で10日に廃案となっている。
AFP(4月15日付)などが伝えた。
AFP, April 15, 2018、ANHA, April 15, 2018、AP, April 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 15, 2018、al-Hayat, April 16, 2018、Reuters, April 15, 2018、SANA, April 15, 2018、UPI, April 15, 2018などをもとに作成。
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