ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、中国の北京で開催されている上海条約機構の外相会談で、シリア情勢に関して「米国はシリアから出て行く意思はない」と批判した。
ラブロフ外務大臣は、シリアの経済復興に関して「時間を要するだろう。すべての当事者が国際法とシリアの主権を尊重することが求められる」と述べる一方、名指しは避けつつも欧米諸国「公然とシリアを破壊する作戦に加担した…。ドナルド・トランプ米大統領の発言とは異なり…、米国はユーフラテス川東岸に展開し…、そこから出て行く意思はない」と非難した。
一方、上海条約機構国防相会合で、セルゲイ・ショイグ国防大臣は、米国をはじめとする有志連合がの目的が「ダーイシュ(イスラーム国)との戦いではなく、シリアでの「軍事的、経済的プレゼンスの強化」だと非難した。
『ハヤート』(4月25日付)が伝えた。
AFP, April 24, 2018、ANHA, April 24, 2018、AP, April 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2018、al-Hayat, April 25, 2018、Reuters, April 24, 2018、SANA, April 24, 2018、UPI, April 24, 2018などをもとに作成。
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