カタールのムハンマド外務大臣は「我々は緊急人道支援を送り、政治的解決に向けて活動する」と述べ、シリアは兵に消極姿勢を示す(2018年4月25日)

カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣は、ドナルド・トランプ米大統領が米軍撤退と合わせて、アラブ諸国に対してシリアに部隊を展開するよう求めていることに関して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/mba_althani)で、「シリアは世界が目の当たりにしている最悪の人道的悲劇だ…。我々国際社会にその連帯責任がある」と綴ったうえで、「我々は緊急人道支援を送り、政治的解決を導出するために活動する」と表明した。

この発言は、サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣が、カタールに対して米軍駐留の費用を肩代わりするよう要請したとSPA(4月25日付)が伝えたのを受けたもの。

AFP, April 26, 2018、ANHA, April 26, 2018、AP, April 26, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2018、al-Hayat, April 27, 2018、Reuters, April 26, 2018、SANA, April 26, 2018、SPA, April 26, 2018、UPI, April 26, 2018などをもとに作成。

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