英国はシリア領内でのダーイシュに対する爆撃で民間人を殺害したことを初めて認める(2018年5月3日)

『ガーディアン』(5月3日付)は、英国のギャビン・ウィリアムソン国防大臣が、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)拠点に対する英空軍の爆撃により、民間人1人が死亡したことを認め、深い懸念の意を表明したと伝えた。

ウィリアムソン国防大臣が議会に送った書簡によると、2018年3月26日に、有志連合に参加する英空軍がシリア東部で戦闘員3人が乗ったオートバイに対して行った爆撃で、民間人1人を意図せずに殺害してしまったという。

AFP, May 3, 2018、ANHA, May 3, 2018、AP, May 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2018、The Guardian, May 3, 2018、al-Hayat, May 4, 2018、Reuters, May 3, 2018、SANA, May 3, 2018、UPI, May 3, 2018などをもとに作成。

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