米主導の有志連合はシリアとイラクでの爆撃で「意図せず死亡したとされる民間人」は2018年4月末の段階で892人と発表(2018年5月31日)

有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2018年4月にシリア、イラク両国領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる4件の新たな報告を受け、すでに報告されている476件と併せて調査を行い、159件の調査を完了した。

調査を完了した案件のうち149件は事実と異なり、また5件は重複しており、民間人の犠牲者が出たとされるのは5件のみで、これによる民間人の犠牲者は9人だった。

321件については調査が継続される。

これにより、2014年8月から2018年4月までに有志連合が実施した空爆2万9,358回によって、意図せず犠牲となったことが確認される民間人の数は892人となった。

CENTCOM, May 31, 2018をもとに作成。

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