ウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使が、米主導の有志連合も駐留するアレッポ県ユーフラテス川右岸(西岸)の西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の拠点都市マンビジュ市を訪問し、同市の自治関係者と非公式会合を行った。
ANHA(6月8日付)の特派員が伝えたところによると、ロバーク氏は会合に先立って市内を視察し、有志連合がシリア民主軍の傘下で活動するマンビジュ軍事評議会を引き続き支援することを強調するとともに、住民に対して、いかなるかたちであれ、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団が同市に入ることを認めないと明言した。
AFP, June 7, 2018、ANHA, June 7, 2018、AP, June 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 7, 2018、al-Hayat, June 8, 2018、Reuters, June 7, 2018、SANA, June 7, 2018、UPI, June 7, 2018などをもとに作成。
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