シリア南部の反体制派支配地域の処遇をめぐる米、ロシア、ヨルダンの会談いまだ開催されず(2018年6月7日)

ヨルダン日刊紙『ガド』(6月7日付)は、シリア南部の反体制派支配地域の処遇をめぐってヨルダンの首都アンマンで予定されていた米国、ロシア、ヨルダンによる三カ国会談がいまだに開催されていないと伝えた。

開催されていない理由、詳細については明らかにされなかった。

三カ国の会談は、6月初めに予定されており、シリア南部からのイラン・イスラーム革命防衛隊やその支援を受ける民兵、レバノンのヒズブッラーの撤退、ナスィーブ国境通行所の処遇、停戦の維持などについて協議される予定だった。

AFP, June 7, 2018、ANHA, June 7, 2018、AP, June 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 7, 2018、al-Ghad, June 7, 2018、al-Hayat, June 8, 2018、Reuters, June 7, 2018、SANA, June 7, 2018、UPI, June 7, 2018などをもとに作成。

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