ポンペオ米国務長官とデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は政治移行なき復興に疑義を呈する(2018年8月16日)

米国務省は声明を出し、マイク・ポンペオ国務長官とスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表が会談、政治プロセスが進行しないなかで、復興について話すのは時期尚早で、すべての当事者は、憲法改正、自由で公正な選挙の実施といった政治移行を定めた国連安保理決議第2254号に従う必要がある点で意見が一致したと発表した。

一方、ヘザー・ナウアート国務省報道官は、シリア情勢への対応を協議するために9月にトルコのイスタンブールで開催が予定されているトルコ、ロシア、イラン首脳会議に関して「ジュネーブに代わるものはない…。国連主催のジュネーブ・プロセスこそが、シリアで長期的な政治解決をもたらす唯一の方法である」と批判的な姿勢を示した。

AFP, August 16, 2018、ANHA, August 16, 2018、AP, August 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2018、al-Hayat, August 17, 2018、Reuters, August 16, 2018、SANA, August 16, 2018、UPI, August 16, 2018などをもとに作成。

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