サウジアラビアに続いてUAEがロジャヴァ支配地域復興に向けて5,000億ドルの拠出を約束(2018年8月18日)

ブレット・マクガーク米大統領特使(対ダーイシュ(イスラーム国)有志連合担当)は、サウジアラビアに続いて、アラブ首長国連邦(UAE)も、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のシリア北東部の復興に向けて5,000億ドルの拠出を約束したことを明らかにした。

マクガーク米大統領特使は「我々はまだカリフ制(ダーイシュ)を物理的に打ち負かす(作戦の)最終段階を開始していない。それは今準備されており、我々が時を選んで行われるだろう。だが、それは実施される」としたうえで、UAEが資金拠出を誓約したことを明らかにし、「我々はシリアに留まる。ダーイシュと永続的に戦うことに焦点を当てる」と強調した。

AFP, August 18, 2018、ANHA, August 18, 2018、AP, August 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2018、al-Hayat, August 19, 2018、Reuters, August 18, 2018、SANA, August 18, 2018、UPI, August 18, 2018などをもとに作成。

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