ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月22日付)を公開し、9月21日に難民107人(うち女性31人、子供55人)が新たに帰国したと発表した。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は14,470人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者14,152人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は24万3,750人(うち女性7万3,123人、子供12万4,314人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は663万1,873人(うち女性216万9,215人、子供349万8,734人)。
一方、国内避難民388人が9月21日に新たに帰宅した。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は15万603人(うち女性4万5,758人、子供7万6,564人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は123万2,965人(うち女性37万467人、子供62万8,568人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月21日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県6件、ラタキア県5件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも1件(イドリブ県)の停戦違反を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, September 22, 2018をもとに作成。
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