デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相と会談(2018年10月24日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、首都ダマスカスでワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相と会談した。

SANA(10月24日付)によると、会談では、シリアでの危機解決に向けた政治プロセス、とりわけ制憲委員会の設置について意見が交わされた。

SANA, October 24, 2018

ムアッリム外務在外居住者大臣は会談で、「憲法およびこれに関わる問題はシリアの主権に関わっており、シリア国民が外国の介入なくこれを決定する…。制憲委員会の活動は、国連憲章、国際法、そしてシリアに関連する国連安保理決議の規定に基づいて行われるべきで、そこでは…シリアの主権、独立、領土および国民の統合が強く求められている」と述べた。

AFP, October 24, 2018、ANHA, October 24, 2018、AP, October 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 24, 2018、al-Hayat, October 25, 2018、Reuters, October 24, 2018、SANA, October 24, 2018、UPI, October 24, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.