ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月7日付)を公開し、11月6日に難民803人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは195人(うち女性60人、子供103人)、ヨルダンから帰国したのは608人(うち女性182人、子供304人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は31,260人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者23,041人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者8,219人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 260,540人(うち女性78,167人、子供132,773人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。
一方、国内避難民250人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは33人(うち女性17人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは217人(うち女性68人、子供112人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は164,613人(うち女性49,977人、子供82,995人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,246,975人(うち女性374,975人、子供635,378人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(ラタキア県2件、アレッポ県2件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 7, 2018をもとに作成。
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