ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月23日付)を公開し、11月22日に難民801人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは215人(うち女性64人、子供111人)、ヨルダンから帰国したのは586人(うち女性176人、子供299人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は46,487人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者26,052人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者20,435人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 275,767人(うち女性82,725人、子供140,559人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。
一方、国内避難民224人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは31人(うち女性14人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは193人(うち女性60人、子供93人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は168,827人(うち女性51,382人、子供84,937人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,251,189人(うち女性376,380人、子供637,320人)となった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームも7件の停戦違反(アレッポ県1件、イドリブ県3件、ハマー県3件)を確認した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 23, 2018をもとに作成。
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