トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、訪問先のチュニジアでハミース・ジャフイナーウィー外務大臣との会談後の共同記者会見で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を「子供を虐殺するというPKK(クルディスタン労働者党)と同じ特徴がある」と批判した。
チャヴシュオール外務大臣はまた、ネタニヤフ首相がPKKに共感を示していることの背景に、「そうすることでシリアを分割しようとしていたからだ」と断じた。
そのうえで「彼らの計画が失敗したとたん、(ネタニヤフ首相は)恨み始めた。彼が最近になって、「クルド同胞」という言葉を用いて、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を攻撃しているのを見るが良い」と付言した。
アナトリア通信(12月24日付)が伝えた。
なお、トルコとイスラエルは、エルドアン大統領がツイッターでイスラエルを「テロ国家」などと批判する一方、ネタニヤフ首相も「北キプロスを占領し、トルコ国内のクルドの村々で女性や子供を虐殺している」などと反論し、対立を深めていた。
AFP, December 24, 2018、Anadolu Ajansı, December 24, 2018、ANHA, December 24, 2018、AP, December 24, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 24, 2018、al-Hayat, December 25, 2018、Reuters, December 24, 2018、SANA, December 24, 2018、UPI, December 24, 2018などをもとに作成。
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