ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから447人、ヨルダンから728人の難民が帰国、避難民207人が帰宅(2019年1月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月23日付)を公開し、1月22日に難民1,175人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは447人(うち女性134人、子供228人)、ヨルダンから帰国したのは728人(うち女性218人、子供371人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は108,864人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者45,164人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者63,700人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 338,144人(うち女性101,468人、子供172,347人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民207人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは31人(うち女性10人、子供13人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは176人(うち女性57人、子供78人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は4,552人(うち女性1,555人、子供2,017人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,273,355人(うち女性384,181人、子供645,874人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 23, 2019、SANA, January 23, 2019をもとに作成。

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