ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月30日付)を公開し、1月29日に難民1,089人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは489人(うち女性147人、子供249人)、ヨルダンから帰国したのは600人(うち女性180人、子供306人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は117,695人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者49,105人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者68,590人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 346,975人(うち女性104,118人、子供176,850人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性13人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは256人(うち女性88人、子供117人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は6,516人(うち女性2,230人、子供2,873人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,275,112人(うち女性384,789人、子供646,639人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 30, 2019、SANA, January 30, 2019をもとに作成。
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