ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月7日付)を公開し、3月6日に難民823人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは112人(うち女性32人、子供53人)、ヨルダンから帰国したのは711人(うち女性194人、子供330人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は152,157人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者58,475人(うち女性17,676人、子ども29,741人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者93,682人(うち女性28,130人、子ども47,763人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 381,437人(うち女性114,464人、子供194,426人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民113人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは37人(うち女性12人、子供16人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは24人(うち女性9人、子ども7人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは52人(うち女性11人、子ども18人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は11,938人(うち女性4,124人、子供5,157人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,280,534人(うち女性386,683人、子供648,923人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 7, 2019をもとに作成。
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