フランスのマクロン大統領は、アル=カーイダに対するロシア・シリア軍の攻撃を「いかなる軍事的選択肢も受け入れられない」と非難(2019年5月7日)

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配下にあるシリア北西部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対してロシア・シリア軍が攻撃を強めていることに関して、「いかなる軍事的選択肢も受け入れられない」と非難した。

マクロン大統領は「爆撃により数百人が死傷し、15万人以上が避難を余儀なくされている…。シリアの人道状況は深刻で、いかなる軍事的選択肢も受け入れられない」と述べた。

ロイター通信(5月7日付)が伝えた。

AFP, May 7, 2019、ANHA, May 7, 2019、AP, May 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2019、al-Hayat, May 8, 2019、Reuters, May 7, 2019、SANA, May 7, 2019、UPI, May 7, 2019などをもとに作成。

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