ハサカ県各所でYPG主体のシリア民主軍と米主導の有志連合の合同パトロール部隊が兵役を忌避する住民多数を連行(2019年8月28日)

ハサカ県では、SANA(8月28日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・ブラーク町近郊のジャスア村、ナッス・タッル村、西サムヒーヤーン村、アブドッサイイド村で、人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍と米軍主体の有志連合の車輌40台以上からなる合同パトロール部隊が、シリア民主軍への従軍を拒否する兵役忌避者と彼らが隠し持っているという武器を押収するとして強制捜査を行い、住民多数を連行した。

AFP, August 28, 2019、ANHA, August 28, 2019、AP, August 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2019、Reuters, August 28, 2019、SANA, August 28, 2019、SOHR, August 28, 2019、UPI, August 28, 2019などをもとに作成。

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