『ワタン』:ロシアのプーチン大統領はシリアのアル=カーイダ系組織の解体と自由シリア軍への編入のための猶予をトルコのエルドアン大統領に与える(2019年9月1日)

シリアの日刊紙『ワタン』(9月1日付)は、8月27日のロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との会談で、プーチン大統領がエルドアン大統領に対して、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の組織を解体し、トルコが支援する国民解放戦線(自由シリア軍)に編入するための猶予を与えた、と伝えた。

プーチン大統領はまた、フッラース・ディーン機構、アンサール・タウヒードといったシャーム解放機構以外のアル=カーイダ系組織についても組織解体の猶予期間を与えた。

これらの組織の解体と国民解放戦線への編入は「可能な限り短期間」で行うことが求められているという。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019、al-Watan, September 1, 2019などをもとに作成。

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