ロシアは米軍によるイドリブ県爆撃を非難(2019年9月1日)

ロシア外務省は声明を出し、8月31日に米軍がイドリブ県カファルヤー町にアンサール・タウヒードの拠点を爆撃したことに関して、同地の停戦の監視するロシア、トルコのいずれに対しても事前通告がなかったと発表した。

声明によると、米軍が爆撃したのは、マアッラトミスリーン市・カファルヤー町の地域。

声明は、「米国はロシアとのこれまでのあらゆる合意をこの爆撃により違反した。米国の爆撃はこの地域の停戦維持を危険にさらすものだ」と批判した。

AFP, September 1, 2019、ANHA, September 1, 2019、AP, September 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2019、Reuters, September 1, 2019、SANA, September 1, 2019、SOHR, September 1, 2019、UPI, September 1, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.