米軍がダイル・ザウル県で空挺作戦を敢行、4人を殺害、多数を拘束・連行(2019年9月20日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月20日付)、ダイル・ザウル24(9月20日付)などによると、米軍ヘリコプター5機がズィーバーン町で空挺作戦を敢行し、住民4人を殺害、多数を拘束・連行した。

空挺作戦には、米軍のF-16戦闘機1機、偵察機1機、装甲車輌10台、さらに人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊数十人が参加、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーが潜伏していると思われる国内避難民(IDPs)の住居1件を急襲したという。

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ハサカ県では、ANHA(9月20日付)によると、ラアス・アイン市の国境地帯で、米・トルコ両軍のヘリコプターが合同偵察活動を実施した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、Dayr al-Zawr 24, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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