シリア北東部から撤退したはずの米軍部隊がロシア軍の新司令部に近いハイムー村、ラッカ市近郊のジャズラ基地に舞い戻る(2019年11月2日)

ハサカ県では、SANA(11月2日付)によると、シリア北東部に駐留を続けていた米軍部隊が車輌55台を連ねて、違法に設置されたワリード通行所を経由してイラクに撤退した。

しかし、シリア人権監視団によると、シリア北東部から撤退した米軍部隊が再び、シリア領内に入り、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市の西4キロの距離に位置するハイムー村一帯に展開、パトロール活動を行った。

米軍はこの地に新たな拠点を設置しようとしているという。

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ラッカ県では、ユーフラテス・ポスト(11月2日付)によると、米軍が一度は部隊を撤退させていたラッカ市近郊のジャズラ村の基地に再び部隊を派遣、再展開した。

AFP, November 2, 2019、ANHA, November 2, 2019、AP, November 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2019、Euphrates Post, November 2, 2019、Reuters, November 2, 2019、SANA, November 2, 2019、SOHR, November 2, 2019、UPI, November 2, 2019などをもとに作成。

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