イスラエル軍は首都ベイルート北のジューニエ市の車1台を狙って爆撃を行い、2人を殺害(2024年10月19日)

ナハールネット(10月19日付)、NNA(10月19日付)、マナール・チャンネル(10月19日付)などによると、

イスラエル軍は、首都ベイルート北のジューニエ市の車1台を狙って爆撃を行い、2人を殺害した。

イスラエル軍はまた、レバノン南部、ベカーア地方への重点的な爆撃を継続した。

一連の攻撃に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのビント・ジュベイル地区の司令官ナースィル・アブドゥルアズィーズ・ラシードを殲滅したと発表した。

また、10月9日に重傷を負っていた兵士が死亡したとする声明を出した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月19日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して25回の攻撃を実施したと発表した。

ジャズィーラ・チャンネル(10月19日付)などによると、カイザリア市にあるベンヤミン・ネタニヤフ首相の別荘が無人航空機の攻撃を受けて、軽い損害を受けた。

イスラエル軍によると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約200発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

レバノンの保健省は9月23日以降の死者数は10月18日の時点で2,448人、負傷者が11,471人となったと発表した。

AFP, October 19, 2024、Aljazeera, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Naharnet, October 19, 2024、NNA, October 19, 2024、Qanat al-Manar October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

ロシア当事者和解調整センターは、テロリストらがイドリブ県南部の緊張緩和地帯でホワイト・ヘルメットのメンバーとともに、有毒ガスを使った偽旗作戦実施を計画しているとの情報を得たと発表(2024年10月19日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、テロリストらがイドリブ県南部の緊張緩和地帯で、ホワイト・ヘルメットのメンバーとともに、有毒ガスを使って民間人を攻撃し、シリア軍の犯行に見せかけようとする偽旗作戦実施を計画しているとの情報を得たと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月19日付)、タス通信(10月19日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 19, 2024、TASS, October 19, 2024をもとに作成。

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イスラエル軍がヒムス県の「非公式」の国境通行所を爆撃する一方、クナイトラ県を砲撃(2024年10月19日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機1機が、フーシュ・サイイド・アリー村西の「非公式」の国境通行所近くで車輛1輌を狙って爆撃を行った。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原からハドル村南西を砲撃、スハイター村の農地に砲弾複数発が着弾した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って117回(うち96回が航空攻撃、21回が地上攻撃)となり、これにより198あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、53人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:46回
ダルアー県:17回
ヒムス県:30回
クナイトラ県:12回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:2回

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のCONOCOガス田に違法に設置されている米軍基地がシリア政府支配下の2ヵ村を砲撃:「イランの民兵」もCONOCOガス田基地を砲撃(2024年10月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)基地が、シリア政府の支配下にあるいわゆる7ヵ村のうちのフシャーム町、マッラート村を砲撃した。

これに対して、「イランの民兵」がCONOCOガス田の米軍基地を狙ってロケット弾1発を発射、米軍が迎撃した。

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シリア人権監視団によると、2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで149回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:17回
CONOCOガス田の基地:51回
ハッラーブ・ジール村の基地:22回
タンフ国境通行所の基地:17回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル領内の4ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月19日)

イラク・イスラーム抵抗は午前6時32分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」北部の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。


また、午前11時56分にも声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午後9時24分にも声明を出し、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後9時45分にも声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

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これに関連して、イスラエル軍は午後9時17分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて「午後9時40分から45分にかけてゴラン高原南部で警報が発令され、シリアからイスラエル領内に侵入した1機のUAVがイスラエル空軍によって撃破された」と発表した。

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構がラタキア県北部を砲撃し、シリア軍士官1人を含む2人を殺害(2024年10月19日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県北部に集結するシリア軍部隊を砲撃し、士官(中尉)1人を含む2人を殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカッバーナ丘一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機4機が、シャーム解放機構の支配下にあるダーラト・イッザ市、第111中隊基地一帯を攻撃した。

シリア軍はまた、カフル・ヌーラーン村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアーフィス村を砲撃し、女性1人が負傷した。

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、ラーダール村を砲撃(2024年10月19日)

アレッポ県では、ANHA(10月18日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、ヒルバト・シャッアーラ村、ラーダール村を砲撃した。

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の元幹部でイスラーム法学者・説教師のアブドゥッラッザーク・マフディー氏は逮捕されていた同機構のメンバーらが釈放されたと発表(2024年10月19日)

シャーム解放機構の元幹部でイスラーム法学者・説教師のアブドゥッラッザーク・マフディー氏はテレグラムのアカウント(https://t.me/Abedrazzakmahddii/)を通じて声明を出し、シャーム解放機構によって捕えられていた同機構の元メンバーのアブー・シュアイブ・ミスリー氏、アブー・ヤフヤー・ジャザーイリー氏、シャリーフ・アブー・アブドゥルハーディー氏らが釈放されたと発表した。

イナブ・バラディー(10月19日付)が伝えた。

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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新たに任命されたダイル・ザウル県、ダルアー県、ラタキア県、ハマー県、クナイトラ県の知事が人民宮殿でアサド大統領に対して就任宣誓を行う(2024年10月19日)

10月17日に新たに任命されたダイル・ザウル県、ダルアー県、ラタキア県、ハマー県、クナイトラ県のマンハル・ナーディル・ヒンナーウィー知事、アスアド・ヤズィード・トゥーカーン知事、ハーリド・ワリード・アバーザ知事、カマール・アブドゥッラフマーン・バルムー知事、トゥーニー・アズィーズ・ハンナー知事が、人民宮殿でアサド大統領に対して就任宣誓を行った。




SANA(10月19日付)が伝えた。

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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ビラード・シャーム・ウラマー連合はイスラエル軍に殺害されたハマースのヤフヤー・スィンワール政治局長に弔意(2024年10月19日)

ビラード・シャーム・ウラマー連合は声明を出し、17日にイスラエル軍が殺害を発表したハマースのヤフヤー・スィンワール政治局長に弔意を示すとともに、同政治局長が最後の瞬間までイスラエルに抵抗し続けたことが、力強さ、前向きさ、そして男らしさの表れとして次世代の記憶に刻まれ、「(アクサー)大洪水(の作戦)後も続けられるであろう千の大洪水を照らす灯火となるだろう」と強調した。

SANA(10月19日付)が伝えた。

AFP, October 19, 2024、ANHA, October 19, 2024、‘Inab Baladi, October 19, 2024、Reuters, October 19, 2024、SANA, October 19, 2024、SOHR, October 19, 2024などをもとに作成。

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社会問題労働省はレバノンからの避難民に対する友愛の家族協会、慈善社会福祉協会などのラタキア県での支援活動を紹介(2024年10月18日)

社会問題労働省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mosal.syria/)を通じて、友愛の家族協会、慈善社会福祉協会、ダール・アター協会、モザイク協会、タウク・ヤースミーン協会、シリア社会開発協会、児童保護協会、心の笑顔協会、ザイナブ慈善協会が、ラタキア県の社会問題労働局の監督のもと、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したシリア人とレバノン人に対する緊急支援を行ったと発表した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はレバノン南部での戦闘で兵士4人が重軽傷を負ったと発表(2024年10月18日)

ナハールネット(10月18日付)、NNA(10月18日付)、マナール・チャンネル(10月18日付)などによると、イスラエル軍は、レバノン南部のジュバーア村、アイター・シャアブ村、ズラーリーヤ村、マルワーニーヤ村、バズーリーヤ村、シュアイティーヤ村、イブル・スィキー村、マーリキーヤ村、アンサール村などを攻撃した。

18日の戦況に関して、イスラエル軍は、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのタイバ地区司令官のムハンマド・フサイン・ラマールを攻撃(殺害)する一方、特殊大隊所属のマグラン部隊の兵士3人が重傷を、ゴラン大隊所属の第5111部隊の予備役士官1人が軽傷を負ったと発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月18日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して21回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗は、占領下ゴラン高原のヨアブ入植地、ハイファー市北のゾフォロン地区などをロケット弾でした。

イスラエル軍の発表によると、午後7時45分の時点で、ヒズブッラーは約75発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Naharnet, October 18, 2024、NNA, October 18, 2024、Qanat al-Manar October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を2件、55キロ地帯への侵犯を18件確認したと発表(2024年10月18日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を2件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、F/A-18戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を18件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月18日付)、タス通信(10月18日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 18, 2024、TASS, October 18, 2024をもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はアラビア海で船舶メガロポリスを標的とする軍事作戦を実施したと発表(2024年10月18日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後11時2分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、アラビア海で船舶メガロポリスを標的とする軍事作戦を実施したと発表した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はシリアから接近したイラク・イスラーム抵抗の無人航空機を撃破(2024年10月18日)

イラク・イスラーム抵抗は午後1時56分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。


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これに関して、イスラエル軍は午後9時17分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、「不審な航空標的1つが先ほど、シリアからイスラエル領に接近、イスラエル空軍が撃破した。標的はイスラエル領内に侵入する前に撃破された」と発表した。

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また、シリア人権監視団は、イスラエル軍がダルアー県ヤルムーク渓谷上空を通って、占領下のゴラン高原上空に飛来したイラク・イスラーム抵抗の無人航空機2機を撃墜したと発表した。

同監視団によると、ヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を実質占領する米軍(有志連合軍)は2機を迎撃できなかったという。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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トルコで活動する反体制組織の一つシリア・イスラーム評議会とアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動は17日にイスラエル軍が殺害を発表したハマースのヤフヤー・スィンワール政治局長に弔意(2024年10月18日)

トルコで活動する反体制組織の一つシリア・イスラーム評議会は声明を出し、17日にイスラエル軍が殺害を発表したハマースのヤフヤー・スィンワール政治局長に弔意を示した。

また、シリア国民軍(国民解放戦線)を主導するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動も声明を出し、同じく弔意を示した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がヒムス県クサイル市に近い「非公式」の国境通行所2ヵ所を爆撃(2024年10月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、レバノンのベカーア県ヘルメル郡のカスル町に至るクサイル市西の「非公式」の国境通行所と、同じくクサイル市南西のフーシュ・サイイド・アリー村に設置されている「非公式」の国境通行所を爆撃した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って115回(うち95回が航空攻撃、20回が地上攻撃)となり、これにより196あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

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同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、53人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:46回
ダルアー県:17回
ヒムス県:29回
クナイトラ県:11回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:2回

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、ハマー県、アレッポ県を砲撃(2024年10月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村にあるトルコ軍の拠点一帯を砲撃した。

シリア軍はまた、タフタナーズ市一帯、ザーウィヤ山地のフライフィル村、カンスフラ村一帯を砲撃し、シャーム解放機構のメンバー1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサルマーニーヤ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村を砲撃した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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米国(有志連合)が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプで2ヵ月の乳児が医療物資の不足が原因で死亡(2024年10月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国(有志連合)が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで、2ヵ月の乳児が医療物資の不足が原因で死亡した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県内各所で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後、ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年10月18日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアビーン・サムアーン村、クールカーニヤー村、ビンニシュ市、アリーハー市、アティマ村、アルマナーズ市、カフルタハーリーム町、イドリブ市で、住民らが金曜日の午後の集団礼拝後、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。








また、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がデモに参加した男性1人に暴行を加え、その後、逮捕、連行した。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年10月18日)

スワイダー県では、スワイダー24(10月18日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024、Suwayda 24, October 18, 2024などをもとに作成。

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解体命令を受けていた北の鷹旅団は声明を出し、解体を宣言、スルターン・スライマーン・シャー師団とハムザ師団に統合されると発表(2024年10月17日)

シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)傘下の暫定内閣国防省に解体命令を受けていたシリア国民軍所属の北の鷹旅団は声明を出し、解体を宣言、スルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャート師団)、ハムザ師団(ハムザート師団)に統合されると発表した。

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一方、シリア国民軍第3軍団シャーム戦線傘下のアフル・ディヤール連合、サージドゥーン・リッラー大隊、第5旅団が18日にそれぞれ声明を出し、第51師団に統合されたと発表した。


また、シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)傘下の暫定内閣国防省は声明を出し、この統合に歓迎の意を示した。

テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)などが伝えた。

AFP, October 18, 2024、ANHA, October 18, 2024、‘Inab Baladi, October 18, 2024、Reuters, October 18, 2024、SANA, October 18, 2024、SOHR, October 18, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を6件、55キロ地帯への侵犯を13件確認したと発表(2024年10月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を6件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、タイフーン戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機、MQ-9リーパー無人攻撃機1機による領空侵犯を13件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月17日付)、タス通信(10月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 17, 2024、TASS, October 17, 2024をもとに作成。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所はレバノンからシリアへの避難民の数が約400,000人に達していると発表(2024年10月17日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は速報(#15)を発表し、レバノンからシリアへの避難民の数が約400,000人に達していると発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア空軍がイドリブ県の緊張緩和地帯内にある違法な武装集団の軍事基地6ヵ所を含む13ヵ所を爆撃したと発表(2024年10月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍がイドリブ県の緊張緩和地帯内にある違法な武装集団の軍事基地6ヵ所、工場3ヵ所、ドローン格納施設1ヵ所、教練キャンプ1ヵ所、要塞1ヵ所、弾薬庫1ヵ所を爆撃したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月17日付)、タス通信(10月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 17, 2024、TASS, October 17, 2024をもとに作成。

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社会問題労働省はレバノンからの避難民に対するナダー協会、貧困患者救援協会、タマイユズ開発財団のジュダイダト・ヤーブース国境通行所での支援活動を紹介(2024年10月17日)

社会問題労働省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mosal.syria/)を通じて、ナダー協会、貧困患者救援協会、タマイユズ開発財団などがダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所などで、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したシリア人とレバノン人に対する緊急支援を行ったと発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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イスラエルはハマースのヤフヤー・スィンワールを殺害したと発表(2024年10月17日)

ナハールネット(10月17日付)、NNA(10月17日付)、マナール・チャンネル(10月17日付)などによると、イスラエル軍は、ベカーア地方の複数ヵ村およびレバノン南部の複数ヵ村を爆撃した。

17日の戦況に関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのビント・ジュベイル地区の大隊司令官フサイン・ムハンマド・アワーダを殲滅したほか、1日でテロリスト45人を殲滅、テロ標的150ヵ所以上を解体したと発表した。

また、南部戦線においては、ハマースのヤフヤー・スィンワールを含む3人を殺害したと発表した。

さらに、レバノン南部の戦闘で兵士5人が死亡したとする声明を発表した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、10月17日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して17回の攻撃を実施したと発表した。

レバノンの保健省は16日のイスラエル軍の爆撃で45人が死亡、179人が負傷したと発表した。

これにより、9月23日以降の死者数は2,412人、負傷者は11,267人となった。

一方、国内避難民の数は190,882人(44,121世帯)となり、シリアへの避難民はシリア人333,893人、レバノン人132,074人となった。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Naharnet, October 17, 2024、NNA, October 17, 2024、Qanat al-Manar October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はイエメン領内のフーシー派支配地域内の武器貯蔵施設複数ヵ所に対して、複数回の精密爆撃を実施したと発表(2024年10月17日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前5時49分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、イエメン領内のフーシー派支配地域内の武器貯蔵施設複数ヵ所に対して、複数回の精密爆撃を実施したと発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル領内の標的3ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月17日)

イラク・イスラーム抵抗は午前6時5分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午後1時10分にも声明を出し、「我々の占領地」南部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに午後1時58分にも声明を出し、「我々の占領地」の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県、ラタキア県の各所を攻撃(2024年10月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機1機がシャーム解放機構の支配下にあるダーラト・イッザ市一帯を攻撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマンタフ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市で正体不明の武装集団がシリア軍兵士1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, October 17, 2024、ANHA, October 17, 2024、‘Inab Baladi, October 17, 2024、Reuters, October 17, 2024、SANA, October 17, 2024、SOHR, October 17, 2024などをもとに作成。

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