トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部各所を砲撃(2024年10月14日)

アレッポ県では、ANHA(10月14日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村、フーシャリーヤ村、トゥーハール村、サイヤーダ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、タッル・リフアト市近郊のハサージク村、ワルディーヤ村、ハースィーン村、アリー・カリー村、ガルナータ村を砲撃した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊が、レバノンから避難し「ユーフラテスの盾」地域を経て、「平和の泉」地域に到着したシリア人2人を逮捕(2024年10月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「平和の泉」地域の中心都市アフリーン市で、トルコ軍憲兵隊が、レバノンから避難し、「ユーフラテスの盾」地域を経て同地に到着したと見られるシリア人1人を逮捕した。

トルコ軍憲兵隊はまた、シーラーワー町近郊のクワンディー・マーズィン村でもレバノンから帰還(避難)してきた55歳の男性を逮捕した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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シリア人権監視団:イスラエルの攻撃激化を受けたシリア人とレバノン人のレバノンからシリアへの避難に乗じて、金銭を見返りにシリアへの密入国を請け負う動きが横行(2024年10月14日)

シリア人権監視団は、複数の活動家の情報として、イスラエルの攻撃激化を受けたシリア人とレバノン人のレバノンからシリアへの避難に乗じて、金銭を見返りにシリアへの密入国を請け負う動きが横行いていると発表した。

同監視団によると、避難を希望するシリアへの密入国者は1人につき200米ドルの支払いを求められているという。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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ジャラーリー首相は地震被災者支援国民基金の会合を開催し、補償の支払い、建物の再建に必要な所有者の同意(所有者の75%以上)が得られていない一部区画についての議論(2024年10月14日)

ムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー首相は、地震被災者支援国民基金の会合を開催し、2023年2月に発生したトルコ・シリア大地震の被災者に対する同基金のこれまでの活動についての評価を行った。

会合では、地震で損害を受けた一部の区画において、補償の支払い、建物の再建に必要な所有者の同意(所有者の75%以上)が得られていないことについての議論が行われた。

基金はまた、公共事業住宅省に対して被災者用住居の建設に必要な費用を特定するよう指示した。

なお、基金の代表を務めるフィラース・カッラース氏は会合で、9月までの活動成果を披露した。

その内容は以下の通り。

支援総額:1340億シリア・ポンド(約13億4000万円)
支援申請が受理されたA、B、C群の被災者:1,386人(A、B、C群の被災者1,917人の86%)

SANA(10月14日付)が伝えた。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所はレバノンからシリアへの避難民の数が約27万6000人に達していると発表(2024年10月14日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)シリア事務所は速報(#13)を発表し、レバノンからシリアへの避難民の数が約27万6000人に達していると発表した。

このうちの約70%がシリア人、約30%がレバノン人で、約60%が18歳以下だという。

また、シリアに避難した約27万6000人の5,500人以上が特別な支援を必要としており、そのなかには障害者や慢性疾患を抱える患者1,300人の含まれているという。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024、al-Watan, October 14, 2024などをもとに作成。

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ハリータ地方行政環境大臣:イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難しているシリア人とレバノン人のため、ダマスカス郊外県、ヒムス県などに収容センター20ヵ所を設置(2024年10月14日)

ルアイ・ハリータ地方行政環境大臣は、『ワタン』(10月14日付)の取材に対して、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難しているシリア人およびレバノン人のためにダマスカス郊外県、ヒムス県などに収容センター20ヵ所を設置、うち16ヵ所で避難民の受け入れを行っていると述べた。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024、al-Watan, October 14, 2024などをもとに作成。

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シリア人権監視団:ヒムス県クサイル市に居住していたレバノンのヒズブッラーの家族約50世帯がイスラエル軍の爆撃を警戒してヒムス市方面に退避(2024年10月14日)

シリア人権監視団は、複数の活動家の情報として、ヒムス県のクサイル市に居住していたレバノンのヒズブッラーの家族約50世帯が、イスラエル軍の爆撃を警戒して、数日前に同地からヒムス市北のムフターリーヤ村、ナジュマ村、アシュラフィーヤ村、カム村などシーア派住民が暮らす村に退避したと発表した。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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北・東シリア地域民主自治局はイスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9502人に達していると発表(2024年10月14日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9502人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:7054人
女性:6050人
子供:6305人

レバノン人:74人
遺体:19体

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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ハリータ地方行政環境大臣がアクバリー在シリア・イラン大使と会談し、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンからの避難を余儀なくされているシリア人とレバノン人への緊急対応にかかる連携のありようについて協議(2024年10月14日)

ルアイ・ハリータ地方行政環境大臣(高等救済委員会委員長)は、フセイン・アクバリー在シリア・イラン大使と会談し、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンからの避難を余儀なくされているシリア人とレバノン人への緊急対応にかかる連携のありようについて意見を交わした。

SANA(10月14日付)が伝えた。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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NGOが社会問題労働省との連携・監督のもと、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンからの避難を余儀なくされているシリア人やレバノン人に医療、食料、健康、人道支援、メンタル・サポートを提供(2024年10月14日)

SANA(10月14日付)は、社会問題労働省が、各県の関係部局を通じて、NGOとともに、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンからの避難を余儀なくされているシリア人やレバノン人に、医療、食料、健康、人道支援、メンタル・サポートを行っていると伝えた。



同省は、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mosal.syria/)を通じて、SOS子どもの村協会が、ビトジャンマアナー(私たちを結び付けよう)財団がダマスカス県の社会問題労働局とともに、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所を通じてシリアに入国したシリア人、レバノン人に対して、水やナツメヤシを配給するなどの緊急対応活動を開始したと紹介した。

また、タルトゥース県では、タルトゥース国境通行所を経由してシリアに入国し、タルトゥース市のブルー・ベイ・リゾート、カルナク家族リゾート、バアス前衛キャンプに設置されたセンターに収容されたシリア人とレバノン人に対して、バトゥール協会、賢い女性協会、家族計画協会、アニース・サアーダ天使協会、バーニヤース慈善社会サービス協会が、子どものためのリクリエーション、メンタル・ケアなどを提供した。

さらに、シリア社会開発協会がダマスカス県とイドリブ県の社会問題労働局の監督のもと、イドリブ県のハーン・シャイフーン市のセンターや、ハワー村、タッフ村で、避難したシリア人やレバノン人に教育支援を行った。

AFP, October 14, 2024、ANHA, October 14, 2024、‘Inab Baladi, October 14, 2024、Reuters, October 14, 2024、SANA, October 14, 2024、SOHR, October 14, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はザルイット入植地に集結するイスラエル軍部隊を自爆型無人航空機2機で攻撃、イスラエル軍兵士少なくとも67人が負傷(2024年10月13日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月13日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して38回の攻撃を実施したと発表した。


このうち、ザルイット入植地に集結するイスラエル軍部隊に対する自爆型無人航空機2機による攻撃では、イスラエル軍兵士少なくとも67人が負傷した。

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レバノン保健省の発表によると、イスラエル軍による過去24時間の攻撃で、51人が死亡、174人が負傷した。

これにより、昨年10月以降の死者数は2306人、負傷者数は1万698人となった。

ナハールネット(10月13日付)、NNA(10月13日付)、マナール・チャンネル(10月13日付)などが伝えた。

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米国防総省は声明を出し、4月13日と10月1日のイランによるイスラエルの攻撃を受けて、イスラエル軍の防空力強化を支援するため、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)をイスラエルに配備し、米軍兵士も派遣することを決定したと発表した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Naharnet, October 13, 2024、NNA, October 13, 2024、Qanat al-Manar October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年10月13日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、F/A-18戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月13日付)、タス通信(10月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 13, 2024、TASS, October 13, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民7,112人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年10月13日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民7,112人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月13日付)、タス通信(10月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 13, 2024、TASS, October 13, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は「我々の占領地」の軍事標的2ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月13日)

イラク・イスラーム抵抗は午前5時34分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」の軍事標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午前11時27分にも声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県CONOCOガス田の米軍(有志連合)の基地が、4日連続でシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市のダイル・ザウル航空基地を砲撃(2024年10月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地が、4日連続でシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市のダイル・ザウル航空基地を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局支配下のシャッダーディー市に米軍(有志連合)が違法に設置している基地に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構はアレッポ県とイドリブ県の農村地帯上空で偵察活動を行っていたロシア軍のAN-30偵察機を熱誘導ミサイルで攻撃(2024年10月13日)

シャーム解放機構は、アレッポ県とイドリブ県の農村地帯上空で偵察活動を行っていたロシア軍のAN-30偵察機を熱誘導ミサイルで攻撃した。

攻撃は失敗し、ロシア軍機は偵察活動を続けたという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市近くでシャーム解放機構の無人航空機1機を撃墜した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍とシリア軍の戦闘機からなる合同部隊がヒムス県砂漠地帯にあるダーイシュのスリーパーセルの活動拠点などを爆撃(2024年10月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とシリア軍の戦闘機からなる合同部隊が、タドムル市およびスフナ市一帯の砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの活動拠点などを爆撃した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルキーン市で住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年10月13日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるサルキーン市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、北・東シリア地域民主自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9324人に(2024年10月13日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万9324人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:6967人
女性:6009人
子供:6260人

レバノン人:58人
遺体:19体

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県マンビジュ市近郊のムフスィンリー村とアウン・ダーダート村を砲撃(2024年10月13日)

アレッポ県では、ANHA(10月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のムフスィンリー村の民家を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、アウン・ダーダート村を砲撃した。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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クナイトラ県のアブー・ナスル県知事がイスラエル軍侵攻の噂が拡散されていることを受けて県内農村地帯各所を視察(2024年10月13日)

クナイトラ県のムウタッズ・アブー・ナスル県知事は、SNSでイスラエル軍が侵攻するとの噂が拡散されていることを受けて、県内農村地帯各所を視察した。

アブー・ナスル県知事は、視察後に記者団に対して、「一部の人々が吹聴するような椅子られう占領軍の侵略は何ら存在しない。SNSでの噂とは逆に、住民は日常生活を安全に送っている。この地域が安全でないとの噂は正しいものではなく、情報戦の一環だ」と述べた。


SANA(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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レバノンから避難(帰還)したレバノン人とシリア人のための支援物資を積んだイランの貨物機とベネズエラの貨物機がそれぞれフマイミーム航空基地とダマスカス国際空港に到着(2024年10月13日)

ラタキア県では、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したレバの陣とシリア人のための支援物資を積んだイランの貨物機1機が、フマイミーム航空基地(殉教者バースィル・アサド国際空港)に到着し、ロシア当事者和解調整センターが貨物を受け取った。


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ダマスカス郊外県では、同じく支援物資13トンを積んだベネズエラの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

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SANA(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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レヴァント24はイスラエルのレバノン攻撃激化を受け、シリアのイドリブ県に帰還したシリア難民の証言を紹介(2024年10月12日)

反体制系ニュース・サイトのレヴァント24(10月12日付)は、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けて、家族5人とともに滞在先のレバノンからシリアに避難、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のマアッラトミスリーン市にある国内避難民(IDPs)キャンプに身を寄せているというハーリド・マスウードを名乗る人物にインタビューを行った。

マスウード氏は、「我々はここに居場所を見つけられて運が良かった…。キャンプは混雑しているが、安全だ…。困難はあるが、ここで私たちの生活を再建できると感じてる…。簡単ではないが、私たちが後にした場所よりはましです」などと述べた。

AFP, October 12, 2024、Aljazeera, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室は声明を出し、「軍事的な進展や革命の義務に対して、解放区を防衛し、その尊厳を保護・維持するための準備が整っており、対応する準備ができている」と表明(2024年10月12日)

「決戦」作戦司令室は声明を出し、シャーム解放機構がイドリブ県やアレッポ県でシリア軍に対する大規模攻撃を準備していることを受けて、シリア政府の支配地との境界地域に住む住民が避難を余儀なくされていることに関して、避難がシリア軍の攻撃の結果だと非難したうえで、「軍事的な進展や革命の義務に対して、解放区を防衛し、その尊厳を保護・維持するための準備が整っており、対応する準備ができている」と表明した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はカフラー村のレバノン軍の検問所を爆撃し、兵士2人を殺害(2024年10月12日)

ナハールネット(10月12日付)、NNA(10月12日付)、マナール・チャンネル(10月12日付)などによると、イスラエル軍はカフラー村のレバノン軍の検問所を爆撃し、兵士2人を殺害した。

イスラエル軍はまた、バアルベック・ヘルメル郡などを爆撃した。

これに関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じてと発表したところによると、午後3時の時点でヒズブッラーは約40発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

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一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月12日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して27回の攻撃を実施したと発表した。

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レバノン保健省の発表によると、イスラエル軍による過去24時間の攻撃で、12人が死亡、17人が負傷した。

これにより、昨年10月以降の死者数は13人、負傷者数は13人となった。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Naharnet, October 12, 2024、NNA, October 12, 2024、Qanat al-Manar October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米国が違法に駐留する55キロ地帯内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた10人(男性1人、女性2人、子供7人)のシリア政府支配地域への脱出を支援したと発表(2024年10月12日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、シリア当局とともに、米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた10人(男性1人、女性2人、子供7人)のシリア政府支配地域への脱出を支援したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月12日付)、タス通信(10月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 12, 2024、TASS, October 12, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間に、シリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民4,923人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年10月12日

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に、シリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民4,923人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月12日付)、タス通信(10月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 12, 2024、TASS, October 12, 2024をもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は11日早朝にシリア国内のダーイシュ(イスラーム国)のキャンプとして知られる複数ヵ所に対して爆撃を実施したと発表(2024年10月12日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午後1時31分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、10月11日早朝にシリア国内のダーイシュ(イスラーム国)のキャンプとして知られる複数ヵ所に対して爆撃を実施したと発表した。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は「我々の占領地」とエイラート市の標的5ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月12日)

イラク・イスラーム抵抗は午前6時10分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午前7時4分にも声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午後9時8分にも声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後9時42分にも声明を出し、イスラエルのエイラート市の重票標的2ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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レバノンから避難(帰還)したシリア人は28万1142人、レバノン人は11万5022人、合計で39万6164人に(2024年10月12日)

保健省は声明を出し、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したシリア人とレバノン人に対して保健当局が行った医療サービス件数が3万5000件に達し、約2万1000人がその対象となったと発表した。

このうち2万279件は、ダマスカス郊外県、タルトゥース県、ヒムス県の国境通行所で、1万4325件が収容センターで、358件が病院で、386件が救急車輛で提供されたという。


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地方行政環境省で高等救済委員会の会合が開催され、ムハンマド・ガーズィー・ジャラーリー内閣が議長を務めた。

会合では、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)するシリア人とレバノン人への緊急対応や支援、委員会、各県の支部、内外のNGOとの連携の方途などについて協議された。

なお、レバノンから避難(帰還)したシリア人は28万1142人、レバノン人は11万5022人、合計で39万6164人に達している。

その一部はダマスカス郊外県のハルジャラ村やサイイダ・ザイナブ町の収容センターに収容されている。

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SANA(10月12日付)などが伝えた。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、October 13, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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