ロシア難民受入移送居住センター:難民287人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は656,450人に(2021年4月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月13日付)を公開し、4月12日に難民287人(うち女性87人、子供147人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民287人(うち女性87人、子供147人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は656,450人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者261,202人(うち女性78,518人、子ども132,937人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は885,730人(うち女性265,794人、子供451,428人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,168人(うち女性31,533人、子供31,297人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,764人(うち女性414,092人、子供675,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 13, 2021をもとに作成。

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ボレルEU外務・安全保障対策上級代表はOPCWのIIT第2報告書発表の発表を歓迎、シリア軍による化学兵器使用を非難(2021年4月12日)

ジョセップ・ボレルEU外務・安全保障対策上級代表は声明を出し、化学兵器禁止機関(OPCW)が発表したシリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(技術事務局覚書S/1943/2021)に関して、報告書発表を歓迎するとともに、シリア軍による化学兵器使用を、国際法違反、戦争犯罪、人道に対する罪と厳しく非難、国際社会に対して適切な行動をとるよう呼びかけた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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オマーンのハイサム国王は、緊急勅令を発止、両国の公用旅券、一般旅券の保持者へのビザ発給を免除することを定めた両国合意を発効(2021年4月12日)

オマーンのハイサム・ビン・ターリク国王は、緊急勅令を発止、両国の公用旅券、一般旅券の保持者へのビザ発給を免除することを定めた両国合意を発効した。

両国合意は、3月のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣のオマーン訪問時に交わされていた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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OPCWはアサド政権による化学兵器使用を断定するIIT第2回報告書を公開(2021年4月12日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は、シリアでの化学兵器使用疑惑事件にかかる調査識別チーム(IIT)の第2回報告書(65ページ)を技術事務局の覚書(S/1943/2021)として公開した。

報告書は、OPCWの事実調査団(FFM)、複数の当事国などから入手した情報、事件現場にいたとされる人へのインタビュー、被害者や被害現場から採取されたとされるサンプルや残骸、衛星画像、専門家の意見をもとに、2020年4月から2021年3月にかけて実施された分析調査に基づくもの。

2018年2月4日にイドリブ県サラーキブ市で発生した化学兵器使用疑惑事件を中心に調査が行われ、「虎部隊」(スハイル・ハサン准将指揮下の部隊)に所属するシリア軍のヘリコプター1機から投下された少なくとも1本のシリンダーに装填されていた塩素ガスが飛散し、12人が被害を受けたと結論づける合理的な根拠があると結論づけた。

なお、第1回報告書は2020年4月8日に公開され、2017年3月24、25、30日にハマー県ラターミナ町で発生した事件について、シリア軍の関与を断定していた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って重点的に爆撃(2021年4月12日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って重点的に爆撃を実施した。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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トルコが国境から32キロの占領地内に防御壁を設置(2021年4月12日)

北・東シリア自治局タッル・アブヤド地区のハミード・アブド共同議長は、トルコが占領地内の基地の周囲に防御壁を設置していることを明らかにした。

ANHA(4月12日付)によると、トルコは2020年11月、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県のアイン・イーサー市近郊に位置するM4高速道路沿線のハーリディーヤ村、マアラク村、フーシャーン村、ムシャイリファ村、サイダー村に対面する占領地内の5カ所に基地を建設していた。

アブド共同議長は、防護壁がこれらの村の南側、シリア・トルコ国境から南に約32キロの地域で設置されており、トルコの占領を既成事実化するものだと批判した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン氏近郊にあるシリア国民軍の拠点に向かっていた車が爆発し、乗っていた男性1人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(4月12日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市のアシュラフィーヤ地区で爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、爆発は車に仕掛けられていた爆弾によるもの。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領は消費者保護を目的とした2021年政令第8号(新消費者保護法)を施行(2021年4月12日)

アサド大統領は2021年政令第8号(新消費者保護法)を施行し、消費者の権利、食糧の安全確保、取引・価格決定時の独占回避、品質・生産管理の監視、独占や価格表示のない販売、販売時の不正に対する罰金を定めた。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で105人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で23人(2021年4月12日)

保健省は政府支配地域で新たに105人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者110人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、4月12日現在の同地での感染者数は計20,331人、うち死亡したのは1,385人、回復したのは14,122人となった。

SANA(4月12日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月12日に新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡6人、ハーリム郡3人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,509人、うち回復したのは19,575人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1554053944799491/

AFP, April 12, 2021、ACU, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民305人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は656,163人に(2021年4月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月12日付)を公開し、4月11日に難民305人(うち女性92人、子供155人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は656,163人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者260,915人(うち女性78,431人、子ども132,790人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は885,442人(うち女性265,707人、子供451,281人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,168人(うち女性31,533人、子供31,297人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,764人(うち女性414,092人、子供675,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 12, 2021をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民291人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は659,036人に(2021年4月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月22日付)を公開し、4月22日に難民291人(うち女性88人、子供148人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は659,036人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者263,788人(うち女性79,295人、子ども134,257人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,756,619人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は888,316人(うち女性266,571人、子供452,748人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,192人(うち女性31,538人、子供31,308人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,788人(うち女性414,097人、子供675,074人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 22, 2021をもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県、ハマー県各所を砲撃(2021年4月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、フライフィル村、バーラ村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シャーム解放機構の治安機関はカフル・デルヤーン村を強襲し、4月7日に遺体で発見されたシリア救国内閣のファーイズ・ハリーフ高等教育大臣の誘拐・殺害に関与したと思われるジハード主義者のグループと交戦、リビア人1人とチュニジア人1人を殺害、複数人を逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムザイリーブ町でシリア軍第4師団に所属する地元の武装グループのメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県10件、ラタキア県9件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は22件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を12件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

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ヨルダン治安当局はヨルダン在住のシリアの反体制武装集団司令官らに対して、「シリア革命」にかかる活動の停止を要請(2021年4月11日)

ヨルダンのニュース・サイトのナバア通信(4月11日付)は、ヨルダン治安当局が、ヨルダン在住のシリアの反体制武装集団司令官らに対して、「シリア革命」にかかる活動の停止を要請したと伝えた。

治安当局はまた、シリア国内の活動家と連絡をとることを止め、「シリア革命」に関連する会合を行わないよう要請したという。

なお、シリアの治安当局はロシアを通じて、ヨルダン在住のシリア人反体制活動家のリストを提出し、彼らの活動を停止するよう求めていたという。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021、Wikala Naba’ al-Urduniiya al-Ikhbariya, April 11, 2021などをもとに作成。

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トルコはシリアやリビアでのムスリム同胞団の活動を禁止などを求めるエジプトの要請に応じる意思を示す(2021年4月11日)

サウジアラビアのアラビーヤ・チャンネル(4月11日付)は、複数の情報筋の話として、トルコがエジプトとの関係修復に向けた行程表を遵守し、エジプトが求める条件を履行する意思を示す複数の電報を送ったと伝えた。

エジプト側が求めている条件の履行には5ヶ月をかけ、毎月のその履行状況の検証が行われるという。

トルコ側が送った電報の主な内容は以下の通り:

  • トルコは、エジプトの主権を尊重し、主権尊重の原則のもと、エジプトおよびアラブ諸国との関係を構築する。
  • トルコは、エジプト側の条件を延滞なく履行する。
  • リビアに派遣したシリア人戦闘員(シリア国民軍戦闘員)に関して、4月末までにトルコはリビアに安全保障関連の使節団を派遣し、その期間を監督する。戦闘員の期間は2段階に分けて行われ、5月までに武装解除、6月に撤退を行う。
  • トルコは、領内でのムスリム同胞団に所属する慈善団体の活動と、同胞団幹部の政治活動を停止させる。エジプトは、シリアから帰国したエジプト人を逮捕し、尋問する。トルコは、エジプトと連絡をエジプトの過激派グループのハスム運動幹部のヤフヤー・ムーサー氏とアラー・サマーヒー氏を拘束し、その処遇についてエジプト側と協議する。トルコとエジプトは、リビアとシリアでの同胞団に対する寄付を禁止し、同胞団経由での資金の流れを止める。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ヒムス県、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュの拠点や車輌を狙って重点的に爆撃(2021年4月11日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県との境界に位置する砂漠地帯、アレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境に位置する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点や車輌を狙って重点的に爆撃を実施した。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はモーリタニアとアルゼンチンの新大使の信任状捧呈式に出席(2021年4月11日)

アサド大統領はシリアに着任したモーリタニアのアフマド・アディー・ムハンマド・ラーズィー大使、アルゼンチンのセバスチアン・サヴァラ大使の信任状捧呈式に出席、両大使と個別に会談した。

SANA(4月11日付)が伝えた。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領は2021年政令第7号を施行し、身分登録、あるいは本人および家族の身分証明証の取得が遅れた者に対する罰金の支払いを猶予(2021年4月11日)

アサド大統領は2021年政令第7号を施行し、身分登録、あるいは本人および家族の身分証明証の取得が遅れた者に対する罰金の支払い(身分法第13条規定)を猶予することを定めた。

SANA(4月11日付)が伝えた。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で108人、北・東シリア自治局支配地域で298人:北・東シリア自治局は13日から全面的な外出・移動制限を発動(2021年4月11日)

保健省は政府支配地域で新たに108人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者117人が完治し、10人が死亡したと発表した。

これにより、4月11日現在の同地での感染者数は計20,226人、うち死亡したのは1,378人、回復したのは14,012人となった。

SANA(4月11日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに298人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者3人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、4月11日現在の同地での感染者数は計12,236人、うち死亡したのは422人、回復したのは1,365人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性166人、女性132人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市32人、カーミシュリー市77人、マーリキーヤ(ダイリーク)市37人、ダルバースィーヤ市6人、ルマイラーン町1人、ラッカ県のラッカ市50人、タブカ市40人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市25人、マンビジュ市5人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)4人。

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北・東シリア自治局の執行評議会(ビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルマフバーシュ合同議長、ラッカ県アイン・イーサー市)は、4月6日から12日までのハサカ県カーミシュリー市、ハサカ市、ラッカ県ラッカ市での部分的な外出・移動規制を定めた決定第84号が失効するのを受けて、決定第96号を新たに発出し、4月13日から4月22日までの10日間、支配地全域での全面的な外出・移動制限決定した。

新型コロナウイルス感染者数が増加傾向に歯止めがかからないことを受けた措置。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県、イドリブ県、ハマー県の「決戦」作戦司令室支配地を砲撃(2021年4月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のカフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村、ミーズナーズ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県11件、ラタキア県8件、アレッポ県1件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は24件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 11, 2021、ANHA, April 11, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 11, 2021、Reuters, April 11, 2021、SANA, April 11, 2021、SOHR, April 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民234人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は655,858人に(2021年4月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月11日付)を公開し、4月10日に難民234人(うち女性70人、子供119人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民234人(うち女性70人、子供119人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は655,858人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者260,610人(うち女性78,339人、子ども132,635人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は885,138人(うち女性265,615人、子供451,126人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,168人(うち女性31,533人、子供31,297人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,764人(うち女性414,092人、子供675,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 11, 2021をもとに作成。

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「カイロ・プラットフォーム」を代表する活動家で俳優のジャマール・スライマーンが制憲委員会とシリア交渉委員会での活動を中止すると発表(2021年4月10日)

エジプトのカイロを拠点に反体制活動を行い、「カイロ・プラットフォーム」を代表する俳優のジャマール・スライマーン氏は、フェイスブックのアカウントを通じて、制憲委員会(憲法制定委員会)とシリア交渉委員会における活動を中止すると発表した。

一部の反体制活動家が、シリア交渉委員会の活動を職業のように考えて振る舞っていること、諸外国が介入を続けていることが活動中止の理由だという。

AFP, April 10, 2021、ANHA, April 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2021、Reuters, April 10, 2021、SANA, April 10, 2021、SOHR, April 10, 2021などをもとに作成。

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シリア国民軍スルターン・スライマーン・シャー師団の戦闘員がナゴルノ・カラバフ地方での戦闘に参加したと証言(2021年4月10日)

ANHA(4月10日付)は、トルコの占領下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部、ハサカ県北部で活動するシリア国民軍の戦闘員がトルコの支援を受けてナゴルノ・カラバフ地方に傭兵として派遣されていたことを認める様子を撮影した映像がSNS上で公開されたと伝え、その映像を転載した。

ナゴルノ・カラバフ地方に派遣されたと証言しているのはスルターン・スライマーン・シャー師団の戦闘員。

複数の活動家によると、映像が撮影されたのはアレッポ県アフリーン郡で、映像に映っている戦闘員の1人は、「我々はトルコの国家とともにカラバフでの戦闘に参加し、(隣に座っている足を負傷した戦闘員を指して)我々の多くが死傷した。だが、ムハンマド・ジャースィム(アブー・アムシャ)指揮下のスルターン・スライマーン・シャー師団は、我々の権威を奪い、給与を使い込んだ。これはいけないことだ」などと述べている。

AFP, April 10, 2021、ANHA, April 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2021、Reuters, April 10, 2021、SANA, April 10, 2021、SOHR, April 10, 2021などをもとに作成。

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米軍ヘリコプター1機が、イラク領内から領空侵犯し、ハサカ県シャッダーディー市に違法に設置されている基地に武器、装備、兵站物資を移送(2021年4月10日)

ハサカ県では、SANA(4月10日付)によると、米軍ヘリコプター1機が、イラク領内から領空侵犯し、シャッダーディー市に違法に設置されている基地に武器、装備、兵站物資を移送した。

AFP, April 10, 2021、ANHA, April 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2021、Reuters, April 10, 2021、SANA, April 10, 2021、SOHR, April 10, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で110人(2021年4月10日)

保健省は政府支配地域で新たに110人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者115人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、4月10日現在の同地での感染者数は計20,118人、うち死亡したのは1,368人、回復したのは13,895人となった。

SANA(4月10日付)が伝えた。

AFP, April 10, 2021、ANHA, April 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2021、Reuters, April 10, 2021、SANA, April 10, 2021、SOHR, April 10, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構の治安部隊が新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構のリビア人司令官とシリア人司令官を拘束(2021年4月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が、新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構のリビア人司令官アブー・アフマド・リービー氏がサッハーラ村の自宅で拘束した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が、イドリブ市で、フッラース・ディーン機構の司令官の1人でアレッポ市出身のアブー・ハージル・ハラビーを名乗る男性の自宅に突入、妻および子供とともにこの男性を拘束した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(4月10日付)によると、シャーム解放機構が自治を委託するシリア救国内閣所轄の総合治安機関が、同内閣のファーイズ・ハリーフ高等教育大臣誘拐・殺人事件の容疑者グループを逮捕したと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、カンスフラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県11件、ラタキア県4件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は22件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, April 10, 2021、ANHA, April 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 10, 2021、Reuters, April 10, 2021、SANA, April 10, 2021、SOHR, April 10, 2021、April 11, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民270人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は655,624人に(2021年4月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月10日付)を公開し、4月9日に難民270人(うち女性81人、子供138人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民270人(うち女性81人、子供138人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は655,624人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者260,376人(うち女性78,269人、子ども132,516人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,753,010人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は884,904人(うち女性265,545人、子供451,007人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は85,164人(うち女性31,532人、子供31,295人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,353,760人(うち女性414,091人、子供675,061人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 10, 2021をもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領がトルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、シリア情勢への対応などについて協議(2021年4月9日)

ロシア大統領府は、ヴラジミール・プーチン大統領がトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、シリア情勢への対応などについて協議した。

会談では、2018年にソチで締結された停戦合意に基づいて、両国が協力を継続することの重要性が確認された。

AFP, April 9, 2021、ANHA, April 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2021、Reuters, April 9, 2021、SANA, April 9, 2021、SOHR, April 9, 2021などをもとに作成。

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ロシア連邦安全保障会議は、クリミア共和国で爆弾テロを行おうとしたロシア人シャーム解放機構支持者2人を逮捕したと発表、シャーム解放機構はこれを否定(2021年4月9日)

ロシア連邦安全保障会議は声明を出し、クリミア共和国の首都シンフェロポリにある教育機関に爆弾攻撃を行おうとしていた1992年と1999年生まれのロシア人2人を逮捕したと発表した。

逮捕された2人は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の支持者で、攻撃を実行した後、ウクライナ、トルコを経由してシリアに逃走し、同機構に加わろうとしていたという。

ロシア連邦安全保障会議はまた、逮捕された2人のアジトで爆発性物質、榴散爆弾製造用の部品、逮捕された2人、さらにはテロリストらとの間で交わされた文書と音声による指示書やメッセージを押収した。

RIAノーヴォスチ(4月9日付)が伝えた。

クリミア共和国は2014年のウクライナ騒乱、ロシアのクリミア侵攻を受けて、同年3月17日にウクライナ領のクリミア自治共和国とセヴァストポリ特別市が独立、翌18日にロシア連邦に編入された。

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シャーム解放機構の広報関係局(タキーッディーン・ウマル局長)は声明を出し、「占領国ロシアはまたしても、クリミアでテロ作戦を封じ、シャーム解放機構に所属するロシア人2人を逮捕したなどと主張してるが…、これまでにも同じ情報源から数十という噂やウソが発信されてきた」としたうえで、ロシア連邦安全保障会議の声明の内容を強く否定した。

また「こうした嫌疑をしばしば広めようとするロシアの狙いは、解放区の医療施設やコミュニティに対して新たな攻撃を正当化する口実を作り出すことになる」と非難、「真実を伝え、占領国ロシアの宣伝に追随しない」よう強調した。

AFP, April 9, 2021、ANHA, April 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2021、Reuters, April 9, 2021、RIA Novosti, April 9, 2021、SANA, April 9, 2021、SOHR, April 9, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍、シリア国民軍はアレッポ県北部、ラッカ県北部でシリア民主軍と交戦(2021年4月9日)

アレッポ県では、ANHA(4月9日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のザイワーン村、シャッアーラ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のシャッラーン町でシリア国民軍に所属するシャーム戦線の拠点が、何者かの襲撃を受け、戦闘員2人が死亡した。

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ラッカ県では、ANHA(4月9日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村とマアラク村に侵攻しようとしたトルコ軍とシリア国民軍を撃退した。

AFP, April 9, 2021、ANHA, April 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2021、Reuters, April 9, 2021、SANA, April 9, 2021、SOHR, April 9, 2021などをもとに作成。

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アサーイシュはタンクローリーに隠れてフール・キャンプから逃走しようとしたダーイシュ・メンバーの家族13人と運転手3人を逮捕(2021年4月9日)

ハサカ県では、ANHA(4月9日付)によると、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、飲料水運搬用のタンクローリーに隠れてフール・キャンプから逃走しようとしたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族13人(イラク人8人、シリア人5人)を、シリア人運転手2人とともに逮捕した。

15人は、トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市に向かって逃走しようとしていたという。

AFP, April 9, 2021、ANHA, April 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2021、Reuters, April 9, 2021、SANA, April 9, 2021、SOHR, April 9, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で125人、北・東シリア自治局支配地域で236人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で18人(2021年4月9日)

保健省は政府支配地域で新たに125人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者114人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、4月9日現在の同地での感染者数は計20,008人、うち死亡したのは1,360人、回復したのは13,780人となった。

SANA(4月9日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに236人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、4月9日現在の同地での感染者数は計11,769人、うち死亡したのは415人、回復したのは1,354人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性132人、女性104人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市57人、カーミシュリー市99人、マーリキーヤ(ダイリーク)市11人、ダルバースィーヤ市4人、タッル・タムル町2人、ラッカ県のラッカ市25人、タブカ市32人、アレッポ県のシャフバー地区(タッル・リフアト市)6人、アイン・アラブ(コバネ)市8人。

ANHA(4月9日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月9日に新たに18人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、0人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡2人、アフリーン郡15人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,476人、うち回復したのは19,569人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1552692701602282/

AFP, April 9, 2021、ACU, April 9, 2021、ANHA, April 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 9, 2021、Reuters, April 9, 2021、SANA, April 9, 2021、SOHR, April 9, 2021などをもとに作成。

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