北・東シリア自治局アサーイシュはトルコ軍とともに合同パトロールを実施していたロシア軍に対する住民の投石に対して謝罪(2019年11月20日)

北・東シリア自治局の支配地域で治安警察活動にあたるアサーイシュ(内務治安部隊)は声明を出し、19日にアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊でトルコ軍とともに合同パトロールを実施していたロシア軍が住民の投石を受けたことに謝意を示した。

アサーイシュは声明で、ロシア軍が投石を受けたことを「非常に残念なことで、こうした事件が再発しないよう必要な措置を講じる」と表明した。

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ハサカ県では、ANHA(11月20日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市西の国境地帯(アーリヤー村、タウラート村など)で合同パトロールを実施した。

AFP, November 20, 2019、ANHA, November 20, 2019、AP, November 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2019、Reuters, November 20, 2019、SANA, November 20, 2019、SOHR, November 20, 2019、UPI, November 20, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でイラン・イスラーム革命防衛隊第47旅団がダーイシュの奇襲を受け、5人死亡(2019年11月20日)

ダイル・ザウル県では、ジュルフ・ニュース(11月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市南の砂漠地帯でイラン・イスラーム革命防衛隊の第47旅団を奇襲し、5人を殺害した。

AFP, November 20, 2019、ANHA, November 20, 2019、AP, November 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2019、Jurf News, November 20, 2019、Reuters, November 20, 2019、SANA, November 20, 2019、SOHR, November 20, 2019、UPI, November 20, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県北部のカーフ村の国内避難民キャンプや病院を砲撃し、子ども6人と女性2人を含む15人が死亡(2019年11月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(11月20日付)、ANHA(11月20日付)などによると、アレッポ市郊外に展開するシリア軍地上部隊がトルコのハタイ県に近いカーフ村にある国内避難民(IDPs)キャンプ、婦人科病院一帯をクラスター弾などで砲撃し、キャンプで火災が発生し、子ども6人と女性2人を含む15人が死亡した。


AFP, November 20, 2019、ANHA, November 20, 2019、AP, November 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2019、Reuters, November 20, 2019、SANA, November 20, 2019、SOHR, November 20, 2019、UPI, November 20, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルコが後援する国民軍国民解放戦線、「穏健な反体制派」のイッザ軍がシリア軍との戦闘の末イドリブ県ムシャイリファ村を奪還(2019年11月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月20日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、最近になってトルコが後援する国民軍に完全統合された国民解放戦線、「穏健な反体制派」として知られてきたイッザ軍からなる「必勝」作戦司令室が、県東部でシリア軍との激しい戦闘の末、19日深夜にムシャイリファ村を奪還した。

シリア軍は19日、同地一帯に侵攻、爆撃・砲撃を加えたが、「必勝」作戦司令室はこれを迎撃し、シリア軍兵士数十人を殺害、7人を捕捉し、ムシャイリファ村を制圧したという。

AFP, November 20, 2019、ANHA, November 20, 2019、AP, November 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2019、Reuters, November 20, 2019、SANA, November 20, 2019、SOHR, November 20, 2019、UPI, November 20, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ県などを激しく爆撃、住民7人が死亡(2019年11月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるサルジュ村、ウンム・ハラーヒール村、ムシャイリファ村、タッル・ナール村、カフルルーマー村、マアッルズィーター村、マアッラト・ヌウマーン市、マアッラト・ハルマ村、バーラ村、カルサア村を爆撃し、マアッラト・ヌウマーン市では子ども4人を含む6人が、ジャバーラー村では男性1人が死亡した。


シリア軍ヘリコプターもカフルサジュナ村、バスカラー村を「樽爆弾」で爆撃した。

地上部隊も、県東部および南部各所を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるカッバーナ村一帯を爆撃した。

シリア軍ヘリコプターも同地を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊も同地を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるハーン・トゥーマーン村を爆撃した。

一方、SANA(11月20日付)によると、シャーム解放機構が撃った砲弾5発がアレッポ市ハムダーニーヤ地区に着弾し、建物などが被害を受けた。

死傷者はなかった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるサルマーニーヤ村一帯を爆撃、地上部隊も同地一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(イドリブ県9件、ラタキア県7件、アレッポ県8件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(イドリブ県1件、ラタキア県7件、アレッポ県2件、ハマー県9件)確認した。

AFP, November 20, 2019、ANHA, November 20, 2019、AP, November 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 20, 2019、Reuters, November 20, 2019、SANA, November 20, 2019、SOHR, November 20, 2019、UPI, November 20, 2019などをもとに作成。

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ラッカ県、アレッポ県でトルコの支援を受ける国民軍とシリア民主軍が交戦(2019年11月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・アブヤド市近郊のカズアリー村、ジャラン村、カルナファル村、サールーンジュ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点を砲撃し、激しく交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がトルコ占領下のアアザーズ市を砲撃した。

これに対して、トルコの支援を受ける国民軍は、北・東シリア自治局とシリア政府支配下のタッル・リフアト市近郊、シャイフ・イーサー村、マンナグ航空基地一帯、マルアナーズ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(11月18日付)によると、ラアス・アイン市内のトルコ軍の拠点前で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

AFP, November 19, 2019、ANHA, November 19, 2019、AP, November 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 19, 2019、Reuters, November 19, 2019、SANA, November 19, 2019、SOHR, November 19, 2019、UPI, November 19, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ県、ラタキア県を爆撃、ラタキア県ではシリア軍がシャーム解放機構・国民軍と交戦(2019年11月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルナブル市および同市森林地帯、ハーッス村、マアッラト・ハルマ村、ムシャイリファ村、ウライニバ村、カフルサジュナ村、タッル・ナール村を爆撃した。

爆撃は少なくとも25回に及んだ。

シリア軍もヘリコプターが、カフルナブル市一帯、カフルルーマー村森林地帯、ハーッス村、ハザーリーン村を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊がタッフ村、タフターヤー村、ウンム・ジャラール村、ムシャイリファ村、サルジュ村、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、ラカーヤー・サジュナ村、タッル・ナール村を砲撃した。

これに対して反体制武装集団もマガーラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジューリーン村に展開するシリア軍地上部隊がガーブ平原一帯、マンスーラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、シャーム解放機構、国民軍に統合された国民解放戦線などの支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊もカッバーナ村一帯、クルド山およびトルコマン山一帯を砲撃した。

これに対して反体制武装集団もクルド山一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県6件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を22件(イドリブ県7件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認した。

AFP, November 19, 2019、ANHA, November 19, 2019、AP, November 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 19, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 19, 2019、Reuters, November 19, 2019、SANA, November 19, 2019、SOHR, November 19, 2019、UPI, November 19, 2019などをもとに作成。

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シリア救国内閣総辞職(2019年11月18日)

イドリブ県を中心とする反体制派支配地域の軍事・治安権限を握るシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が設置した立法機関のシューラー総評議会は、同地の自治を委託されているシリア救国内閣は16日に提出した総辞職を受理した。

シリア救国内閣は16日の任期終了に合わせて総辞職を提出していた。

AFP, November 18, 2019、ANHA, November 18, 2019、AP, November 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 18, 2019、Reuters, November 18, 2019、SANA, November 18, 2019、SOHR, November 18, 2019、UPI, November 18, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍が、シリア政府、ロシア軍との合意に従い、タッル・タムル町からM4高速道路以南地域に撤退(2019年11月18日)

ハサカ県では、バス・ニュース(11月18日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、16日のシリア政府、ロシア軍との合意に従い、タッル・タムル町からM4高速道路以南地域に撤退した。

一方、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町一帯でシリア民主軍と国民軍が戦闘した。

AFP, November 18, 2019、ANHA, November 18, 2019、AP, November 18, 2019、Basnews, November 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 18, 2019、Reuters, November 18, 2019、SANA, November 18, 2019、SOHR, November 18, 2019、UPI, November 18, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がイドリブ県、ラタキア県、ハマー県を爆撃(2019年11月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ハルマ村、ジャバーラー村、カフルサジュナ村、ムシャイリファ村、ダール・カビーラ村、カフルナブル市、タッル・ナール村を爆撃した

シリア軍もヘリコプターがカフルナブル市、ブサクラー村、カフルサジュナ村を「樽爆弾」で爆撃し、地上部隊がビダーマー町一帯、フワイジャ村、ハウワーシュ村、バドリーヤ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構がトゥルキー丘を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がカッバーナ村一帯、ジスル・シュグール市(イドリブ県)に至る街道を爆撃、地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機が、サルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村を爆撃、地上部隊がアリーマ村、ジスル・バイト・ラース村、ジュッブ・スライマーン村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はマイダーン・ガザール村でシリア軍兵士1人を射殺した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月18日付)によると、シリア軍ヘリコプター2機がハマー航空基地を離陸した直後に爆発、パイロット3人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を23件(イドリブ県7件、ラタキア県4件、アレッポ県5件、ハマー県7件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県6件、ラタキア県9件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認した。

AFP, November 18, 2019、ANHA, November 18, 2019、AP, November 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 18, 2019、Reuters, November 18, 2019、SANA, November 18, 2019、SOHR, November 18, 2019、UPI, November 18, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市(アレッポ県)でデモが発生、警察の発砲で1人死亡(2019年11月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤ(11月17日付)によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)本部前で、前日に市内で発生した爆破事件の犯人の処刑を求めるデモが発生し、住民数百人が参加した。

デモは徐々に激化し、参加者の一部が警察本部を襲撃し、装甲車に放火、これに対して警察が介入し、デモ参加者に向けて発砲、 1人が死亡、1人が負傷した。

https://www.facebook.com/syriahro/videos/568706420562098/

ドゥラル・シャーミーヤ(11月17日付)によると、射殺されたのはサイード・マフムード・スッカルを名乗る男性。

しかし、民主統一党(PYD)に近いANHA(11月17日付)は、デモ参加者が「エルドアン打倒」と連呼したために、警察が発砲したと伝え、その映像を公開した。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(11月17日付)によると、バーブ市ではまた、前日の事件の犠牲者に弔意を示すためのゼネストが実施された。

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バーブ市では前日(16日)、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、市民13人を含む19人が死亡した。

ANHA(11月16日付)によると、爆弾が仕掛けられていたのは、トルコの支援を受ける警察の車輌で、反体制武装集団のメンバー17人が死亡、またメンバー22人が負傷したという。

AFP, November 17, 2019、ANHA, November 17, 2019、AP, November 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2019、Reuters, November 17, 2019、SANA, November 17, 2019、SOHR, November 17, 2019、UPI, November 17, 2019などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は声明で「シリアを分割する意思はない」と表明(2019年11月17日)

北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)は声明を出し、分離独立の意思はないと強調した。

渉外関係局は「我々はシリア北・東部の成員であり、シリアを分割するいかなる目的もない。我々に対して向けられる、我々がシリアを分割しようとしているという言葉や嫌疑は正しくないし、現実から乖離している…。我々は、8年にわたり占領勢力、ダーイシュ(イスラーム国)やヌスラ(シャーム解放機構)の傭兵と戦うことで、シリア分割を試みようとする道を絶ち、シリアの国土と統一を守ろうとしてきた。我々には分割の意思はない」と強調した。

AFP, November 17, 2019、ANHA, November 17, 2019、AP, November 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2019、Reuters, November 17, 2019、SANA, November 17, 2019、SOHR, November 17, 2019、UPI, November 17, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で国民軍がダーイシュ・メンバーの妻4人を拘束(2019年11月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の県北部カフルジャンナ村で国民軍第三軍団所属のシャーム軍団が、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの妻4人を拘束した。

4人はダマスカス郊外県東グータ地方出身の男性の導きで同地に入り、潜伏生活をしていたという。

AFP, November 17, 2019、ANHA, November 17, 2019、AP, November 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2019、Reuters, November 17, 2019、SANA, November 17, 2019、SOHR, November 17, 2019、UPI, November 17, 2019などをもとに作成。

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ラッカ県、アレッポ県でトルコ軍・国民軍がシリア民主軍と散発的に交戦(2019年11月17日)

ラッカ県では、ANHA(11月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、アイン・イーサー市に近いM4高速道路一帯を攻撃、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が交戦した。

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アレッポ県では、ANHA(11月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村を砲撃した。

また、シリア人権監視団によると、トルコ県北部の拠点都市アアザーズ市の住民どうしが撃ち合いとなり、複数が死傷した。

一方、アフリーン解放軍団が声明を出し、16日にトルコ占領下のラーイー村で反体制武装集団メンバー1人を殺害したと発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市のハシュマーン交差点近くでオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発した。

AFP, November 17, 2019、ANHA, November 17, 2019、AP, November 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2019、Reuters, November 17, 2019、SANA, November 17, 2019、SOHR, November 17, 2019、UPI, November 17, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ県を爆撃し、住民9人と戦闘員2人死亡(2019年11月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がミラージャ村、アルバイーン山一帯、ハーン・スブル村、カフルサジュナ村、ジャバーラー村、カフルナブル市、マアッルズィーター村、サラーキブ市一帯を爆撃し、ミラージャ村とサラーキブ市で住民9人が、アルバイーン山では反体制武装集団戦闘員2人が死亡した。

またシリア軍ヘリコプターがハザーリーン村、マアッルズィーター村、カフルナブル市、ブサクラー村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はアブー・ズフール町一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」爆撃、地上部隊が同地を砲撃した。

また、同地一帯で反体制武装集団とシリア軍が交戦、シリア軍兵士4人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県8件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を30件(イドリブ県6件、ラタキア県8件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認した。

AFP, November 17, 2019、ANHA, November 17, 2019、AP, November 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 17, 2019、Reuters, November 17, 2019、SANA, November 17, 2019、SOHR, November 17, 2019、UPI, November 17, 2019などをもとに作成。

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シリア民主軍とシリア・ロシア軍は、ハサカ県タッル・タムル町およびM4高速道路からのシリア民主軍の撤退、シリア・ロシア軍の同地への展開を合意(2019年11月16日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア・ロシア両軍がタッル・タムル町の処遇に関する新たな合意を交わした。

合意は、①タッル・タムル町をロシア軍の管理下に置き、シリア民主軍に代わって同地にシリア軍とロシア軍を展開させる、②アレッポ県スィッリーン町、ラッカ県アイン・イーサー市、ハサカ県タル・タムル町、カーミシュリー市を結ぶM4高速道路一帯からシリア民主軍を撤退させ、シリア軍が同地に展開することを骨子とする。

AFP, November 16, 2019、ANHA, November 16, 2019、AP, November 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2019、Reuters, November 16, 2019、SANA, November 16, 2019、SOHR, November 16, 2019、UPI, November 16, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュのメンバーがトルコ占領下のアレッポ県で活動する国民軍所属の東部自由人連合に加わる(2019年11月16日)

シリア人権監視団は、ダイル・ザウル県マフカーン町出身のダーイシュ(イスラーム国)メンバーの「M.A.S.」が、トルコの支援を受ける国民軍所属の東部自由人連合に加わったとの情報を得たと発表した。

「M.A.S.」は、2015年にダーイシュに参加、シリア軍がダイル・ザウル県のダーイシュ支配地域を制圧すると、トルコが占領するアレッポ県北部のラーイー村に逃れ、東部自由人連合の司令官の叔父のもとに身を寄せ、この叔父が「M.A.S.」を東部自由人連合に加入させたという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市東部のヴィーラート・ハムル地区で塹壕を掘削中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊がダーイシュ(イスラーム国)の攻撃を受け、2人が死亡した。

AFP, November 16, 2019、ANHA, November 16, 2019、AP, November 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2019、Reuters, November 16, 2019、SANA, November 16, 2019、SOHR, November 16, 2019、UPI, November 16, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市(アレッポ県)で国民軍憲兵隊の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し19人が死亡(2019年11月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市内で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、市民13人を含む19人が死亡した。

ANHA(11月16日付)によると、爆弾が仕掛けられていたのは、トルコの支援を受ける国民軍所属の憲兵隊の車輌で、反体制武装集団のメンバー17人が死亡、またメンバー22人が負傷したという。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町とアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を結ぶM4高速道路一帯で、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

なお、アナトリア通信(11月16日付)によると、「平和の泉」作戦が開始された10月9日以降の国民軍の死者は224人、負傷者は692人にのぼっているという。

AFP, November 16, 2019、Anadolu Ajansı, November 16, 2019、ANHA, November 16, 2019、AP, November 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2019、Reuters, November 16, 2019、SANA, November 16, 2019、SOHR, November 16, 2019、UPI, November 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ県、ラタキア県、アレッポ県を爆撃し、反体制派戦闘員3人が死亡(2019年11月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアッルズィーター村、ナキール村、トゥラムラー村、ハザーリーン村、ウライニバ村、マアッラト・ハルマ村を爆撃し、マアッルズィーター村で反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

シリア軍ヘリコプターがカフルナブル市、マアッルズィーター村、マアッラト・スィーン村、ウライニバ村、ナキール村一帯、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村を「樽爆弾」で爆撃した。

これに対して、反体制武装集団は県東部にあるシリア軍の拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を爆撃した。

シリア軍も、地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃、同地で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が県西部一帯を爆撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がジャイイド村、ラスィーフ村、アズィーズィーヤ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県9件、ラタキア県5件、アレッポ県7件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(イドリブ県5件、ラタキア県7件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, November 16, 2019、ANHA, November 16, 2019、AP, November 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 16, 2019、Reuters, November 16, 2019、SANA, November 16, 2019、SOHR, November 16, 2019、UPI, November 16, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局はアサド政権が対話に対して真剣さを欠いていると非難(2019年11月15日)

北・東シリア自治局は声明を出し、シリア政府との間で交渉が行われていることを改めて明らかにしたうえで、「しかし、このプロセスは二つの基本的な側面、すなわちアサド政権側に「欠いている真剣さ」、そしてシリアで活動するロシアを筆頭とする勢力の役割にかかっている」と表明した。

声明によると、シリア政府との交渉は現在軍事的な側面に限定されており、両者の間で政治的な対話は未だ行われていないという。

AFP, November 15, 2019、ANHA, November 15, 2019、AP, November 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2019、Reuters, November 15, 2019、SANA, November 15, 2019、SOHR, November 15, 2019、UPI, November 15, 2019などをもとに作成。

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マンビジュ市(アレッポ県)とマンスール町(ラッカ県)でシリア軍進駐拒否とシリア民主軍退去を求めるデモ、マンスール町ではシリア民主軍がデモを強制排除(2019年11月15日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月15日付)によると、シリア政府の支配下に復帰したマンビジュ市で金曜日の集団礼拝後にデモが行われ、数百人が参加し、ロシア仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意とシリア軍駐留に反対を表明するとともに、シリア民主軍の退去を訴えた。

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ラッカ県では、ジュルフ・ニュース(11月15日付)によると、ロシア仲介によるシリア政府とシリア民主軍の合意に基づき、シリア軍が進駐したラッカ市とタブカ市の間に位置するマンスーラ町で、金曜日の集団礼拝後に、体制打倒とシリア軍進駐を拒否するデモが発生したが、シリア民主軍が強制排除し、参加者3人を拘束した。

AFP, November 15, 2019、ANHA, November 15, 2019、AP, November 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2019、Jurf News, November 15, 2019、Reuters, November 15, 2019、SANA, November 15, 2019、SOHR, November 15, 2019、UPI, November 15, 2019などをもとに作成。

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ダルアー市各所で体制打倒を訴えるデモ(2019年11月15日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月15日付)によると、ダルアー市内各所で金曜日の集団礼拝後にデモが発生、数百人が参加し、逮捕者の釈放、「イランの民兵」の退去、そして体制打倒を訴えた。

AFP, November 15, 2019、ANHA, November 15, 2019、AP, November 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2019、Reuters, November 15, 2019、SANA, November 15, 2019、SOHR, November 15, 2019、UPI, November 15, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県各所で同機構に自治を委託されているシリア救国戦線の政策に抗議するデモ(2019年11月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するサラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、マアーッラト・ナアサーン村、ビンニシュ市などで、同機構に自治を委託されているシリア救国戦線の政策に抗議するデモが発生し、住民が参加した。

デモでは、シリア救国戦線による燃料価格値上げなどに抗議の声が上げられるとともに、体制打倒、逮捕者釈放、革命支持が訴えられた。

AFP, November 15, 2019、ANHA, November 15, 2019、AP, November 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2019、Reuters, November 15, 2019、SANA, November 15, 2019、SOHR, November 15, 2019、UPI, November 15, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県でトルコ軍・国民軍とシリア民主軍・シリア軍の交戦続き、トルコ軍の砲撃でシリア軍兵士3人死傷(2019年11月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市西のフッリーヤ村、ジャラン村一帯で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ軍およびその支援を受ける国民軍と交戦、両村を奪還した。

これに対して、トルコ軍と国民軍は両村、ビールタマフ村、サアダ村を激しく砲撃した。

ANHA(11月15日付)によると、トルコ軍はまたタッル・タムル町近郊のタッル・マナーフ村を砲撃し、シリア軍兵士3人が死傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラーイー村近郊でトルコの支援おを受ける国民軍所属の東部自由人連合の車輌が発砲を受け、戦闘員3人が死亡した。

一方、ANHA(11月15日付)によると、トルコ軍は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を砲撃した。

このほか、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のアフリーン市とラーイー村・アアザーズ市間で13日と14日、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装武装集団を攻撃し、戦闘員4人を殺害したと発表した。

AFP, November 15, 2019、ANHA, November 15, 2019、AP, November 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2019、Reuters, November 15, 2019、SANA, November 15, 2019、SOHR, November 15, 2019、UPI, November 15, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍のイドリブ県に対する爆撃・砲撃で住民6人が死亡、ラタキア県とハマー県でのシリア軍と反体制派の戦闘で双方に13人の死者(2019年11月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がウライニバ村、ウンム・ハラーヒール村、カフルルーマー村、ハーッス村、ハザーリーン村、バーラ村を爆撃し、バーラ村で子ども3人を含む住民5人が死亡した。

またシリア軍地上部隊がマルジュ・ダフル村を砲撃し、女性1人が死亡した。

シリア軍がフズナ村一帯や県南東部各所でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍兵士5人と反体制武装集団戦闘員4人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、シリア軍兵士3人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がハークーラ村でシリア軍兵士を狙撃、1人を射殺した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がハーッラ市にあるシリア軍の拠点を襲撃、戦闘となった。

また、サフワ村近郊に設置されている軍事情報局の拠点が何者かの砲撃を受け、兵士1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県14件、ラタキア県8件、アレッポ県7件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を23件(イドリブ県11件、ラタキア県11件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認した。

AFP, November 15, 2019、ANHA, November 15, 2019、AP, November 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 15, 2019、Reuters, November 15, 2019、SANA, November 15, 2019、SOHR, November 15, 2019、UPI, November 15, 2019などをもとに作成。

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トルコは拘束していたダーイシュ・メンバー8人をドイツと英国に強制送還(2019年11月14日)

トルコ内務省は声明を出し、トルコ国内で拘束中のダーイシュ(イスラーム国)の外国人(非シリア・非イラク人)メンバーの本国への身柄送還を再開したと発表した。

声明によると、英国人1人、ドイツ人7人が本国に送還されるという。

なお、トルコは現在、1,150人以上のダーイシュ・メンバーを拘束している。

アナトリア通信(11月14日付)が伝えた。

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DPA(11月14日付)によると、トルコから強制送還された7人は、ベルリンのティーゲル国際空港でドイツ当局に拘束された。

7人は男性2人、女性4人、子ども1人からなるという。

また、英国警察もロンドンのヒースロー国際空港でトルコから強制送還された男性(26歳)を拘束した。

AFP, November 14, 2019、Anadolu Ajansı, November 14, 2019、ANHA, November 14, 2019、AP, November 14, 2019、DPA, November 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2019、Reuters, November 14, 2019、SANA, November 14, 2019、SOHR, November 14, 2019、UPI, November 14, 2019などをもとに作成。

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ロシア軍と合同パトロールを実施するトルコ軍がハサカ県南東部で住民の投石を受ける(2019年11月14日)

ハサカ県では、ANHA(11月14日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市西のシャリーク村、ビールカンス村、タアラク村、カルカンド村、スィービールカー村、バルカフリー村、タッル・カンバル村、タッル・カデシーシュ村、カルマーニーヤ村で国境地帯で合同パトロールを実施した。

これに対して、住民らは、パトロールを実施するトルコ軍装甲車に投石し、抗議の意思を示した。

AFP, November 14, 2019、ANHA, November 14, 2019、AP, November 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2019、Reuters, November 14, 2019、SANA, November 14, 2019、SOHR, November 14, 2019、UPI, November 14, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部と北西部で国民軍戦闘員が何者かに狙われ5人死亡(2019年11月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラーイー村でトルコの支援を受ける国民軍の戦闘員が何者かの襲撃を受け、2人が死亡した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(11月14日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で、国民軍に所属する殉教者バドル旅団のメンバーが何者かの襲撃を受け、3人が死亡した。

AFP, November 14, 2019、ANHA, November 14, 2019、AP, November 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2019、Reuters, November 14, 2019、SANA, November 14, 2019、SOHR, November 14, 2019、UPI, November 14, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍がシリア民主軍との戦闘の末にタッル・タムル町の北1キロの地点に到達(2019年11月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末にタッル・タムル町に近いダーウーディーヤ村、カースィミーヤ村、アリーシャ村、サーリヒーヤ村を制圧、タッル・タムル町の北1キロの地点に到達した。

この戦闘で国民軍戦闘員11人、シリア民主軍戦闘員13人が死亡した。

AFP, November 14, 2019、ANHA, November 14, 2019、AP, November 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2019、Reuters, November 14, 2019、SANA, November 14, 2019、SOHR, November 14, 2019、UPI, November 14, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍がイドリブ県を爆撃し6人死亡、シリア軍が反体制派支配地を新たに奪還、アレッポ市では反体制派の砲撃で1人死亡(2019年11月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカフルサジュナ村、カフルナブル市、ジャバーラー村、ウライニバ村、バスカラー村を「樽爆弾」で爆撃し、カフルサジュナ村の競技場で市民3人が死亡した。

シリア軍はまた、地上部隊がマアッラト・ヌウマーン市一帯を砲撃したほか、ハーン・シャイフーン市北の高速道路で反体制武装集団の車輌を攻撃し、戦闘員1人を殺害した。

ロシア軍戦闘機もムシャイリファ村、ザルズール村、スフーフン村、ハザーリーン村、マアッラト・ハルマ村を爆撃、マアッラト・ハルマ村で子ども2人が死亡した。

一方、SANA(11月14日付)によると、シリア軍が県南部でシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、国民軍に統合された国民解放戦線、イッザ軍などからなる反体制武装集団との激しい戦闘の末、ルワイビダ村、フズナ丘を制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市サイフ・ダウラ地区を砲撃し、市民1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県5件、ラタキア県4件、アレッポ県6件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県5件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県5件)確認した。

AFP, November 14, 2019、ANHA, November 14, 2019、AP, November 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 14, 2019、Reuters, November 14, 2019、SANA, November 14, 2019、SOHR, November 14, 2019、UPI, November 14, 2019などをもとに作成。

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