オバマ米大統領「アサド政権が化学兵器を再び使用することに「レッドライン」は設けない」(2015年5月14日)

バラク・オバマ米大統領は、ワシンドンDC近郊のキャンプ・デーヴィッドでのGCC諸国との首脳会談後に行われた記者団との質疑応答の場で、シリア情勢について言及し、シリア政府が化学兵器を使用した場合、国際社会とともにその調査を行う意思を示すとともに、ロシアなどと「その使用を止めさせる」ために協力すると述べた。

しかし、オバマ大統領は、シリアでの戦争において化学兵器が再び使用されることに対して、「レッドラインは設けない」と答え、アサド政権に対する軍事行動に対して慎重な姿勢を示した。

AP(5月15日付)などが伝えた。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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ムアッリム外相がダマスカス訪問中のボルージェルディー・イラン国会国家安全保障外交委員長と会談(2015年5月14日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、ダマスカスを訪問中のイラン国会のアラーッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交委員長と会談し、シリアおよび中東情勢について意見を交わした。

ボルージェルディー国家安全保障外交委員長は会談後の記者会見で、「我々は、シリアの政府、国民への支援を今一度表明するために、シリアにやって来た。この支援を誇りに思っている」と述べる一方、米国による「穏健な反体制派支援」を「戦略的な過ち」としたうえで、「良いテロリストも悪いテロリストもない。テロはどこで起ころうとテロだ」と批判した。

SANA(5月14日付)が伝えた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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新たなパレスチナ民兵組織「ジャリール軍団」がシリア政府側に立って武力紛争に参加(2015年5月14日)

クッルナー・シュラカー(5月14日付)は、シリアで居住するパレスチナ人が新たな民兵組織「ジャリール(ガリラヤ)軍団」を発足し、シリア軍を支援するかたちで反体制武装集団との戦闘に参加したと伝え、戦闘員の写真を公開した。

ジャリール軍団は、2015年4月25日にパレスチナ帰還青年運動によって結成された武装集団で、アサド大統領を「兄」とみなし、PFLP-GCの民兵組織(人民諸委員会)のもとで戦闘に参加しているという。

Kull-na Shuraka', March 14, 2015
Kull-na Shuraka’, March 14, 2015
Kull-na Shuraka', March 14, 2015
Kull-na Shuraka’, March 14, 2015

 

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合のジャルバー前代表は「ジュネーブ3」開催の必要なしと主張、ロシア外務副大臣は「ジュネーブ3」開催を準備するための「モスクワ3」の主催に前向き(2015年5月14日)

シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー前代表は、エジプトでアラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談し、シリア国内で軍事バランスなどについて意見を交わした。

ジャルバー前代表は会談後、記者団に対して「シリアの反体制派は(サウジアラビアの首都)リヤドで会し、アラブ連盟、アラブ諸国、地域諸国出席のもと、文書に合意、これがシリアの紛争解決に向けた唯一の文書となるだろう」と述べた。

一方、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が主導する紛争当時者との個別協議に関して、「デミストゥラ氏がやっていることは単なる協議だ。連立はこの協議には参加しない…。デミストゥラ氏は6ヶ月も協議を続けているが、我々はジュネーブ3が必要だとは考えていない。デミストゥラ氏と交渉することが有益だとは考えていない」と批判した。

ARA News(5月14日付)が伝えた。

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ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣は、シリア政府と反体制派による和平交渉「ジュネーブ3」開催を準備するための当事者間の協議(「モスクワ3」)をロシア政府が行う用意があると述べた。

イタル・タス通信(5月14日付)などが伝えた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Itar-tass, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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英国警察副総監:700人以上の英国人がシリアに潜入(2015年5月14日)

英国警察でテロ対策を統括するマーク・ローリー副総監は、シリアに不法入国し、イスラーム国(ダーイシュ)やシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の戦闘に参加した英国人の数が700人以上に上っていると発表した。

ローリー副総監によると、このうちの約半数はすでに英国に帰国しており、また338人を2013年に逮捕したという。

『ハヤート』(5月15日付)などが伝えた。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がパルミラ遺跡を擁するヒムス県タドムル市に迫撃、シリア軍、YPG、有志連合が各地でダーイシュと交戦(2015年5月14日)

ヒムス県では、AFP(5月14日付)がシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表の話として、スフナ市一帯に進軍したダーイシュ(イスラーム国)が、パルミラ遺跡を擁するタドムル市東部2キロの地点にまで進軍し、同地の建物複数棟を制圧した。

Kull-na Shuraka', March 14, 2015
Kull-na Shuraka’, March 14, 2015

これに対して、シリア軍は、タドムル市北部および東部郊外でダーイシュと交戦するとともに、13日にダーイシュによって制圧されたアーミリーヤ村、スフナ市などを空爆した。

13日スフナ市一帯での戦闘では、シリア軍兵士70人、ダーイシュ戦闘員40人が死亡、またヒムス県のタラール・バラーズィー知事によると、1,800世帯がスフナ市からタドムル市に避難した。

またシリア人権監視団によると、14日の戦闘では、ダーイシュ戦闘員15人が死亡する一方、ダーイシュはアーミリイーヤ村で26人を拘束したのち、斬首し殺害したという。

この戦闘に関して、ダーイシュはインターネットを通じて、「スフナを完全に解放し…ヒムス州(ヒムス市一帯のこと)とハイル州(ダイル・ザウル県のこと)の国際幹線道路が解放された」と発表し、複数の写真を公開した。

一方、SANA(5月14日付)によると、シリア軍はタドムル市東部に侵入しようとしたダーイシュを撃退、またマスアダ街道、ムシャイリファ村、ウンム・リーシュ村、ハイル油田一帯(スフナ市南部)、ジャズル・ガス採掘所地帯東部、スフナ市一帯、タッル・ダブア村、タフハ村、ビール・ラック村、ダーヒク山、ジバーブ・ハマド村、トゥワイナーン村、ラッフーム村、アブー・ハワーディード村で、ダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が包囲を続けるクワイリス航空基地一帯で、シリア軍とダーイシュが交戦した。

また、13日深夜、アレッポ市北部郊外で、ダーイシュとジハード主義武装集団が交戦し、後者の戦闘員12人が死亡した。

一方、複数の活動家によると、有志連合が、ダーイシュによって占拠されているタッル・マーリド村(アレッポ市北部)一帯を6回にわたり空爆した。

またクッルナー・シュラカー(5月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、マーリア市を砲撃し、反体制武装集団戦闘員と民間人合わせて12人が死亡した。

さらに、ARA News(5月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がジャラーブルス市郊外、ユーフラテス川西岸のタッル・アブル村、タッル・アフマル村を砲撃した。

このほか、SANA(5月14日付)によると、アレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマヤーディーン市内の現代医学病院、工業高校一帯を空爆、またムーハサン市、ダイル・ザウル航空基地一帯でもダーイシュと交戦、外国人戦闘員4人を殺害した。

一方、SANA(5月14日付)によると、ダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ラシュディーヤ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タマル市一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またハサカ市西部郊外一帯(ウンム・キバル村など)ではシリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

一方、SANA(5月14日付)によると、ハサカシ西部郊外(ウンム・キバル村)で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(5月15日付)によると、ユーフラテス火山合同作戦司令室が、タッル・アブヤド市郊外のバドルハーン村、シャーシュ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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クッルナー・シュラカー(5月14日付)は、ダマスカス郊外県の東カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)と交戦するシャームの民のヌスラ戦線の司令官、戦闘員が、ダーイシュとの戦闘停止を決定したと発表したと発表した。

これに関して、東カラムーンのヌスラ戦線はツイッターを通じて声明を出し、この発表との関係を否定、ダーイシュ掃討の継続を確認した。

AFP, May 14, 2015、AP, May 14, 2015、ARA News, May 14, 2015、Champress, May 14, 2015、al-Hayat, May 15, 2015、Iraqi News, May 14, 2015、Kull-na Shuraka’, May 14, 2015、May 15, 2015、al-Mada Press, May 14, 2015、Naharnet, May 14, 2015、NNA, May 14, 2015、Reuters, May 14, 2015、SANA, May 14, 2015、UPI, May 14, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領がイランのボルージェルディー国会国家安全保障外交委員長と会談(2015年5月13日)

アサド大統領は、シリアを訪問したイラン国会のアラーッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交委員長とダマスカスで会談し、二国間関係などについて意見を交わした。

会談でアサド大統領は、シリアにおける「テロとの戦い」へのイラン政府および国民の支援に謝意を示すとともに、イランをはじめとする友好国の支援のもと、テロを根絶するとの意志を表明した。

SANA(5月13日付)が伝えた。

なお会談には、解任説や病気説が噂されていたアリー・マムルーク国民安全保障会議議長が同席した。

SANA, March 13, 2015
SANA, March 13, 2015

AFP, May 13, 2015、AP, May 13, 2015、ARA News, May 13, 2015、Champress, May 13, 2015、al-Hayat, May 14, 2015、Iraqi News, May 13, 2015、Kull-na Shuraka’, May 13, 2015、al-Mada Press, May 13, 2015、Naharnet, May 13, 2015、NNA, May 13, 2015、Reuters, May 13, 2015、SANA, May 13, 2015、UPI, May 13, 2015などをもとに作成。

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反体制武装集団31組織が「ジュネーブ3」開催準備のための個別協議を拒否(2015年5月12日)

シリア国内で活動するアル=カーイダ系組織など31の武装集団が共同声明を出し、シリア政府と反体制派の和平交渉(ジュネーブ3)の開催を準備するためスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が行っている当時者との個別協議への拒否すると発表した。

Kull-na Shuraka', March 15, 2015
Kull-na Shuraka’, March 15, 2015

共同声明に参加した31の武装集団は以下の通り:

イスラーム軍、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム革命家大隊、「命じられたまま正しくあれ」連合、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、シャーム軍団、フルカーン旅団、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、タウヒード旅団、ラフマーン軍団、バヤーン運動、第101師団、第13師団、海岸第1師団、山地の鷹、ハックの騎士、アッラーの剣、ファーティヒーン軍、ムスタファー旅団、ヒムス軍団、ハムザ師団、第1連隊、スィッディーク旅団、ヌールッディーン・ザンキー大隊、サフワ大隊、ヤルムーク軍、第1軍団、第1軍、ムウタッズ・ビッラー大隊、カシオン旅団連合。

AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。

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トルコ外相、米軍による「穏健な反体制派」への軍事教練は「純粋に技術的な理由」で再び延期(2015年5月12日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、トルコ領内での米軍主導によるシリアの「穏健な反体制派」への軍事教練に関してテレビ番組で「純粋に技術的な理由」により、再度開始を延期したことを明らかにした。

ARA News(5月12日付)が伝えた。

AFP, May 12, 2015、AP, May 12, 2015、ARA News, May 12, 2015、Champress, May 12, 2015、al-Hayat, May 13, 2015、Iraqi News, May 12, 2015、Kull-na Shuraka’, May 12, 2015、al-Mada Press, May 12, 2015、Naharnet, May 12, 2015、NNA, May 12, 2015、Reuters, May 12, 2015、SANA, May 12, 2015、UPI, May 12, 2015などをもとに作成。

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駐レバノン米大使「ダーイシュ(イスラーム国)はヒズブッラーがシリアでの戦闘に参加するまでレバノンに脅威をもたらさなかった」!?(2015年5月12日)

デヴィッド・ヘイル駐レバノン米大使はLBCI(5月12日付)のインタビューに応じ、ダマスカス郊外県カラムーン地方でのヒズブッラーによるシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団の掃討に関して、「ダーイシュ(イスラーム国)はヒズブッラーがシリアでの戦闘に参加するまでレバノンに脅威をもたらさなかった。こうしたことがここ(レバノン)にテロリストを引きつける磁石となった」との極論を披露した。

ヘイル大使は「我々は(シリアの)紛争に対するレバノンの不関与政策を大いに支持している。また不関与政策を打ち壊そうとする者たちに、今日のレバノンが直面する不安定の責任がある」と主張した。

また「(アサド)政権を守り続けようとするこうした外部の当事者ががシリアの紛争と苦悩を長引かせ、さまざまなかたちでそれをレバノンに波及させることを恐れている」と付言した。

一方、シリア政府に関しては「シリア政府がシリアの秩序を回復させ、戦闘を終わらせ得ることができないのは明らかだ…。我々にとってきわめて明らかなのは、軍事的な解決などなく、ジュネーブ合意に沿った政治的移行…のみがシリアの苦しみを解消する唯一の答えだということを理解する必要がある…。彼(アサド大統領)は政治的解決の一部になることはあり得ない」と述べた。

Naharnet, March 12, 2015
Naharnet, March 12, 2015

 

AFP, May 12, 2015、AP, May 12, 2015、ARA News, May 12, 2015、Champress, May 12, 2015、al-Hayat, May 13, 2015、Iraqi News, May 12, 2015、Kull-na Shuraka’, May 12, 2015、LBCI, May 12, 2015、al-Mada Press, May 12, 2015、Naharnet, May 12, 2015、NNA, May 12, 2015、Reuters, May 12, 2015、SANA, May 12, 2015、UPI, May 12, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県各所で、シリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年5月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が包囲を続けるクワイリス航空基地一帯で、シリア軍とダーイシュが交戦、シリア軍が同地一帯を砲撃した。

また『ハヤート』(5月13日付)によると、ユーフラテスの火山合同作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タッル・アブヤド市に臨むカルタル高地一帯を制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)によると、カルタル高地制圧に際して、有志連合が空爆によりユーフラテスの火山合同作戦司令室を援護したという。

一方、SANA(5月12日付)によると、アレッポ市郊外の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハサカ市西部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して砲撃を行った。

またタッル・タムル町北西部郊外では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦した。

ARA News(5月13日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、アーリヤ村の穀物サイロを制圧した。

一方、SANA(5月12日付)によると、ハサカ市西部郊外のサディーク交差点、ラフラフ村、ハーウーズ村、ハッザーン村でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(5月13日付)によると、ダイル・ザウル航空基地周辺、ダイル・ザウル市工業地区、フワイジャト・サクル地区で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続け、シリア軍が「樽爆弾」を投下した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯に迫撃砲弾複数発が着弾した。

AFP, May 12, 2015、AP, May 12, 2015、ARA News, May 12, 2015、May 13, 2015、Champress, May 12, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2015、al-Hayat, May 13, 2015、Iraqi News, May 12, 2015、Kull-na Shuraka’, May 12, 2015、al-Mada Press, May 12, 2015、Naharnet, May 12, 2015、NNA, May 12, 2015、Reuters, May 12, 2015、SANA, May 12, 2015、UPI, May 12, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線は過去1年間で5,445人を殺害(2015年5月12日)

「サウト・ワ・スーラ」(声と写真、http://sound-and-picture.com/)は、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線が2013年4月9日から2015年5月10日までの約1年間で民間人、戦闘員合わせて5,445人を殺害しているとする統計調査結果(http://sound-and-picture.com/?p=531)を発表した。

このうち民間人は2,157人(うち子供150人、女性154人)、戦闘員は2,911人だという。

統計は、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(http://www.raqqa-sl.com/)、「イドリブ暗殺」(http://idlib-assassination.com/ar/)との協力のもと集計されたという。

http://sound-and-picture.com/
http://sound-and-picture.com/

AFP, May 12, 2015、AP, May 12, 2015、ARA News, May 12, 2015、Champress, May 12, 2015、al-Hayat, May 13, 2015、Iraqi News, May 12, 2015、Kull-na Shuraka’, May 12, 2015、al-Mada Press, May 12, 2015、Naharnet, May 12, 2015、NNA, May 12, 2015、Reuters, May 12, 2015、SANA, May 12, 2015、UPI, May 12, 2015などをもとに作成。

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ハンディキャップ・インターナショナル「シリア国内で510万人が迫撃砲、ロケット弾、大砲、簡易爆発物(IED)といった爆破兵器の脅威に曝されている」(2015年5月12日)

ハンディキャップ・インターナショナルは、シリア国内で子供200万人以上を含む510万人が、迫撃砲、ロケット弾、大砲、簡易爆発物(IED)といった爆破兵器の脅威に曝されていると指摘、すべての紛争当事者に国際人道法に従って、人口密集地区での爆破兵器の使用停止を求めた。

「シリアにおける爆破兵器の使用」(http://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/HI%20Report_Time%20Bomb%20in%20the%20Making_May%202015.pdf)と題された報告書のなかで、ハンディキャップ・インターナショナルは、2012年12月から2015年3月にかけてシリアで発生した7万7,645件の事例を分析、5分の4の事例において爆破兵器が使用され、75%の事例が人口密集地区で発生し、民間人を危険にさらしていることを明らかにした。

シリア政府の支配下にあるダマスカス県だけでも、こうした事例は5,353件報告されている、という。

AFP, May 12, 2015、AP, May 12, 2015、ARA News, May 12, 2015、Champress, May 12, 2015、al-Hayat, May 13, 2015、Iraqi News, May 12, 2015、Kull-na Shuraka’, May 12, 2015、al-Mada Press, May 12, 2015、Naharnet, May 12, 2015、NNA, May 12, 2015、Reuters, May 12, 2015、SANA, May 12, 2015、UPI, May 12, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県、ラッカ県のダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃(2015年5月11日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月11日付)によると、シリア軍はダーイシュが占拠するバーブ市を空爆し、住民6人が死亡した。

一方、ARA News(5月12日付)によると、シャーム戦線が、県北部のグーズ村、ハサージク村、サッド村、ハスィーヤ村、グルナータ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地一帯からダーイシュを放逐することに成功した。

またシリア軍はザフラー協会地区を空爆した。

また、シリア人権監視団によると、クワイリス航空基地周辺で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦を続けた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の本拠地ラッカ市をシリア軍が空爆、また同市上空一帯で偵察機、戦闘機の旋回が続いた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町北西部郊外で10日深夜から11日にかけて、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員43人が死亡した。

また、クッルナー・シュラカー(5月12日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ハサカ市西部のアシュラ村、ブワイダ村、ムシャイリファ村、タッル・タール村、上アッザーム村を制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(5月11日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ラッフーム村、スルターニーヤ村、タッラト・マドラージャ村、西サラーム村、東サラーム村、ラジャム・アーリー村、ムシャイリファ村、ハタムルー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アッシリア人権ネットワークは、ARA News(5月11日付)に対して、3月にダーイシュ(イスラーム国)がハサカ県タッル・シャーミーラーン村一帯で誘拐した住民(アッシリア教徒)約200人に関して、ダーイシュ側が2,200米ドルの身代金支払いを要求していることを明らかにした。

AFP, May 11, 2015、AP, May 11, 2015、ARA News, May 11, 2015、May 12 ,2015、Champress, May 11, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2015、al-Hayat, May 12, 2015、Iraqi News, May 11, 2015、Kull-na Shuraka’, May 11, 2015、May 12, 2015、al-Mada Press, May 11, 2015、Naharnet, May 11, 2015、NNA, May 11, 2015、Reuters, May 11, 2015、SANA, May 11, 2015、UPI, May 11, 2015などをもとに作成。

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シリア国民連合は「ジュネーブ3」に向けたデミストゥラ氏代表との個別協議をボイコット(2015年5月11日)

『シャルク・アウサト』(5月11日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立は9、10日にトルコのイスタンブールで総合委員会会合を開き、シリア政府と反体制派の和平交渉に向けたスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表との個別協議などへの対応について協議、デミストゥラ代表との個別協議をボイコットすることを決定した。

複数の消息筋によると、ボイコットは、連立のメンバーが、個別協議を行うにあたってデミストゥラ代表から新たな議題が示されず、反体制派の分断とアサド政権の地位向上をもたらしかねず、また国際社会(とりわけ米国)がアサド政権の打倒ではなく、ダーイシュ(イスラーム国)相当に重点を置いていることに不満を示したことの結果だという。

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4月下旬にトルコを経由してスペインに逃走したシリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表がトルコのイスタンブールで、シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表と会談し、これまでの政治姿勢を捨て、「アサドと政権幹部の退任なくしてシリアを救済する政治的解決はない」、「シリア革命国民軍創設」、「革命の真の勝利は新シリア軍の誕生をもって確固たるものとなる」など、シリア政府の打倒を最優先する連立寄りの姿勢に転換した。

会談後、フサイン代表とハウジャ代表は、共同記者会見を開き、両者が交わした合意(合同ヴィジョン)内容について明らかにした。

同合意においては、アサド政権による殺戮と強権支配が「混乱、過激主義、テロをもたらした」と批判、「多元的民主的文民国家」の建設をめざすとの姿勢が明示されるとともに、「アサドと政権幹部の退任なくしてシリアを救済する政治的解決はない。シリアの将来においてアサドが担う役割はない」と強調した。

また「南部から北部にいたるさまざまな地域で革命諸勢力が勝利するなか、政権による犯罪行為は、都市、村への空爆を通じて増している」と述べ、アル=カーイダ系組織(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動)による攻勢に共鳴し、「シリア革命国民軍の創設」を主唱している。

『ハヤート』(5月12日付)などが伝えた。

Kull-na Shuraka', May 11, 2015
Kull-na Shuraka’, May 11, 2015

AFP, May 11, 2015、AP, May 11, 2015、ARA News, May 11, 2015、Champress, May 11, 2015、al-Hayat, May 12, 2015、Iraqi News, May 11, 2015、Kull-na Shuraka’, May 11, 2015、al-Mada Press, May 11, 2015、Naharnet, May 11, 2015、NNA, May 11, 2015、Reuters, May 11, 2015、SANA, May 11, 2015、al-Sharq al-Awsat, May 11, 2015、UPI, May 11, 2015などをもとに作成。

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イランによるクルド人デモ弾圧に抗議するカーミシュリー市でのデモにアサーイシュが介入(2015年5月10日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(5月11日付)によると、シリア・クルド・アーザーディー党がカーミシュリー市で、イランのマハーバード市でのクルド人のデモに対する弾圧に抗議するデモを呼びかけ、約300人が参加した。

しかし、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュはデモを強制排除し、3人を逮捕した。

AFP, May 11, 2015、AP, May 11, 2015、ARA News, May 11, 2015、Champress, May 11, 2015、al-Hayat, May 12, 2015、Iraqi News, May 11, 2015、Kull-na Shuraka’, May 11, 2015、al-Mada Press, May 11, 2015、Naharnet, May 11, 2015、NNA, May 11, 2015、Reuters, May 11, 2015、SANA, May 11, 2015、UPI, May 11, 2015などをもとに作成。

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トルコ首相がシリア領内に不法入国(2015年5月10日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は、アレッポ県アシマ村に不法入国し、同村に安置されているスライマーン・シャーの棺を訪れた。

アシマ村は、トルコ国境から約200メートルの距離に位置する村。

トルコ政府は2015年2月、シリア領内を侵犯し、同国内にあるトルコの飛び地のスライマーン・シャー廟を破壊、棺を持ち出していた。 

AFP, May 10, 2015、AP, May 10, 2015、ARA News, May 10, 2015、Champress, May 10, 2015、al-Hayat, May 11, 2015、Iraqi News, May 10, 2015、Kull-na Shuraka’, May 10, 2015、al-Mada Press, May 10, 2015、Naharnet, May 10, 2015、NNA, May 10, 2015、Reuters, May 10, 2015、SANA, May 10, 2015、UPI, May 10, 2015などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県などで、シリア軍、YPG、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)と交戦(2015年5月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵がタッル・タムル町西部郊外一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、ARA News(5月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ラアス・アイン市西部のハサカ市・アレッポ市国際幹線道路一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、街道沿いの複数拠点を制圧した。

また地元消息筋によると、シリア軍や人民防衛隊がダーイシュと交戦を続けるハサカ市郊外のアブドゥルアズィーズ山一帯、タッル・マジュダル村一帯を有志連合が空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区、工業地区、カナーマート地区などで、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍が同地を砲撃した。

また、ARA News(5月10日付)によると、ダイル・ザウル航空基地一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員6人が死亡した。

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ヒムス県では、SANA(5月10日付)によると、スルターニーヤ村、ドゥワイバ村、ムシャイリファ村、ジバーブ・ハマド村、ダーヒック山、ワーディ・スッカルで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 10, 2015、AP, May 10, 2015、ARA News, May 10, 2015、Champress, May 10, 2015、al-Hayat, May 11, 2015、Iraqi News, May 10, 2015、Kull-na Shuraka’, May 10, 2015、al-Mada Press, May 10, 2015、Naharnet, May 10, 2015、NNA, May 10, 2015、Reuters, May 10, 2015、SANA, May 10, 2015、UPI, May 10, 2015などをもとに作成。

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ヨルダンの政治家ら:ヌスラ戦線やダーイシュ(イスラーム国)に接近する「穏健な反体制派」(自由シリア軍)に信頼喪失(2015年5月10日)

『ハヤート』(5月10日付)は、ヨルダン政府がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘のためにシリアの部族への軍事教練を領内で開始したと発表(7日)ことに関連して、シリアの複数の部族消息筋の話として、「シリア南部および東部の部族が、ヨルダンから子息数千人を教練するとの確約を得た」と伝えた。

この教練に関して、ヨルダン政府は「有志連合の関係者から近く詳細は発表されるだろう」と述べ、内容を明らかにしていない。

しかし、反体制組織「シリア部族評議会」のアリー・マズゥード・ジャースィム代表は『ハヤート』の電話取材に対して、「最近、部族の若者約400人が(ヨルダンで)教練を受けた…。彼らの任務は過激派に対抗することにあるが、シリア軍と対峙することも無視しない」と述べた。

ジャースィム代表によると「シリアの部族は現在、5個師団、1万5,000人を擁し、シャーム地域(ダマスカス県、ダマスカス郊外県)、イドリブ地域、ハマー地域、ラタキア地域に配備されている。またダルアーには2個師団がおり、うちシリア部族師団は2,500人の戦闘員を擁する。もう一つは特殊任務師団で、数百人からなり、正確な諜報活動を行っている」という。

一方、ヨルダンの複数の政治家らは「シリアの穏健な反体制派」への信頼が喪失されたと感じるようになっているという。

彼らによると、「ヨルダン領内で4年間にわたって自由シリア軍を教練、支援してきたにもかかわらず、過激派が台頭したことで、彼らに対するヨルダンの信頼は失われ…、一部の政治家は、自由シリア軍が…ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に接近していると疑い、彼らの忠誠に疑義を呈している」という。

AFP, May 9, 2015、AP, May 9, 2015、ARA News, May 9, 2015、Champress, May 9, 2015、al-Hayat, May 10, 2015、Iraqi News, May 9, 2015、Kull-na Shuraka’, May 9, 2015、al-Mada Press, May 9, 2015、Naharnet, May 9, 2015、NNA, May 9, 2015、Reuters, May 9, 2015、SANA, May 9, 2015、UPI, May 9, 2015などをもとに作成。

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トルコ首相、シリアへの軍事侵攻を否定(2015年5月9日)

トルコのアフメト・ダウトオール首相は『ヒュッリイェト』(5月9日付)に、「現在、トルコの介入を必要とする状況にはない」と述べ、トルコがシリアに地上軍を侵攻させようとしているという共和人民党(CHP)のギュルセル・テキン書記長の主張を否定した。

しかしダウトオール首相は、サウジアラビアやトルコの支援により、イドリブ県やダルアー県でアル=カーイダ系組織が攻勢をかけていることに関連し「シリアにおけるパワー・バランスは急速に変化している」との見方を示した。

AFP(5月9日付)が伝えた。

AFP, May 9, 2015、AP, May 9, 2015、ARA News, May 9, 2015、Champress, May 9, 2015、al-Hayat, May 10, 2015、Iraqi News, May 9, 2015、Kull-na Shuraka’, May 9, 2015、al-Mada Press, May 9, 2015、Naharnet, May 9, 2015、NNA, May 9, 2015、Reuters, May 9, 2015、SANA, May 9, 2015、UPI, May 9, 2015などをもとに作成。

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ハサカ県各所で、シリア軍、YPG、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)に攻勢(2015年5月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町郊外のタッル・ジャダル村一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、ハーブール護衛部隊、シリア正教軍事評議会民兵がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また有志連合が同地一帯を空爆した。

一方、ARA News(5月9日付)によると、ラアス・アイン市西部のフライサ村、ブーガ村一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

また人民防衛隊は声明を出し、タッル・マジュダル村を制圧したと発表した。

シリア軍も、ハサカ市東部および南部の郊外(ペトロール交差点一帯、タッル・ブラーク町方面)で進軍を続け、ダーイシュの拠点などを破壊した。

さらに、クッルナー・シュラカー(5月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラアス・アイン市郊外のヒーラ村、カシュガ村で、爆弾を仕掛けた車2台で自爆攻撃を行い、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がクワイリス航空基地一帯で、シリア軍と交戦した。

一方、SANA(5月9日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(5月9日付)によると、ハリージャ村、アルシューナ村、スルターニーヤ村、ジャズル・ガス採掘所地帯、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 9, 2015、AP, May 9, 2015、ARA News, May 9, 2015、Champress, May 9, 2015、al-Hayat, May 10, 2015、Iraqi News, May 9, 2015、Kull-na Shuraka’, May 9, 2015、May 10, 2015、al-Mada Press, May 9, 2015、Naharnet, May 9, 2015、NNA, May 9, 2015、Reuters, May 9, 2015、SANA, May 9, 2015、UPI, May 9, 2015などをもとに作成。

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化学兵器禁止機関(OPCW)の申告状況評価チーム:シリア国内の未申告の軍事研究施設で採取したサンプルから、サリン・ガス、VXガスの関連物質の痕跡が検出(2015年5月8日)

ロイター通信(5月8日付)は、複数の匿名外交筋の話として、化学兵器禁止機関(OPCW)の申告状況評価チームが、シリア国内の未申告の軍事研究施設で採取したサンプルから、サリン・ガス、VXガスの関連物質の痕跡が検出された、と伝えた。

このサンプルは、2014年12月から2015年1月にかけて採取されたものだという。

また、AFP(5月10日付)によると、OPCWが7日に開いた非公式会合で、EU議長国であるラトビアの代表(Maris Klisans)が本件に関して報告を行ったという。

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なお、『ハヤート』(5月10日付)などによると、国連安保理では6日、シリア国内で塩素ガスを使用した攻撃があったとの情報を受け、米国がシリア国内での化学兵器使用の調査を行うよう求めていた。

AFP, May 9, 2015、AP, May 9, 2015、ARA News, May 9, 2015、Champress, May 9, 2015、al-Hayat, May 10, 2015、Iraqi News, May 9, 2015、Kull-na Shuraka’, May 9, 2015、al-Mada Press, May 9, 2015、Naharnet, May 9, 2015、NNA, May 9, 2015、Reuters, May 9, 2015、SANA, May 9, 2015、UPI, May 9, 2015などをもとに作成。

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有志連合によるラッカ爆撃でダーイシュ(イスラーム国)司令官2人死亡、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ダイル・ザウルでの戦闘続く(2015年5月8日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月8日付)などによると、有志連合の無人戦闘機がラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を空爆し、乗っていた全員を殺害した。

殺害されたダーイシュ・メンバーのなかには、ラッカ県出身の司令官2人、ウサーマ・カッラーシュ・マカニー氏(アブー・ウマル:アブー・ルクマーン氏に次ぐシリア国内の治安担当者のナンバー・ツーと目される)、ヒシャーム・カッラーシュ氏(モスル市衛生局長)もいたという。

一方、クッルナー・シュラカー(5月8日付)は、ラッカ市の地元消息筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)衛生局が、医療、人道支援関連のすべての国際機関の支配領域への立ち入りを禁止するファトワーを発したと伝えた。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプで、ダーイシュと共闘するシャームの民のヌスラ戦線が、キャンプ北西部一帯に設置されているシリア軍とPFLP-GCの拠点複数カ所を攻撃し、シリア軍兵士2人、PFLP-GC戦闘員3人を殺害し、これらの拠点を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯を占拠するダーイシュ(イスラーム国)がハジャル・アスワド市各所でジハード主義武装集団と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(5月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員がラフマーン軍団のシューラー評議会の会合に潜入・自爆し、ラフマーン軍団のアブー・ナスル・シュマイル司令官、リヤード・ハルキー氏、ナイーム・ヤアクーブ氏らが負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地南東部、ダイル・ザウル市工業地区のジュムヤーン検問所一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦し、飛行場司令官(少将)1人を含むシリア軍兵士19人、ダーイシュ戦闘員15人が死亡した。

戦闘では、ダーイシュがジュムヤーン検問所に対して自爆攻撃をしかける一方、捕捉したシリア軍兵士4人を斬首し、検問所を制圧したという。

一方、シリア軍はブーライル村、マヤーディーン市近郊のバクラス村などを空爆し、3人が死亡した。

また、SANA(5月8日付)によると、マリーイーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が包囲を続けるクワイリス航空基地一帯で、ダーイシュとシリア軍が交戦し、シリア軍兵士7人(士官1人を含む)が死亡した。

また、ARA News(5月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室が、アイン・アラブ市東部郊外でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、複数の村を解放した。

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ハサカ県では、ARA News(5月8日付)によると、有志連合がハサカ市西部のタッル・マジュダル村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆した。

一方、SANA(5月8日付)によると、ハサカ市東部一帯、シャダーディー市・フール町間、ウンム・キバル村で、シリア軍、国防隊が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(5月8日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ラッフーム村、マズマル村、ムシャイリファ村、ラジャム・カスル村、ウンム・サフリージュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, May 8, 2015、AP, May 8, 2015、ARA News, May 8, 2015、Champress, May 8, 2015、al-Durar al-Shamiya, May 8, 2015、al-Hayat, May 9, 2015、Iraqi News, May 8, 2015、Kull-na Shuraka’, May 8, 2015、al-Mada Press, May 8, 2015、Naharnet, May 8, 2015、NNA, May 8, 2015、Reuters, May 8, 2015、SANA, May 8, 2015、UPI, May 8, 2015などをもとに作成。

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オバマ米政権は、アル=カーイダ系組織の影響力増大を懸念しつつ、「穏健な反体制派」への教練を開始(2015年5月8日)

駐シリア大使館はフェイスブックを通じて、「ISIS(ダーイシュ(イスラーム国)の能力を抑え、最終的には壊滅するための努力を支援するにふさわしいと判断されたシリア反体制派の志願者に対し、米軍および一部同盟国が第1回目となる軍事教練を開始した」と発表した。

前日には、ヨルダン政府が「シリア国民、部族の志願者」への軍事教練を有志連合の枠組みのなかで開始したと発表している。

米大使館フェイスブックでの発表によると、「このプログラムの実施には…有志連合の軍、外務省、諜報機関…が参加しており、教練方法は、シリアの反体制派のみの必要…、特定の任務、個人に限定して…策定されている」という。

これに関して、『ハヤート』(5月9日付)は、国防総省の複数の信頼できる消息筋の話として、3,750人以上のシリア人が志願、うち400人が今回の教練の対象者として選定されたという。

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『ハヤート』(5月9日)は、「穏健な反体制派」への軍事教練の目的を、ダーイシュとの戦いではなく、アサド政権打倒としたいトルコに配慮するかたちで、軍事教練が、①ダーイシュとの戦い、②反体制派の支配地域の維持、③シリアの紛争の政治的解決の促進、という3点が目標に設定されている、と伝えた。

『ハヤート』はまた、西側外交筋の話として、米国務省、国防総省の高官、そして「穏健な反体制派」教練を統括する中央特殊作戦軍司令官のマイケル・ナガタ少将が、バラク・オバマ米大統領に、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘が想定される「穏健な反体制派」を空から援護するため有志連合の活動を拡充するよう要請したが、大統領は依然として難色を示していると付言した。

西側消息筋によると、トルコ政府は「穏健な反体制派」の教練キャンプをシリア国境地帯に設置することを米国と合意した際に、教練第1期生にトルクメン人戦闘員を含めるとともに、教練生の数を5,000人から1万人(3年間での教練生の総数を1万5,000人から3万人)に増やすよう米国に求めた、という。

なおトルクメン人戦闘員、具体的にはトルキスターン・イスラーム党は、3~4月にかけてのイドリブ県でのファトフ軍作戦司令室(アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などから構成)の攻勢(イドリブ市、ジスル・シュグール市などの制圧)に参加している。

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一方、『ハヤート』(5月9日)は複数の米消息筋の話として、オバマ政権が、イドリブ県でのファトフ軍作戦司令室の勝利などに「不快感」を感じ、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線など過激派の影響力が増すことを懸念している、と伝えた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、米国など有志連合による「穏健な反体制派」への軍事教練開始発表に関して、「トルコと米国に合意は自由シリア軍の能力向上を可能とする措置」になると賞賛した。

AFP, May 8, 2015、AP, May 8, 2015、ARA News, May 8, 2015、Champress, May 8, 2015、al-Hayat, May 9, 2015、Iraqi News, May 8, 2015、Kull-na Shuraka’, May 8, 2015、al-Mada Press, May 8, 2015、Naharnet, May 8, 2015、NNA, May 8, 2015、Reuters, May 8, 2015、SANA, May 8, 2015、UPI, May 8, 2015などをもとに作成。

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トルコ野党党首「トルコ軍が今夜ないしは明日にシリア北部に軍事介入するとの情報を得た」(2015年5月7日)

トルコの野党、共和人民党(CHP)のギュルセル・テキン書記長は『タラフ』(5月7日付)に対して「信頼できる筋から、トルコ軍が今夜ないしは明日にシリア北部に軍事介入するとの情報を得た」と述べた。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

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サウジ、トルコは、アサド政権打倒に向けた反体制派(アル=カーイダ系組織)への支援強化で合意(2015年5月7日)

AP(5月7日付)は、トルコの複数の高官の話として、トルコとサウジアラビアがアサド政権打倒に向け、シリアの反体制派への支援を強化するための新たな戦略に合意したと伝えた。

それによると、サウジアラビアはこれまで、米国に同調するかたちで、過激なジハード主義武装集団(シャームの民のヌスラ戦線などのアル=カーイダ系組織)への支援と距離を保つ一方、シリア・ムスリム同胞団との連携に難色を示し、アル=カーイダ系組織とシリア・ムスリム同胞団の双方を後援するトルコと一線を画していた。

だが、トルコの高官は「カギとなるのは、サウジアラビアはもはや反体制派に反対するような活動はしない」と述べ、サウジアラビアがトルコの対シリア政策に歩み寄ったことを明らかにしたという。

両者の合意は、2015年3月にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がサウジアラビアを訪問し、サルマーン国王と会談した際に交わされ、イドリブ県で、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動といったアル=カーイダ系組織が糾合しファトフ軍作戦司令室を結成し、大規模軍事作戦によってイドリブ市、ジスル・シュグール市などを制圧したのもこうした合意を受けた動きだという。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会代表がエジプト外務次官と会談(2015年5月7日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表はエジプトの首都カイロで、ヤースィル・リダー外務次官と会談し、民主的変革諸勢力国民調整委員会などの反体制派による2015年1月22~24日のカイロでの会合で開催が合意された第2回カイロ大会の準備状況について意見を交わした。

『ハヤート』(5月8日付)が伝えた。

1月のカイロでの会合では、シリア革命反体制勢力国民連立は組織としての参加を見合わせ、メンバーが個人資格で参加していた。

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ヨルダン・メディア担当大臣、ヨルダン領内で「穏健な反体制派」への軍事教練を開始したと発表(2015年5月7日)

ヨルダンのムハンマド・ムーマニー・メディア担当大臣は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘のためにシリアの部族への軍事教練をヨルダン領内で開始したと発表した。

ムーマニー大臣は「有志連合諸国との協力調整のもと、テロ組織ダーイシュに対抗するため、シリア国民および部族の子息への教練を数日前に開始した…。ヨルダンの努力は、テロとの戦いのためのアラブ諸国などからなる有志連合構成国の努力を補完し、調整するものである」と述べた。

『ハヤート』(5月8日付)が述べた。

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米国防長官「安全保障地域を設置するために戦闘が必要となるため、設置は困難」(2015年5月6日)

アシュトン・カーター米国防長官は上院歳出小委員会で、トルコ政府やシリア革命反体制勢力国民連立が設置を求める安全保障地域(飛行禁止空域)に関して、「こうした地域を設置するために、我々は戦闘を行わねばならないだろう。この戦闘はこうした地域を維持するために行われるものとなるため、設置を検討することは困難だ」と証言した。

『ハヤート』(5月8日付)が伝えた。

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米国連大使「アサドが権力の座にとどまる限り、ダーイシュ(イスラーム国)の問題の解決は困難」(2015年5月6日)

サマンサ・パワー米国連大使はBBC(5月6日付)に対し、「シリアなど中東地域におけるISIS(ダーイシュ(イスラーム国)の問題は、シリア政府をめぐる問題が解決策を見出さず、バッシャール・アサドが権力の座にとどまる限り、解決することは困難だ」と述べた。


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