
ダイル・ザウル県では、ANHAによると、バーグーズ村自治体のアフマド・ナーフィア・トゥウマ共同議長の車が何者かの襲撃を受けた。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にある県東部で若い男性が、正体不明の武装グループによって自宅で撃たれて死亡した。
一方、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、同軍がタブカ市でのウマイラート部族とシャファラート部族の争いに介入し、これを収束させたと発表した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
スワイダー県では、SANAによると、無法集団が停戦合意を破り、ウルガー村方面にあるアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の拠点を攻撃した。
一方、シリア人権監視団によると、スワイダー市の刑務所周辺で、シャルア移行期政の部隊とその傘下にある武装勢力の狙撃手が車輛1台を攻撃、また同市西部郊外にあるアスリハ村へ向かう道路で、農作業に従事する女性たちを乗せたセルビス(乗り合いバス)に対して至近距離から銃撃を行った。
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国民防衛部隊は16日未明、フェイスブックを通じて声明を出し、「ダマスカスのテロ組織」がスワイダー県西部戦線およびスワイダー市西の戦線停戦違反を繰り返していると発表した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、県東部ブーハマド村およびガーニム・アリー村の一帯で、シリア民主軍の部隊とアフマド・シャルア移行期政権の国防省に属する武装勢力の間で深夜、断続的な衝突が発生した。
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アレッポ内務治安部隊(北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ))のマフムード・アリー・マルダリー報道官は、フェイスブック)を通じて、アフマド・シャルア移行期政権との4月の合意に従い、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に設置していた検問所の撤去を行ったことと発表した。
一方、アサーイシュはフェイスブックを通じてスィッリーン町地域で麻薬窃盗グループを摘発したと発表した。
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シリア民主軍は、フェイスブックによると、過去1ヵ月間に米主導の有志連合が20件を超える治安・軍事作戦で直接支援を提供し、ダーイシュ(イスラーム国)の撲滅に向けて支援してくれていると発表、謝意を表明した。
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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を出し、シリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局の代表と三者会合を開催したと発表した。
声明によると、会合には、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官、司令部メンバーのルーフラート・アフリーン氏、シリア民主評議会、北・東シリア地域民主自治局の代表者が出席、3月10日合意の実施を前進させるための仕組みについて中心的に議論が行われ、合意形成の道を模索し続け、アフマド・シャルア移行期政権に対して国民的対話を選択するよう促すことで一致した。
また、ワシントンDCでのドナルド・トランプ大統領とシャルア暫定大統領の会談の結果に歓迎の意を示し、制裁停止および外交調整チャンネルの開設が、すべてのシリア人が参加したかたちでの包括的政治解決を後押しする前向きな転換となると評価した。
加えて、シリアの有志連合への加盟を高く評価した。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、同評議会が欧州シリア・アラウィー同盟とともにフランスのエマニュエル・マクロン大統領宛に送付していた書簡への回答を受け取ったことを明らかにしたうえで、その内容を発表した。
回答の内容の骨子は以下の通り。
フランスは昨年12月8日以降、アフマド・シャルア氏が暫定権力を掌握して以来のシリア移行期の進展を歴史的な段階と位置づけ、アサド政権下の数十年にわたる独裁の後に多くの希望を喚起したことを注視している。
フランスは、シリアで発生した宗派的理由による民間人への無差別暴力や拘束者に対する人権侵害に繰り返し懸念を表明し、移行期政権に対して独立した調査の実施と加害者の処罰を求めてきた。
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スワイダー県では、SANAは、無法グループがウルガー村、タッル・アクラア村、タッル・ハディード村、マズラア町を迫撃砲と重機関銃で攻撃したと伝えた。
一方、スワイダー24、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の部隊とその傘下の武装勢力が武装した無人航空機3機でイラー村を爆撃、若者2人が負傷した。
またマジュダル村では、農場に駐留していたシャルア移行期政権の部隊と武装勢力が重機関銃で村周辺を攻撃した。
シリア人権監視団、スワイダー24によると、これを受けて、移行期政権の部隊、武装勢力と、国民防衛部隊が交戦、民間人2人が負傷した。
また、この戦闘と前後した、移行期政権の部隊と武装勢力は、マジュダル村周辺を重機関銃で攻撃した。
シリア人権監視団によると、移行期政権の部隊と武装勢力は、リーマト・ハーズィム村から、アティール村、サリーム村の住宅地を重機関銃で砲撃した。
シリア人権監視団によと、これを受けて、国民防衛部隊に属す「尊厳の男たち」運動の第104バーシャー旅団がマジュダル村および県西部の前線に増援部隊を派遣した。
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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、イラー村に対する無人航空機による攻撃で3人が負傷、マジュダル村への重機関銃による攻撃で隊員1人が負傷したと発表した。
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高等法務委員会は、フェイスブックを通じて、高等教育委員会の再編成にかかる決定第103号を発布したと発表した。
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北・東シリア地域民主自治局のバドラーン・ジヤー・クルド執行評議会共同副議長は、アラビーヤ・チャンネルのインタビューに応じ、そのなかで以下の通り述べた。
ダマスカスとシリア民主軍の間には、同軍をシリア軍の一ブロック、ないしは複数の師団として統合する口頭合意がある。
シリア大統領と米大統領の会談とそこでの合意は、国の新たな段階を形作るものだ。
制裁の停止は前向きかつ重要な一歩であり、シリア国民を疲弊させていた。
シリアの有志連合への参加は転換点であり、シリア民主軍と共有空間を生む。
有志連合は地域でその存在を強化しており、現在のパートナーシップは過去の段階よりも強固である。
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ダイル・ザウル県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の自衛部隊のヌーリーマフムード総司令官は、殉教者遺族および住民との会合で、「北・東シリア地域の自治行政は、諸コミュニティの統合と、外部勢力による地域社会の構造破壊を狙う企図に対する防衛において、成功したモデルである」と強調した。
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シリア人権監視団(SOHR)は、アサド前大統領のいとこでビジネスマンの、ラーミー・マフルーフ氏がシリア国内で潜伏、あるいはレバノンへ逃れたアラウィー系の旧シリア軍・治安機関要人やメディア関係者へのすべての財政支援を停止したと発表した。
理由は不明だという。
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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、Xを通じて以下の通り綴った。
トランプ大統領のシリアに対するリーダーシップと、シリア国民が偉大さを手に入れる機会を与えてくれたことに感謝する。
私は先ほど、トーマス・バッラク在トルコ米大使と素晴らしい電話会談を行い、ホワイトハウスでのシャルア暫定大統領との会談の成果、およびシリア民主軍をシリア国家へと迅速に統合するという我々の取り組みについて協議した。
シリアがダーイシュ(イスラーム国)打倒のための有志連合に加盟したことは、協調的な努力を強化し、ダーイシュの恒久的な壊滅と、その地域的脅威の根絶を目指す取り組みを推進するうえで、極めて重要な一歩を示している。
我々はパートナーたちと緊密に連携しながら、統一されたシリアのもとで、より繁栄し安全な未来に向けた進展を着実に進めている。
Thank you to President Trump @POTUS for his leadership on Syria and for giving the Syrian people a chance for greatness.
I just had a wonderful phone call with Ambassador Tom Barrack @USAMBTurkiye to discuss the outcomes of the meeting with President Al-Sharaa in the White House…— Mazloum Abdî مظلوم عبدي (@MazloumAbdi) November 11, 2025
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国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権とつながりがある「テロ組織」が停戦を公然かつ意図的に侵犯し、無人航空機を使用してスワイダー市西部の戦線を攻撃したと発表した。
一方、SANAは、法の支配から外れた武装集団が、停戦合意に違反し、スワイダー県のタッル・ハディード村、タッル・アクラア村を重機関銃および迫撃砲弾で攻撃したと伝えた。
シリア人権監視団によると、シャルア移行期政権の国防省・内務省合同部隊、ベドウィン系武装勢力からの攻撃が、国民防衛部隊の陣地を攻撃、戦闘が発生した。
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シリア人権監視団によると、シャフバー町で「サバーヤー・サナド」がアフマド・シャルア移行期政権によって誘拐された人々の解放を要求するデモを続けた。
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ダイル・ザウル県では、ANHA、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の代表団が、ハジーン病院(ハジーン市)、シュハイル病院(シュハイル村)、カスラ病院(カスラ村)など、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸の複数の病院を訪れ、患者の状況や提供されている医療サービスを視察した。
代表団はまた、バーグーズ村など複数の町や村も訪れ、民間・軍事の現状や治安・サービス水準を確認した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合所属の軍用輸送機が、軍事装備を搭載してシャッダーディ市にある基地に着陸した。
また、シリア人権監視団によると、電子装備、軍事機器、無人機迎撃兵器、重火器、そして後方支援物資が積載された米軍の輸送機がカスラク村にある基地に着陸した。
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ダイル・ザウル県では、内務省(フェイスブック)によると、前日に続いて、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が総合諜報機関とともにダーイシュ(イスラーム国)に対する大規模治安作戦を行った。
シリア人権監視団によると、内務治安部隊と総合諜報機関は、県西部のハリータ村、ブガイリーヤ村、タリーフ村を強襲し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル・メンバーと見られる複数人を逮捕した。
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内務省(フェイスブック)によると、作戦はダマスカス県でも行われた。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カスラク村に駐留する米主導の有志連合の部隊がシリア民主軍とともに、ダルバースィーヤ市からアブー・ラースィーン(ザルカーン)町にいたる国境地帯で大規模なパトロールを実施した。
パトロールには、装甲車7台とクルド赤十字社所属の救急車2台が随行した。
また、シリア人権監視団によると、部隊はトルコ占領下の「平和の泉」地域内のアルーク村の揚水施設を視察した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、装甲車6台からなる有志連合の部隊がシュハイル村でパトロールを実施した。
シリア人権監視団によると、有志連合の部隊はまた、県東部の複数の村や町、イラク国境地帯を巡回した。
この間、有志連合の戦闘機やヘリコプターが上空で援護にあたった。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール・キャンプで10歳のトルキスタン人少女が電線で首を吊られ死亡しているのが発見された。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スワル町近郊で若い男性の遺体が発見された。
また、シリア人権監視団によると、スーサ町では、シリア民主軍の治安拠点が、アフマド・シャルア移行期政権支配下のユーフラテス川西岸からの機関銃射撃を受け、兵士1人が死亡、2人が負傷した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)がラッカ市で広範な治安作戦を実施し、麻薬の密売・流通に関与した容疑者およそ15人を逮捕した。
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アレッポ県では、ANHAによると、アフリーン市郊外のジンディールス町でクルド人1人が殺害された。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ハルスター市に至る街道沿いのシロニクス社近くで、正体不明の武装グループが市民を銃撃し、殺害した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市で正体不明の武装グループが車輛から発砲し、1人の男性を死亡、息子に重傷を負わせた。
2人は過去にはハマー県およびイドリブ県で戦闘活動や治安報告の作成に関与していたとされる。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、クサイル市郊外のラブラ町で、正体不明の2人組がオートバイで接近し、アラウィー派の50歳男性と、キリスト教徒の35歳男性に発砲して殺害した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市で女性が射殺体で発見された。
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シリア・イスラーム抵抗戦線は、テレグラムを通じて音声声明を出し、アサド政権崩壊によって、シリアが「陰謀と侵略のただ中にある」としたうえで、アフマド・シャルア移行期政権が外部勢力の手先と化し、国土を他者のための「かけ橋」、「分裂と支配の道具」として利用し、南部、北・東部が他国の占領地と化している現状を批判した。
またイスラエルの侵攻を「すべてのシリア人、アラブ人、そして抑圧される者の側に立つ者たちの尊厳を侮辱する行為」と指弾、これを「シリア国土と国民への全面的な戦線布告」とみなし、「侵略は決して報いを免れない」「我々は、時と場所を選んで対応する」として、南部を「占領されたパレスチナへと火を放つ炎の門とする」と主張し、イスラエルへの抵抗を呼び掛けた。
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