シリア軍はヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯でダーイシュと交戦(2016年11月7日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マフル油田一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地一帯、ジャフラ村、ブガイリーヤ村一帯で交戦、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市一帯を空爆した。

AFP, November 7, 2016、AP, November 7, 2016、ARA News, November 7, 2016、Champress, November 7, 2016、al-Hayat, November 8, 2016、Iraqi News, November 7, 2016、Kull-na Shuraka’, November 7, 2016、al-Mada Press, November 7, 2016、Naharnet, November 7, 2016、NNA, November 7, 2016、Reuters, November 7, 2016、SANA, November 7, 2016、UPI, November 7, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍と反体制派のファトフ軍、イスラーム軍がアレッポ市、ダマスカス郊外県で無差別砲撃・爆撃を応酬(2016年11月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市南西部郊外のムータ丘一帯、第1070集合住宅計画地区を空爆、また同地ではシリア軍、親政権武装勢力がシャーム・ファトフ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦した。

戦闘機はまた、ダーラト・イッザ市を空爆し、女性・子供を含む11人が死亡した。

ARA News(11月7日付)によると、空爆を実施したのはシリア軍、クッルナー・シュラカー(11月7日付)によると、ロシア軍だという。

一方、SANA(11月7日付)によると、反体制武装集団(「穏健な反体制派」)がアレッポ市ハムダーニーヤ地区、サラーフッディーン地区を砲撃し、子供1人を含む4人が死亡、6人が負傷した。

これに対して、シリア軍は予備部隊とともにアレッポ市西部郊外でファトフ軍と交戦し、軍士官学校西部のザフム丘を制圧した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア政府が最近になって支配を回復したヒムス市ワアル地区に迫撃砲弾複数発が撃ち込まれた。

一方、SANA(11月7日付)によると、シリア軍がアクラブ町、ザフラーナ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ラターミナ町、タイバト・イマーム市、カフルズィーター市、アルバイーン村、ブワイダ村、ラハーヤー村、サイヤード村、スーラーン市一帯を空爆、シリア軍ヘリコプターもタイバト・イマーム市、ズラーキーヤート村を「樽爆弾」で空爆した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍の拠点都市ドゥーマー市、ナシャービーヤ町、マイダアーニー村、ハズラマー村、リーハーン農場、シャイフーニーヤ村をシリア軍がナパーム弾などで攻撃、またシリア軍ヘリコプターがハーン・シャイフ・キャンプ東方の農場地帯を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(11月7日付)によると、イスラーム軍がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、9人が負傷した。

**

ダマスカス県では、SANA(11月7日付)によると、ドゥーマー市(ダマスカス郊外県)一帯を占拠するイスラーム軍がマッザ区を砲撃し、住民7人が負傷した。

**

クナイトラ県では、SANA(11月7日付)によると、シャーム・ファトフ戦線がハドル村を砲撃した。

AFP, November 7, 2016、AP, November 7, 2016、ARA News, November 7, 2016、Champress, November 7, 2016、al-Hayat, November 8, 2016、Iraqi News, November 7, 2016、Kull-na Shuraka’, November 7, 2016、al-Mada Press, November 7, 2016、Naharnet, November 7, 2016、NNA, November 7, 2016、Reuters, November 7, 2016、SANA, November 7, 2016、UPI, November 7, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カーミシュリー市で当局に投降していた140人が放免(2016年11月6日)

ハサカ県では、SANA(11月6日付)によると、シリア政府と西クルディスタン移行期民政局が分割統治するカーミシュリー市で、地元和解プロセスの一環で当局に投降していた指名手配者140人が、2016年政令第15号に従って恩赦され、放免となった。

SANA, November 6, 2016
SANA, November 6, 2016

 

AFP, November 6, 2016、AP, November 6, 2016、ARA News, November 6, 2016、Champress, November 6, 2016、al-Hayat, November 7, 2016、Iraqi News, November 6, 2016、Kull-na Shuraka’, November 6, 2016、al-Mada Press, November 6, 2016、Naharnet, November 6, 2016、NNA, November 6, 2016、Reuters, November 6, 2016、SANA, November 6, 2016、UPI, November 6, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

反体制派がダマスカス県バーブ・トゥーマー地区の私立学校を砲撃し2人を殺害する一方、シリア軍はハラスター市(ダマスカス郊外県)の幼稚園を砲撃し6人を殺害(2016年11月6日)

ダマスカス県では、SANA(11月6日付)によると、イスラーム軍がバルザ区、バーブ・トゥーマー地区を砲撃し、迫撃砲1発がバーブ・トゥーマー地区の私立学校(ファーラービー学院)に着弾し、2人が死亡、24人が負傷した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、クッルナー・シュラカー(11月6日付)によると、シリア軍がハラスター市を砲撃、幼稚園に迫撃砲弾複数発が着弾し、子供少なくとも6人が死亡した。

シリア軍はまたドゥーマー市を砲撃し、女性1人を含む4人が死亡した。

このほか、シリア軍はスルターン・マルジュ村一帯、マイダアーニー村、ズライフィーヤ村一帯を砲撃・空爆し、1人が死亡した。

また、ARA News(11月6日付)によると、戦闘機はこのほかにもハムーリーヤ市を空爆し、8人が死亡した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアウラム・クブラー町、マンスーラ村、カフルダーイル村、カフルナーハー村、アターリブ市、イッビーン村、ダーラト・イッザ市、アレッポ市ライラムーン地区を空爆し、子供4人を含む17人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)は、シリア政府支配下のアレッポ市西部を砲撃した。

また反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)支配下のアレッポ市東部(ブスターン・カスル地区、ハラク地区)や同市南西部郊外では、シリア軍、親政権武装勢力が反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月6日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)がアレッポ市ハムダーニーヤ地区、ハラブ・ジャディーダ地区、アシュラフィーヤ地区を砲撃し、2人が死亡、7人が負傷した。

これに対し、シリア軍はアレッポ市ラーシディーン地区(第4、5区)、ハーン・アサル村、マンスーラ村、カフル・ハラブ村でファトフ軍の拠点を空爆した。

またSANA特派員は、シャーム自由人イスラーム運動がアレッポ市とイスリヤー村を結ぶ街道を寸断したとの一部情報について、「事実無根」だとしてこれを否定した。

SANA, November 6, 2016
SANA, November 6, 2016

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ダーナー市が空爆を受け、1人が死亡、数十人が負傷した。

ARA News(11月6日付)によると、空爆を行ったのはロシア軍。

また、ARA News(11月6日付)によると、マアッルディブサ村近郊を通るダマスカス・アレッポ国際幹線道路で、何者かが仕掛けた爆弾が爆発し、近くを走行していた車に乗っていたシャーム・ファトフ戦線メンバー2人が負傷した。

**

ダルアー県では、SANA(11月6日付)によると、シリア軍がヒルバト・ガザーラ町周辺一帯、ダルアー市避難民キャンプ一帯、ダム街道地区、カタキート工場一帯、西ガーリヤ橋北西部でシャーム・ファトフ戦線と交戦した。

**

ハマー県では、クッルナー・シュラカー(11月6日付)によると、「革命家部隊」がスーラーン市北部のSyriatel検問所、畜産農場地区、バシャーイル学校などをシリア政府から奪取した。

またイッザ軍がシャルユート村を攻撃、同地を制圧した。

なお戦闘に参加したマフムード・マフムード中尉を名のる活動家によると、ハマー県北部ではイッザ軍、ナスル軍などが中心となって「ハマー県北部郊外作戦司令室」を結成し、シリア軍への反転攻勢を開始したという。

「ハマー県北部郊外作戦司令室」は、ジュンド・アクサー機構とともに行っていた「マルワーン・ハディードの戦い」を行っていたこれらの組織が、同機構のシャーム・ファトフ戦線への完全吸収を受けて自らを再編したもの。

一方、SANA(11月6日付)によると、シリア軍が県北部のハラファーヤー市、ラターミナ町、タイバト・イマーム市、ラハーヤー村、ズラーキーヤート村、マサースィナ村、ミンタール丘、ズール・ヒーサ村でファトフ軍の拠点を空爆した。

**

スワイダー県では、SANA(11月6日付)によると、反体制武装集団がダーマー村とアリーカ町間の街道に仕掛けた爆弾が爆発し、2人が負傷した。

AFP, November 6, 2016、AP, November 6, 2016、ARA News, November 6, 2016、Champress, November 6, 2016、al-Hayat, November 7, 2016、Iraqi News, November 6, 2016、Kull-na Shuraka’, November 6, 2016、al-Mada Press, November 6, 2016、Naharnet, November 6, 2016、NNA, November 6, 2016、Reuters, November 6, 2016、SANA, November 6, 2016、UPI, November 6, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がアレッポ市北部郊外の歩兵士官学校をダーイシュから再び奪取(2016年11月5日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月6日付)によると、シリア軍がアレッポ市北部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、歩兵士官学校(通称殉教者ユースフ・ジャーディル学校)一帯を再び制圧した。

ARA News, November 6, 2016
ARA News, November 6, 2016
ARA News, November 6, 2016
ARA News, November 6, 2016

 

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市郊外のシャーイル油田一帯およびマフル油田一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また、ARA News(11月5日付)によると、フワイスィース村で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

**

ダイル・ザウル県では、ARA News(11月5日付)によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市で砲撃戦を行った。

AFP, November 5, 2016、AP, November 5, 2016、ARA News, November 5, 2016、Champress, November 5, 2016、al-Hayat, November 6, 2016、Iraqi News, November 5, 2016、Kull-na Shuraka’, November 5, 2016、al-Mada Press, November 5, 2016、Naharnet, November 5, 2016、NNA, November 5, 2016、Reuters, November 5, 2016、SANA, November 5, 2016、UPI, November 5, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ市西部で空軍情報部と国防隊が交戦(2016年11月5日)

アレッポ県では、ARA News(11月5日付)によると、アレッポ市西部のムーカーンブー地区にあるアルジャーティー病院に空軍情報部の部隊が突入し、同地を占拠していた国防隊と交戦、後者の隊員複数人が死傷した。

空軍情報部が突入した理由などは不明だという。

AFP, November 5, 2016、AP, November 5, 2016、ARA News, November 5, 2016、Champress, November 5, 2016、al-Hayat, November 6, 2016、Iraqi News, November 5, 2016、Kull-na Shuraka’, November 5, 2016、al-Mada Press, November 5, 2016、Naharnet, November 5, 2016、NNA, November 5, 2016、Reuters, November 5, 2016、SANA, November 5, 2016、UPI, November 5, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍の包囲を受けるハーン・シャイフ・キャンプ(ダマスカス郊外県)で戦闘員の投降・退去に向けた停戦交渉(2016年11月5日)

ダマスカス郊外県では、シリア軍によるハーン・シャイフ・キャンプ包囲を受け、同地からの反体制武装集団の登校と退去希望者の退去についての停戦交渉が、シリア政府代表者と同地で籠城する反体制武装集団の代表者の間で行われた。

だが、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、停戦交渉は、武器携帯・引き渡しや退去の仕組みをめぐって難航し、合意には至らなかった。

クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、シリア政府は停戦合意に反体制武装集団側の代表を明記することを求めているという。

また、ARA News(11月5日付)によると、反体制武装集団側がダルアー県方面への退去を申し出ているのに対して、シリア政府側はイドリブ県方面への退去を求めているという。

AFP, November 5, 2016、AP, November 5, 2016、ARA News, November 5, 2016、Champress, November 5, 2016、al-Hayat, November 6, 2016、Iraqi News, November 5, 2016、Kull-na Shuraka’, November 5, 2016、al-Mada Press, November 5, 2016、Naharnet, November 5, 2016、NNA, November 5, 2016、Reuters, November 5, 2016、SANA, November 5, 2016、UPI, November 5, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県北部で反体制武装集団が反転攻勢を強め、ムハルダ市郊外の村などを制圧(2016年11月5日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ムハルダ市郊外のシャルユート村一帯でシリア軍と反体制武装集団(イッザ軍、ナスル軍など)が交戦、また反体制武装集団がスーラーン市、ラハーヤー村などを砲撃した。

この戦闘で、反体制武装集団側はシャルユート村一帯をほぼ制圧したという。

しかし、SANA(11月5日付)によると、シリア軍がムハルダ市周辺で反体制武装集団と交戦し、アブー・ウバイダ村、シャルユート村を制圧した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍)がアレッポ市北部郊外のマッラーフ農場近くでシリア軍の装甲車を襲撃、またアレッポ市ダーヒヤト・アサド地区内のシリア軍拠点に対して攻撃を加えた。

また、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、ロシア軍はダーラト・イッザ市を空爆し、3人が死亡した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍がナシャービーヤ町一帯のシリア軍拠点を砲撃、これに対してシリア軍はハラスター市、ハーン・シャイフ・キャンプを空爆した。

AFP, November 5, 2016、AP, November 5, 2016、ARA News, November 5, 2016、Champress, November 5, 2016、al-Hayat, November 6, 2016、Iraqi News, November 5, 2016、Kull-na Shuraka’, November 5, 2016、al-Mada Press, November 5, 2016、Naharnet, November 5, 2016、NNA, November 5, 2016、Reuters, November 5, 2016、SANA, November 5, 2016、UPI, November 5, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とダーイシュはヒムス県東部で戦闘を続ける(2016年11月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジュッブ・ジャッラーフ町一帯、マフル油田一帯、シャーイル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(11月4日付)によると、シリア軍がジュッブ・ジャッラーフ町畜産農場一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

**

ダルアー県では、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍は声明を出し、アブー・ムハンマド・マクディスィー氏を新司令官に任命したと発表した。

AFP, November 4, 2016、AP, November 4, 2016、ARA News, November 4, 2016、Champress, November 4, 2016、al-Hayat, November 5, 2016、Iraqi News, November 4, 2016、Kull-na Shuraka’, November 4, 2016、al-Mada Press, November 4, 2016、Naharnet, November 4, 2016、NNA, November 4, 2016、Reuters, November 4, 2016、SANA, November 4, 2016、UPI, November 4, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はハマー県北部、ダマスカス郊外県ハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団に対して攻勢を続ける(2016年11月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタイバト・イマーム市、ブワイダ村、ラハーヤー村などで反体制武装集団(ファトフ軍)に対して激しい空爆を行った。

一方、SANA(11月4日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北部のバッザーム丘北部一帯から反体制武装集団(ファトフ軍)を掃討し、同地を制圧した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、西グータ地方のブワイダ村一帯で、シリア軍、親政権武装勢力がシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月4日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘を続けた。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジュムーア丘、イブタア町を砲撃した。

一方、SANA(11月4日付)によると、シリア軍がジャッリーン村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

**

クナイトラ県では、SANA(11月4日付)によると、シャーム・ファトフ戦線がハラファー村、ハドル村を砲撃し、1人が死亡、12人以上が負傷した。

これに対し、シリア軍は、タルジャナ村などでシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ヒムス県では、SANA(11月4日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、ダイル・フール村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を攻撃した。

AFP, November 4, 2016、AP, November 4, 2016、ARA News, November 4, 2016、Champress, November 4, 2016、al-Hayat, November 5, 2016、Iraqi News, November 4, 2016、Kull-na Shuraka’, November 4, 2016、al-Mada Press, November 4, 2016、Naharnet, November 4, 2016、NNA, November 4, 2016、Reuters, November 4, 2016、SANA, November 4, 2016、UPI, November 4, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・ロシア両軍による「猶予停戦」のなか、反体制派が人道回廊を砲撃し、ロシア軍兵士2人が負傷、アレッポ市東部からの戦闘員・住民の退去・避難は見られず(2016年11月4日)

アレッポ県では、シリア・ロシア両軍が午前9時から午後7時までの10時間、反体制武装集団のアレッポ市東部からの退去のための「猶予停戦」(人道停戦)を発効し、カースティールー通行所とハイイル・マシャーリカ通行所の2カ所が開放された。

『ハヤート』(11月5日付)によると、この「猶予停戦」により、シリア軍が包囲する反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)支配下のアレッポ市東部では、戦闘が終息、民間人、戦闘員の死傷者はなかった。

しかし、ロシア国防省は声明を出し、アレッポ市東部と外界を結ぶ人道回廊の一つ同市北部のカースティールー回廊に配置されていたロシア軍(ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍所属)2人が、反体制武装集団の砲撃を受けて負傷したと発表した。

また、シリア・アラブ・テレビ(11月5日付)によると、イフバーリーヤ・チャンネルの特派員1人も負傷した。

SANA, November 4, 2016
SANA, November 4, 2016

SANA(11月4日付)は、アレッポ市東部でシリア・ロシア両軍が「猶予停戦」(3日午前9時~午後7時)を発効したのに対し、同地を占拠する反体制武装集団(ファトフ軍)は、住民が市外に退去するのを阻止し、「人間の盾」とし利用し続けたと伝えた。

シリア人権監視団によると、「猶予停戦」期間中、アレッポ市東部からの民間人の避難、戦闘員の退去はなかったという。

なお、国連OCHAのヤンス・ラーク(Jens Laerke)報道官は、この「猶予停戦」中、「安全面の保障」がなかったために、アレッポ市東部への人道支援物資の搬入作業は実施されなかったと発表した。

**

一方、SANA(11月4日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市西部のラームーサ地区を砲撃し、2人が死亡、11人が負傷した。

また、クッルナー・シュラカー(11月4日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がカフル・ナーヤー村を空爆し、13人が死亡、数十人が負傷したという。

他方、シャーム自由人イスラーム運動はアレッポ市とサラミーヤ市(ハマー県)、ハマー市を結ぶシリア軍の唯一の兵站路アレッポ市・イスリヤー村街道を遮断したと発表した。

AFP, November 4, 2016、AP, November 4, 2016、ARA News, November 4, 2016、Champress, November 4, 2016、al-Hayat, November 5, 2016、Iraqi News, November 4, 2016、Kull-na Shuraka’, November 4, 2016、al-Mada Press, November 4, 2016、Naharnet, November 4, 2016、NNA, November 4, 2016、Reuters, November 4, 2016、SANA, November 4, 2016、UPI, November 4, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はセルビア日刊紙『ポリティカ』のインタビューに応じる:「欧米諸国のテロ支援はシリア、ロシア、イランに対する消耗戦だ」(2016年11月3日)

セルビア日刊紙『ポリティカ』(11月3日付)は、シリアの首都ダマスカスでアサド大統領との単独インタビューを行い、その全文をSANA(11月3日付)がアラビア語などで配信した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, November 3, 2016
SANA, November 3, 2016

**

「西側、主に米国は…民間人ではなく、テロリストの形勢が不利になるときにだけ停戦を求めてくる。西側はテロリストを支援するために停戦を利用と試みている…。それがうまくいかないと、西側はテロリストにそれを破綻させ、攻撃を再開するよう求める。誰が責められるべきか? それは米国とその同盟者だ…。彼らにとってテロリストを支援することは、シリア、イラン、ロシアに対する「消耗戦」なのだ…。(テロリストを支援しているのは)サウジアラビア、カタール、トルコだ」。

「シリアからトルコへ、有志連合の衛星や無人航空機の監視下で、何も行われず(石油がトルコに密輸され、トルコからテロリストへの支援が続けられてきた)…。ロシアが介入して、ダーイシュ(イスラーム国)の車列や拠点を攻撃して初めて…、ダーイシュは縮小し始めた。つまり、西側は、トルコ、サウジアラビア、カタールに(テロ支援の)青信号を出したのだ。事実、これらの国は…西側の操り人形で…、シリアで活動するテロリストはそのプロキシ(代理)だ」。

「(ダイル・ザウル市郊外でダーイシュと戦うシリア軍部隊に対する有志連合の「誤爆」は)米軍が練り上げた攻撃だ。なぜなら、シリア、ロシア、イランの協力によってダーイシュは縮小し、アル=カーイダと関わりがあるヌスラ(シャーム・ファトフ戦線)はシリアの多くの地域で敗退していたからだ。だから、米国はシリア軍の地位を弱めようとして、ダイル・ザウル市の部隊を攻撃したのだ。1時間も続いた爆撃は偶発的な事故によるものなどではない…。またダーイシュは空爆から1時間も経たずして攻撃してきた」。

「(アレッポ市郊外のシリア赤新月社の車列に対する攻撃の責任は)テロリストにある。なぜなら、そうすることに利害があったからだ。我々はアレッポでの停戦を発表したとき、彼らはそれを拒否し…、アレッポ東部に車列が入ることを拒否した…。だから、彼らは車列を攻撃することに利害があったのだ」。

「(化学兵器使用疑惑に関して)西側はこの手のヘッドラインを利用して、自分たちの国の世論の感情を高めようとしている。彼らが干渉したいと考えれば、世論が支持している場所がいい…。数日前に反体制派が化学兵器を使用した…。また化学兵器とは関係なく、テロリストは過去3日間にアレッポで無垢の市民80人以上を殺害した…。しかし西側の主要なメディアがこのことを書いているものはない」。

「何よりもまず、トルコ、サウジアラビア、カタール、そして米国をはじめとする西側諸国がテロリストへの支援を止めれば、シリアの危機は終わるだろう」。

「キリスト教徒、イスラーム教徒、そしてその他の宗派、エスニシティからなる社会のカラーがなければ、シリアは存在しない。すべてのシリア人は自分たちの宗教儀礼、伝統、信仰を自由に実践できると感じているはずだ…。そうでなければ、シリアは安定した国家として存続できない。これを「寛容」とは呼ばない。なぜなら「寛容」とは、自分の意思に反する何かを受け入れることを意味する。しかし、イスラーム教徒もキリスト教徒もシリアでは何世紀も共生しており、日常生活のレベルで統合されている。彼らはゲットーで暮らしているのではない…。シリアはこの戦争よりも同質的になっている」。

「世界中で米大統領選挙についてどちらが良いか、つまりクリントンとトランプのどちらが良いかが議論されているように思う。しかし、シリアでは、どちらが「より良い」のではなく、どちらが「より悪いのか」が議論されている。私が思うに、どちらも我々にとっては良くない…。我々の経験に基づくと、米国の首脳は自分たちの言葉を守ることなどない。彼らは正直ではない。彼らが何を言おうと信じられない」。

AFP, November 3, 2016、AP, November 3, 2016、ARA News, November 3, 2016、Champress, November 3, 2016、al-Hayat, November 4, 2016、Iraqi News, November 3, 2016、Kull-na Shuraka’, November 3, 2016、al-Mada Press, November 3, 2016、Naharnet, November 3, 2016、NNA, November 3, 2016、Reuters, November 3, 2016、SANA, November 3, 2016、UPI, November 3, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との交戦の末、ハマー県バッサーム丘、ダマスカス郊外県ハーン・シャイフ・キャンプ内の地区を制圧(2016年11月3日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部でファトフ戦線と交戦の末、バッザーム丘一帯を制圧した。

また戦闘機(所属明示せず)は、スーラーン市、カフルズィーター市、タイバト・イマーム市、ムーリク市、ラターミナ町などへの空爆を実施した。

一方、SANA(11月3日付)によると、シリア軍がタイバト・イマーム市、ブワイダ村、ミンタール丘、ワーディー・バシャーイル、ティバーラト・ディーバ村、フワイル丘、マサースィナ村、ズラーキーヤート村、ハスラーヤー村で反体制武装集団(ファトフ軍)の拠点を空爆した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフーン市東部地区でファトフ軍の裁判官(カーディー)の車に仕掛けられた爆弾が爆発し、この裁判官が負傷した。

**

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(11月3日付)によると、シリア軍がタファス市を激しく砲撃し、女性1人と女児1人の合わせて3人が死亡、10人が負傷した。

一方、SANA(11月3日付)によると、シャーム・ファトフ戦線がイズラア市を砲撃した。

これに対し、シリア軍は、ダルアー市ミスリー交差点東部、アッバースィーヤ地区、バハール地区、ヤードゥーダ村北部の穀物サイロ一帯でシャーム・ファトフ戦線と交戦した。

このほか、ARA News(11月3日付)によると、シャーム・ファトフ戦線と共闘する自由シリア軍南部戦線に所属するスンナ青年師団の戦闘員3人が武器を持って離反し、シリア軍に合流した

**

ダマスカス郊外県では、SANA(11月3日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシャーム・ファトフ戦線の拠点を攻撃し、同地北部の農場地帯、タキー・モスク一帯を制圧した。

**

ダマスカス県では、SANA(11月3日付)によると、反体制武装集団がジャウバル区に掘削した全長150メートルの地下トンネルを、シリア軍が発見、これを破壊した。

**

ヒムス県では、SANA(11月3日付)によると、シリア軍がラスタン市、ダイル・フール村北部、アブー・タバービール村でシャーム・ファトフ戦線の拠点を空爆した。

**

SANA(11月3日付)は、シリア・ヨルダン運送会社の貨物トレーラーが支援プロジェクトを始動し、タルトゥース港に荷揚げされた食糧などの各地への配送を開始した、と伝えた。

AFP, November 3, 2016、AP, November 3, 2016、ARA News, November 3, 2016、Champress, November 3, 2016、al-Hayat, November 4, 2016、Iraqi News, November 3, 2016、Kull-na Shuraka’, November 3, 2016、al-Mada Press, November 3, 2016、Naharnet, November 3, 2016、NNA, November 3, 2016、Reuters, November 3, 2016、SANA, November 3, 2016、UPI, November 3, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダ系のシャーム・ファトフ戦線が主導する反体制派がアレッポ市を砲撃し、12人が死亡、200人以上が負傷(2016年11月3日)

アレッポ県では、SANA(11月3日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)がアレッポ市のハラブ・ジャディーダ地区、ムーカーンブー地区、マシャーリカ地区、アレッポ大学文学部一帯(フルカーン地区)を砲撃し、女児1人を含む12人が死亡、200人以上が負傷した。

また反体制武装集団(ファトフ軍)は、アレッポ市南部のマンヤーン村を砲撃し、8人が負傷、病院に搬送された。

これに対し、シリア軍は、アレッポ市ラーシディーン地区、同市南西部および西部のハーン・トゥーマーン村などで反体制武装集団(ファトフ軍)の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シャーム・ファトフ戦線が、アレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区、ダーヒヤト・アサド地区一帯で爆弾を仕掛けた車で2回にわたり自爆攻撃を行い、同地におけるシリア軍の第一防衛戦を突破した。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室に所属する「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動もシャーム・ファトフ戦線とともにハラブ・ジャディーダ地区の第一防衛戦を突破、シリア軍と交戦したという。

ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は、アレッポ市南西部の第1070集合住宅建設地区、マンヤーン村一帯などでもシリア軍と交戦したという。

またシャーム・ファトフ戦線によると、アレッポ市南西部郊外の第3000集合住宅で、特攻自爆戦闘員(インギマースィー)が自爆攻撃を行い、シリア軍と交戦した。

さらに、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ作戦司令室)の支配下にとどまるアレッポ市東部では、ヌールッディーン・ザンキー運動、「命じられるまま正しく進め」連合が、シリア軍とサラーフッディーン地区、アンサーリー地区などで交戦し、1人が死亡、25人が負傷した。

このほか、アレッポ市南部郊外では、戦闘機(所属明示せず)がミーズナーズ村を空爆し、子供7人と女性1人を含む10人が死亡した。

このほか、クッルナー・シュラカー(11月3日付)によると、ヌールッディーン・ザンキー運動が声明を出し、アレッポ市北部一帯で活動するシャームの剣旅団を吸収合併したと発表した。

**

AFP, November 3, 2016、AP, November 3, 2016、ARA News, November 3, 2016、Champress, November 3, 2016、al-Hayat, November 4, 2016、Iraqi News, November 3, 2016、Kull-na Shuraka’, November 3, 2016、al-Mada Press, November 3, 2016、Naharnet, November 3, 2016、NNA, November 3, 2016、Reuters, November 3, 2016、SANA, November 3, 2016、UPI, November 3, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はダマスカス郊外県ハーン・シャイフ・キャンプのヒルバト・アッバースィーヤ地区を制圧(2016年11月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯でシリア軍、国防隊が、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍が同地一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾などで砲撃した。

またイスラーム軍の本拠地ドゥーマー市も戦闘機(所属明示せず)が空爆を実施した。

このほか、ダマスカス県ジャウバル区一帯でもシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプに対して特殊作戦を実施、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦の末、同地のヒルバト・アッバースィーヤ地区を完全制圧した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍の支配下にあるサラーキブ市を空爆し、複数の死傷者が出た。

**

ハマー県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がスーラーン市北部でファトフ軍と交戦、マスィーン丘を制圧した。

一方、SANA(11月2日付)によると、ファトフ軍がムハルダ市を砲撃した。

**

ラタキア県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がシール・ニムル村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ダルアー県では、SANA(11月2日付)によると、シリア軍がダルアー市南部一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月2日付)によると、シリア赤新月社と赤十字国際委員会の支援チームがインヒル市に人道支援物資(貨物トレーラー32輌分、130トン)を搬入した。

**

シャーム・ファトフ戦線は声明を出し、「シャリーアの兵」を名のる武装集団を吸収合併したと発表した。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・ロシア両軍はアレッポ市西部郊外などを爆撃、またアレッポ市南西部一帯でファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室と交戦(2016年11月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍の支配下にあるカフルナーハー村、アウラム・クブラー町などアレッポ市西部郊外一帯を空爆、またヘリコプター(所属明示せず)がアレッポ市西部のダーヒヤト・アサド地区一帯を「樽爆弾」で空爆した。

またシリア軍がフライターン市一帯、アレッポ市ハムダーニーヤ地区、ザフラー協会地区を砲撃した。

またマンヤーン村一帯、アレッポ市第1070集合住宅地区、ラーシディーン地区、ダーヒヤト・アサド地区では、シリア軍、親政権武装勢力(ヒズブッラーなど)がファトフ軍との戦闘を続けた。

一方、クッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、ロシア軍の教練を受けた砂漠の鷹旅団の増援部隊がアレッポ市に派遣された。

同部隊は共和国護衛隊元副司令官でアレッポ軍事治安委員会議長を務めるザイド・サーリフ氏の指揮下にあり、近くアレッポ市での大規模な戦闘に投入される模様だという。

他方、SANA(11月2日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)がアレッポ市ハムダーニーヤ地区、ザフラー協会地区を砲撃し、8人が負傷した。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍武装部隊総司令部は声明で11月4日の午前9時から午後7時までの10時間の「人道猶予」を与えると発表、アレッポ市からの武装集団の退去を求める(2016年11月2日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、11月4日午前9時から同日午後7時までの10時間、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)の支配下にあるアレッポ市東部に対して「人道猶予」を設け、この猶予期間内に同地の境界に設置されているすべての人道回廊(通行所)を解放すると発表、同地内にで籠城を続ける武装集団に対して退去を呼びかけた。

SANA(11月2日付)が伝えた。

AFP, November 2, 2016、AP, November 2, 2016、ARA News, November 2, 2016、Champress, November 2, 2016、al-Hayat, November 3, 2016、Iraqi News, November 2, 2016、Kull-na Shuraka’, November 2, 2016、al-Mada Press, November 2, 2016、Naharnet, November 2, 2016、NNA, November 2, 2016、Reuters, November 2, 2016、SANA, November 2, 2016、UPI, November 2, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線が主導する反体制派は国連事務所が入るアレッポ市内のシャフバー・シャーム・ホテルを砲撃(2016年11月1日)

アレッポ県では、SANA(11月1日付)によると、アレッポ市東部ブスターン・カスル地区に展開する反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室所属組織)が、国連が事務所を置くシャフバー・シャーム・ホテルを砲撃し、ホテルの15階、16階、17階部分、近くの居住ビルが被害を受けた。死傷者はなかった。

RT(11月1日付)によると、シャフバー・ホテルは反体制武装集団の戦車砲から発射された砲弾を被弾したという。

『ハヤート』(11月2日付)によると、シャフバー・ホテルには国連職員7人が勤務している。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が包囲を続けるアレッポ市東部の解囲をめざすシャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室が、アレッポ市南西部のダーヒヤト・アサド地区、マンヤーン村一帯、第1070集合住宅計画地区一帯で、シリア軍および親政権武装勢力と戦闘を続けた。

また、SANA(11月1日付)によると、反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)は、アレッポ市ハムダーニーヤ地区を砲撃し、4人が負傷した。

このほか、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は声明を出し、アサド政権がアレッポ市西部の住民を「人間の盾」として利用していると批判した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、イドリブ県との県境に位置するカルクール村一帯で、シャーム自由人イスラーム運動と正体不明の武装集団が交戦した。

また県南部に人道支援物資を搬送した車列がハマー市に帰任途中に、カフル・カドフ村近郊で正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

**

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(11月1日付)によると、ロシア軍がカフルタハーリーム町を空爆、町内の病院、学校、医学部などが被弾した。

**

ラタキア県では、ARA News(11月1日付)によると、反体制武装集団が県北部のトゥッファーヒーヤ山一帯でシリア軍と交戦した。

**

ダルアー県では、SANA(11月1日付)によると、シリア軍がダルアー市避難民キャンプ一帯、ビラール・ハバシー・モスク一帯でシャーム・ファトフ戦線と交戦した。

これに対して、シャーム・ファトフ戦線は、イズラア市を砲撃し、1人が負傷した。

一方、ARA News(11月1日付)によると、シリア赤新月社と赤十字国際委員会の支援チームがダルアー市内に食糧物資(貨物トレーラー32輌分)を搬入した。

**

ダマスカス郊外県では、SANA(11月1日付)によると、反体制武装集団(イスラーム軍)がハラスター市地下に掘削した全長160メートル、深さ14メートルの地下トンネルをシリア軍が発見、これを破壊した。

AFP, November 1, 2016、AP, November 1, 2016、ARA News, November 1, 2016、Champress, November 1, 2016、al-Hayat, November 2, 2016、Iraqi News, November 1, 2016、Kull-na Shuraka’, November 1, 2016、al-Mada Press, November 1, 2016、Naharnet, November 1, 2016、NNA, November 1, 2016、Reuters, November 1, 2016、RT, November 1, 2016、SANA, November 1, 2016、UPI, November 1, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県でシリア軍が、シャーム・ファトフ戦線と「自由シリア軍」の連合部隊を要撃し、26人を殺害、40人以上を捕捉(2016年10月31日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(10月31日付)によると、南部戦線(自由シリア軍)に所属するムハージリーン・ワ・アンサール旅団、シャーム・ファトフ戦線、ヤルムーク軍、ジュンド・マラーヒムがイブタア町の放棄された大隊基地一帯に突入を試みたが、シリア軍の要撃を受け、戦闘員26人が死亡した。

また、ARA News(10月31日付)によると、シリア軍はまたこの要撃で戦闘員40人以上を捕捉した。

一方、SANA(10月31日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村、ダルアー市内各所でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(10月31日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がザアフラーナ村などを空爆した。

一方、SANA(10月31日付)によると、シリア軍がサアン・アスワド村、アブー・サナースィル丘、ダーヒル農場、ディーク検問所一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ハマー県では、ARA News(10月31日付)によると、シリア軍がラターミナ町、カフルズィーター市、ハラファーヤー市で反体制武装集団の拠点を空爆した。

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がイスラーム軍との戦闘の末、ダマスカス郊外県のタッル・クルディー町一帯を制圧(2016年10月31日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月31日付)によると、シリア軍がイスラーム軍などからなる反体制武装集団との戦闘の末、タッル・クルディー町およびその一帯を完全制圧した。

また、SANA(10月31日付)によると、シリア軍がマガル・ミール村、バイト・ジン村農場地帯、ハーン・シャイフ・キャンプ農場地帯、ダルーシャー村北東部でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアルバイン市、リーハーン農場一帯、シャイフーニーヤ村、サクバー市を空爆、またシリア軍がサクバー市を砲撃した。

これに対して、イスラーム軍はダマスカス・ヒムス国際幹線道路一帯、タッル・クルディー町一帯でシリア軍と交戦した。

また、ARA News(10月31日付)によると、シリア軍がイスラーム軍の本拠地であるドゥーマー市を空爆・砲撃した。

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ市南西部一帯でシャーム・ファトフ戦線が主導する反体制派とシリア軍の戦闘が続く(2016年10月31日)

アレッポ県では、『ハヤート』(11月1日付)によると、アレッポ市南西部のアサド軍事アカデミー一帯、マンヤーン村一帯で、シャーム・ファトフ戦線が主導するファトフ軍およびアレッポ・ファトフ軍作戦司令室がシリア軍および親政権武装勢力との戦闘を続けた。

また、クッルナー・シュラカー(10月31日付)、ARA News(10月31日付)によると、によると、アレッポ市南部のアズィーザ村、アレッポ市シャイフ・ルトフィー地区一帯でもシリア軍とファトフ軍が交戦した。

一方、SANA(10月31日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区(第4、第5地区)、ヒクマ学校一帯、第1070集合住宅計画地区西部で、シャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍の拠点を空爆した。

これに対して、「米国が穏健な反体制派とみなすテロ組織」は、アレッポ市西部のハムダーニーヤ地区、ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、女性1人を含む3人が死亡、5人が負傷した。

、なおシリア人権監視団によると、30日以降、ファトフ軍およびアレッポ・ファトフ軍作戦司令室がシリア軍との戦闘で獲得したのはアレッポ市ダーヒヤト・アサド地区内の複数カ所のみで、シリア軍が戦いの「イニシアチブを回復」しつつあるという。

また、28日以降の戦闘(「アレッポ大血戦」)で、反体制武装集団戦闘員72人、シリア軍側兵士・戦闘員61人が死亡したという。

SANA, October 31, 2016
SANA, October 31, 2016

このほか、ファトフ軍は、28日に開始したアレッポ市東部解囲作戦(「アレッポ大血戦」)第1段階(30日に終了宣言)での戦果を発表した。

それによると、過去48時間でファトフ軍は、シリア軍兵士およびシリア人民兵85人、外国人戦闘員30人以上を殺害したという。

Kull-na Shuraka', October 31, 2016
Kull-na Shuraka’, October 31, 2016
Kull-na Shuraka', October 31, 2016
Kull-na Shuraka’, October 31, 2016

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は過去3日間でシャーム・ファトフ戦線が主導する反体制派の砲撃で女性、子供ら84人が死亡したと発表(2016年10月31日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、シャーム・ファトフ戦線および同戦線と同盟関係にある多数の組織が、アレッポ市東部でのロシア・シリア両軍が実施していた(人道)停戦に乗じて大規模作戦の準備を進め、アレッポ市(西部地区)の学校や民間人を攻撃していると非難した。

声明によると、反体制武装集団は過去3日間で、アレッポ市の住宅地に対して迫撃砲100発以上、グラード・ロケット弾50発、ガス・ボンベ砲弾(「地獄の大砲」)20発を無差別に発射し、女性、子供を含む84人が死亡、280人が負傷している、という。

SANA(10月31日付)が伝えた。

AFP, October 31, 2016、AP, October 31, 2016、ARA News, October 31, 2016、Champress, October 31, 2016、al-Hayat, November 1, 2016、Iraqi News, October 31, 2016、Kull-na Shuraka’, October 31, 2016、al-Mada Press, October 31, 2016、Naharnet, October 31, 2016、NNA, October 31, 2016、Reuters, October 31, 2016、SANA, October 31, 2016、UPI, October 31, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県、ダイル・ザウル市一帯でシリア軍がダーイシュとの戦闘を続ける(2016年10月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュは、アレッポ市東部郊外のクワイリース航空基地一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

**

ダイル・ザウル県では、SANA(10月30日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区を砲撃し、女性1人が死亡、30人が負傷した。

**

ハマー県では、SANA(10月30日付)によると、シリア軍がジャニー・アルバーウィー村、イスリヤー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, October 30, 2016、AP, October 30, 2016、ARA News, October 30, 2016、Champress, October 30, 2016、al-Hayat, October 31, 2016、Iraqi News, October 30, 2016、Kull-na Shuraka’, October 30, 2016、al-Mada Press, October 30, 2016、Naharnet, October 30, 2016、NNA, October 30, 2016、Reuters, October 30, 2016、SANA, October 30, 2016、UPI, October 30, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はダマスカス郊外県タッル・クルディー町一帯でイスラーム軍に対する攻勢を続ける(2016年10月30日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員を含む親政権武装勢力がタッル・クルディー町一帯、タッル・サワーン町一帯、でイスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

またシリア軍ヘリコプターがハーン・シャイフ・キャンプ一帯を空爆した。

クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、シリア軍はタッル・クルディー町一帯の複数カ所を制圧した。

一方、SANA(10月30日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにハーン・シャイフ・キャンプ一帯に侵攻したシャーム・ファトフ戦線と交戦し、アシュラフィーヤト・アッバスィーヤ農場とザアルーラ地区を結ぶ一帯を制圧した。

Kull-na Shuraka', October 30, 2016
Kull-na Shuraka’, October 30, 2016

**

ダルアー県では、SANA(10月30日付)によると、シリア軍がダーイル町東部のブロック工場、バイト・アズラク一帯、サイダー町東部一帯(放棄された大隊基地方面)でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ハマー県では、SANA(10月30日付)によると、シリア軍がアンカーウィー村、ズィヤーラ町で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

シリア軍はまた、タイバト・イマーム市およびその北部、マサースィナ村、ラハーヤー村、ラターミナ町、ムーリク市およびその南部、カフルズィーター市で反体制武装集団の拠点を空爆した。

**

ラタキア県では、クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、シャーム・ファトフ戦線が県北部のクルド山でロシア軍の無人偵察機を撃墜したと発表、その写真を公開した。

一方、SANA(10月30日付)によると、シリア軍がカッバーニー村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

Kull-na Shuraka', October 28, 2016
Kull-na Shuraka’, October 28, 2016

**

タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース中央刑務所で、受刑者約400人が所内での待遇改善を求めて座り込みのデモを行った。

受刑者のなかには、2011年以降の反体制活動によって逮捕された活動家約70人も含まれていたという。

AFP, October 30, 2016、AP, October 30, 2016、ARA News, October 30, 2016、Champress, October 30, 2016、al-Hayat, October 31, 2016、Iraqi News, October 30, 2016、Kull-na Shuraka’, October 30, 2016、al-Mada Press, October 30, 2016、Naharnet, October 30, 2016、NNA, October 30, 2016、Reuters, October 30, 2016、SANA, October 30, 2016、UPI, October 30, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線が主導する反体制派によるアレッポ市西部への無差別砲撃続く(2016年10月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と、シャーム自由人イスラーム運動やヌールッディーン・ザンキー運動などからなるアレッポ・ファトフ軍作戦司令室が、アレッポ市西部ハムダーニーヤ地区の第3000集合住宅計画地区、アサド軍事アカデミー一帯、ハラブ・ジャディーダ地区などのシリア政府支配地域を迫撃砲弾数十発を無差別に砲撃、同地一帯からザフラー協会地区、アレッポ市南部郊外に至る全長15キロの地域で、シリア軍、ヒズブッラーなどからなる親政権武装勢力と交戦した。

同地に撃ち込まれた迫撃砲は数百発におよぶという。

クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、ファトフ軍は早朝、ハラブ・ジャディーダ地区、第3000集合住宅計画地区に侵攻したという。

侵攻では、シャーム・ファトフ戦線の特攻自爆戦闘員(インギマースィー)複数人が自爆攻撃を行ったという。

ファトフ軍はまた、アズィーザ村、アレッポ市シャイフ・ルトフィー地区一帯でもシリア軍と交戦した。

一方、SANA(10月30日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにアレッポ市南西部郊外のマンヤーン村に侵攻していた反体制武装集団(ファトフ軍)を掃討し、同地を制圧した。

マンヤーン村は29日にファトフ軍によって制圧されていた(しかし、ARA News(10月30日付)によると、ファトフ軍はマンヤーン村の複数カ所を奪還したという)。

シリア軍はまた、アレッポ市ダーヒヤト・アサド地区に侵攻していた反体制武装集団を包囲し、壊滅的打撃を与えたという。

Kull-na Shuraka', October 30, 2016
Kull-na Shuraka’, October 30, 2016

このほか、クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、イスラーム軍の北部地区司令官のアフマド・ニハード・サンダ氏、アブー・アフマド・バーディヤ氏がアレッポ市での戦闘で死亡した。

**

シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の最高軍事司令部は声明を出し、アレッポ市東部解放作戦(「アレッポ大血戦」)の第1段階が終了したと発表、第2段階を開始すると宣言した。

声明によると、ファトフ軍は、第1段階でアレッポ市の第3000集合住宅計画地区などを制圧したとしたうえで、同地区、アーミリーヤ地区、ハムダーニーヤ地区、サイフ・ダウラ地区、スーク・ハール地区、マシャーリカ地区、イザーア地区、サラーフッディーン地区を「軍管区」に指定、攻撃を継続する意思を表明した。

AFP, October 30, 2016、AP, October 30, 2016、ARA News, October 30, 2016、Champress, October 30, 2016、al-Hayat, October 31, 2016、Iraqi News, October 30, 2016、Kull-na Shuraka’, October 30, 2016、al-Mada Press, October 30, 2016、Naharnet, October 30, 2016、NNA, October 30, 2016、Reuters, October 30, 2016、SANA, October 30, 2016、UPI, October 30, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

反体制派がシリア政府支配下のアレッポ市西部で毒ガスを使用(2016年10月30日)

アレッポ県では、SANA(10月30日付)によると、アレッポ市西方に進攻した反体制武装集団(ファトフ軍)が、シリア政府支配下のハムダーニーヤ地区、ダーヒヤト・アサド地区の住宅地に対して有毒ガスを装填した砲弾を撃ち込み、35人以上の住民が中毒症状を訴え、病院に搬送された。

SANA, October 30, 2016
SANA, October 30, 2016

アレッポ大学付属病院、ザーリー病院に搬送された住民は、呼吸困難などの症状を発症していたという。

反体制武装集団はまた、アレッポ市ハムダーニーヤ地区、旧メリディアン・ホテル一帯を砲撃し、女児1人を含む2人が死亡、6人が負傷した。

**

これに関して、シリア人権監視団もハムダーニーヤ地区、ダーヒヤト・アサド地区でシリア軍兵士が呼吸困難に陥ったことを確認したと発表した。

しかし、呼吸困難の理由については言及しなかった。

AFP, October 30, 2016、AP, October 30, 2016、ARA News, October 30, 2016、Champress, October 30, 2016、al-Hayat, October 31, 2016、Iraqi News, October 30, 2016、Kull-na Shuraka’, October 30, 2016、al-Mada Press, October 30, 2016、Naharnet, October 30, 2016、NNA, October 30, 2016、Reuters, October 30, 2016、SANA, October 30, 2016、UPI, October 30, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー国立病院が復旧(2016年10月30日)

ヌザール・ヤーズジー保健大臣は、ダルアー県のダルアー国立病院が復旧したと発表した。

ダルアー国立病院の復旧はイズラア国立病院に次ぐもの。

SANA(10月30日付)が伝えた。

AFP, October 30, 2016、AP, October 30, 2016、ARA News, October 30, 2016、Champress, October 30, 2016、al-Hayat, October 31, 2016、Iraqi News, October 30, 2016、Kull-na Shuraka’, October 30, 2016、al-Mada Press, October 30, 2016、Naharnet, October 30, 2016、NNA, October 30, 2016、Reuters, October 30, 2016、SANA, October 30, 2016、UPI, October 30, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はヒムス県東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年10月29日)

ヒムス県では、ARA News(10月29日付)によると、シリア軍がフワイスィース村、シャーイル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(10月29日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともにマフル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はアレッポ市北部の歩兵士官学校一帯をダーイシュから奪取、YPG主体のシリア民主軍が同地を制圧したとの情報も(2016年10月29日)

アレッポ県では、SANA(10月29日付)、ARA News(10月30日付)によると、シリア軍が予備部隊(パレスチナ人民兵組織のクドス旅団)とともに、アレッポ市北部郊外でダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、歩兵士官学校(通称殉教者ユースフ・ジャーディル学校)、タッル・シャイール村、ファーフィーン村、ムスリミーヤ・セメント工場(ムスリミーヤ村)、カフル・カーリス村、タッル・スィースィーン村、ムスリミーヤ村東部の射撃演習場を制圧した。

同地は2015年末にダーイシュによって制圧されていた。

ARA News, August 29, 2016
ARA News, August 29, 2016

**

なお、これに関して、ARA News(10月29日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ワフシーヤ村および周辺農場地帯、ファーフィーン村農場地帯、同村近郊のセメント工場、カフル・カーリス村、タッル・スースィーン村および周辺農場地帯、鉄道駅一帯をダーイシュ(イスラーム国)から奪取、制圧したと伝えていた。

AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県、ダルアー県でシリア軍が反体制武装集団との戦闘を続ける(2016年10月29日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(10月29日付)によると、シリア軍がザマルカー町とダマスカス県ジャウバル区を結ぶ反体制武装集団の地下トンネルを破壊した。

またシリア赤新月社、赤十字国際委員会の支援チームがハラスター市に人道支援物資を搬入した。

**

ダルアー県では、ARA News(10月29日付)によると、南部戦線がイブタア町郊外の放棄された大隊基地奪還に向け、「抑圧者撃退」の戦いを開始した。

一方、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村、ダルアー市カラク地区、ハマーディーン地区、ダーイル町、ヌアイマ村、ウンム・マヤーズィン町でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

**

ハマー県では、ARA News(10月29日付)によると、ロシア・シリア両軍がタイバト・イマーム市一帯を空爆した。

一方、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がブワイダ村、ティーバト・イマーム市、ラターミナ町、マサースィナ村などで反体制武装集団の拠点を空爆した。

**

ヒムス県では、SANA(10月29日付)によると、シリア軍がアイン・フサイン村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, October 29, 2016、AP, October 29, 2016、ARA News, October 29, 2016、Champress, October 29, 2016、al-Hayat, October 30, 2016、Iraqi News, October 29, 2016、Kull-na Shuraka’, October 29, 2016、al-Mada Press, October 29, 2016、Naharnet, October 29, 2016、NNA, October 29, 2016、Reuters, October 29, 2016、SANA, October 29, 2016、UPI, October 29, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.