トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府支配下のアブー・ラースィーン町(ハサカ県)を砲撃し、女性1人負傷(2020年7月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府の支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町を砲撃し、女性1人が負傷した。

また砲撃を受けて、住民多数が避難した。

一方、SANA(7月26日付)は、ラアス・アイン市近郊の村々で、トルコの占領や国民軍に所属する武装集団の抑圧を逃れ、多数の住民がシリア政府支配下のアブー・ラースィーン(ザルカーン)町方面に避難している、と伝えた。

AFP, July 27, 2020、ANHA, July 27, 2020、AP, July 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2020、Reuters, July 27, 2020、SANA, July 27, 2020、SOHR, July 27, 2020、UPI, July 27, 2020などをもとに作成。

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イスラエルのネタニヤフ首相:「ヒズブッラーは火遊びをしている。イスラエルの報復は非常に激しいものになるだろう」(2020年7月27日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は「レバノン領内からのいかなる攻撃であれ、ヒズブッラーとレバノン政府に責任がある」としたうえで、「ヒズブッラーは火遊びをしている。イスラエルの報復は非常に激しいものになるだろう」と述べた。

イスラエルのベニ・ガンツ国防大臣は「イスラエルに対するいかなる攻撃も、イスラエルの強力な報復を招くだろう」と述べた。

AFP, July 27, 2020、ANHA, July 27, 2020、AP, July 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2020、Reuters, July 27, 2020、SANA, July 27, 2020、SOHR, July 27, 2020、UPI, July 27, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍は占領下のシャブアー農場でヒズブッラーの潜入を阻止したと発表、ヒズブッラーはこれを否定(2020年7月27日)

イスラエル軍はイスラエル北部で「治安関連事案」が発生し、「ヒズブッラーの侵入を阻止した…。イスラエル軍側に負傷者はなかった」と発表した。

イスラエルの複数のメディアによると、ヒズブッラー戦闘員が潜入したのは、占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県ハースバイヤー郡)で、イスラエル軍が迎撃し、交戦になったという。

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しかし、ヒズブッラーが主導する対イスラエル抵抗運動のレバノン国民抵抗は声明を出し、イスラエルが「嘘の勝利をねつ造」しようとしていると否定、「シオニストどもは、自らが犯した犯罪への処罰を待ち続けねばならない」と非難した。

声明で、レバノン国民抵抗は「本日現時点までにいかなる交戦も発生しておらず、こちら側から発砲はない。恐れと不安に駆られ緊張している敵側からの発砲があっただけだ」として、これを否定、「ハッバーリーヤ村(ナバティーヤ県ハースバイヤー郡)に対してイスラエルが砲撃を加え、民家一棟が被害を受けたが、本件に対して沈黙することはないだろう」と反論した。

AFP, July 27, 2020、ANHA, July 27, 2020、AP, July 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2020、Reuters, July 27, 2020、SANA, July 27, 2020、SOHR, July 27, 2020、UPI, July 27, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県のシリア政府支配地域を砲撃(2020年7月27日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから144日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍と「決戦」作戦司令室は、シリア政府支配下のカフルナブル市およびその一帯、ムアスラーン村、サラーキブ市一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

対するシリア軍も、「決戦」作戦司令室支配下のザーウィヤ山地方のカンスフラ村、カフル・ウワイド村、マウザラ村、ファッティーラ村、スフーフン村、バイルーン村、アルナバ村、ナイラブ村を砲撃し、民家複数棟が被害を受けた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で武装集団が、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元司令官の自宅を襲撃、この元司令官を含む5人を殺害した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(7月27日付)によると、ナワー市北でシリア軍第4師団の車が武装集団の襲撃を受け、兵士3人が死亡、5人が負傷した。

さらに、RT(7月27日付)によると、ヌアイマ村にあるハーリド・アッブード人民議会議員の自宅に手榴弾が投げ込まれた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県4件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, July 27, 2020、ANHA, July 27, 2020、AP, July 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 27, 2020、Reuters, July 27, 2020、RT, July 27, 2020、SANA, July 27, 2020、SOHR, July 27, 2020、UPI, July 27, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民82人と国内避難民(IDPs)22人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は582,746人、2019年以降帰還したIDPsは66,039人に(2020年7月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月27日付)を公開し、7月26日に難民82人(うち女性25人、子供42人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民82人(うち女性25人、子供42人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は582,746人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者187,516人(うち女性56,395人、子ども95,360人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は812,044人(うち女性243,671人、子供413,851人)となった。

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一方、国内避難民22人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは22人(うち女性5人、子供7人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した22人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は22人(うち女性5人、子供7人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,039人(うち女性23,038人、子供27,181人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,635人(うち女性405,597人、子供670,947人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 27, 2020をもとに作成。

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イスラエルのネタニヤフ首相「シリア、レバノン領内から越境攻撃があった場合、その責任は両国にある」(2020年7月26日)

イスラエルのネタニヤフ首相は閣議に先立って、シリア、レバノン領内から越境攻撃があった場合、その責任は両国にあると述べた。

ネタニヤフ首相は「北部戦線に関して、我々は、我が国北部の国境へのイランの軍事的新党を許さないという一貫して政策に従って行動している。レバノンとシリア国境からのイスラエルへのいかなる攻撃の責任も両国にある…。我々は我が国の安全保障が損なわれるのを許すことはなく、市民が脅威に晒されるのを許すことはない。我々は我が軍への攻撃に対して寛容であることはない…。イスラエル軍はいかなる脅威に対しても対応する準備ができている」と述べた。

AFP, July 27, 2020、ANHA, July 27, 2020、AP, July 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2020、Reuters, July 27, 2020、SANA, July 27, 2020、SOHR, July 27, 2020、UPI, July 27, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍無人航空機がレバノン領内で墜落(2020年7月26日)

イスラエル軍は声明を出し、「先ほど、レバノン国境でのイスラエル軍の作戦に際して、イスラエル軍所属の無人航空機1機がレバノン領内に墜落した。情報が漏洩する恐れはない」と発表した。

AFP, July 26, 2020、ANHA, July 26, 2020、AP, July 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 26, 2020、Reuters, July 26, 2020、SANA, July 26, 2020、SOHR, July 26, 2020、UPI, July 26, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民77人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は582,628人に(2020年7月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月26日付)を公開し、7月25日に難民77人(うち女性39人、子供23人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民77人(うち女性39人、子供23人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は582,628人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者187,434人(うち女性56,370人、子ども95,318人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,962人(うち女性243,646人、子供413,809人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 26, 2020をもとに作成。

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トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵120人が帰国(2020年7月25日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約120人が契約を終えて、トルコ占領下のシリア北部に帰国する一方、新たな戦闘員がリビアに派遣されたと発表した。

同監視団によると、リビアに派遣された国民軍戦闘員の数は約16,500人(うち350人が子供)、約5,970人が帰国しているという。

派遣された戦闘員のうち、戦闘で死亡したのは481人(うち34人が子供)。

AFP, July 25, 2020、ANHA, July 25, 2020、AP, July 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 25, 2020、Reuters, July 25, 2020、SANA, July 25, 2020、SOHR, July 25, 2020、UPI, July 25, 2020などをもとに作成。

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米軍がマーリキーヤ(ダイリーク)市一帯の国境地帯でパトロールを実施(2020年7月25日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍がマーリキーヤ(ダイリーク)市一帯の国境地帯でパトロールを実施した。

AFP, July 25, 2020、ANHA, July 25, 2020、AP, July 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 25, 2020、Reuters, July 25, 2020、SANA, July 25, 2020、SOHR, July 25, 2020、UPI, July 25, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県での攻撃でシャーム解放機構、国民解放戦線の戦闘員3人を殺害(2020年7月25日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから142日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方一帯を砲撃、同司令室を主導するシャーム解放機構と国民解放戦線の戦闘員3人を殺害、7人あまりを負傷させた。

シリア軍が砲撃を行ったのは、ファッティーラ村、カンスフラ、スフーフン、フライフィル村、ルワイハ村、バイニーン村、ハルーバ村。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県7件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, July 25, 2020、ANHA, July 25, 2020、AP, July 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 25, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 25, 2020、Reuters, July 25, 2020、SANA, July 25, 2020、SOHR, July 25, 2020、UPI, July 25, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民69人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は582,605人に(2020年7月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月25日付)を公開し、7月24日に難民69人(うち女性35人、子供20人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民69人(うち女性35人、子供20人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は582,605人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者187,357人(うち女性56,347人、子ども95,279人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,885人(うち女性243,623人、子供413,770人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 25, 2020をもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で交戦(2020年7月24日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから141日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が、シリア政府支配下のバスカラー村、カフルナブル市、ハーッス村、ジャッラーダ村、バービーラー村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対し、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のマウザラ村、ルワイハ村、スフーフン村、フライフィル村、カンスフラ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約35輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のバラカ村にあるシリア軍拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、シリア政府との和解に応じ、軍事情報局に勤務していた元反体制武装集団メンバーが何者かに撃たれて死亡した。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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イラン外務省はシリア領空でのイラン民間航空会社マーハーン航空迎撃に関して米国とイスラエルを非難(2020年7月24日)

イラン外務省のアッバース・ムーサヴィー報道官は、23日にシリア領空でイラン民間航空会社マーハーン航空の旅客機が迎撃を受けた事件に関して、「米国、ないしはシオニスト政体によるこの地域への新たな冒険」としたうえで「西アジアの安定と安全が米国での(大統領)選挙の玩具として利用されることがあってはならない」と非難し、適切な時に断固たる対応をとると述べた。

また、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣もツイッターのアカウント(https://twitter.com/JZarif/)を通じて、「米国は他国の領土を違法に占領し、民間の定期旅客便に嫌がらせを行い、無垢の民間人乗客を危険に晒している。無法に無法を重ねるという大胆さ。こうした違法行為が大惨事を招く前止められなければならない」と綴った。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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イスラエル軍ヘリコプターがクナイトラ県内のシリア軍拠点を攻撃(2020年7月24日)

シリア軍筋は、イスラエル軍ヘリコプター複数機が24日午後11時頃、クナイトラ県の前線に設置されている拠点3カ所に向かって対戦車ミサイルを発射、シリア軍兵士2人が軽傷を負い、火災が発生したと発表した。

SANA(7月24日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍ヘリコプターが攻撃を行ったのは、ハドル村近郊のシリア軍と「イランの民兵」の拠点複数カ所。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(7月24日付)によると、フドル村入口近くで車1台が被弾し、運転手1人が死亡、1人が負傷したという。

死傷したのは、いずれもレバノンのヒズブッラーが現地で結成した地元民兵組織のメンバーだという。

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対するイスラエル軍も声明を出し、同軍攻撃ヘリコプターが、24日早朝のシリア軍による発砲への対抗措置として、シリア領内の軍事目標複数カ所を攻撃したと発表した。

攻撃が行われたのは、シリア軍拠点内の監視所や諜報収集装備など。

イスラエル軍は「本日のイスラエルに対する発砲の責任はシリア政府にある…。イスラエル軍は決意をもって作戦を継続し、イスラエルの主権に対するあらゆる侵害に対処する」と強調した。

なお、タイムズ・オブ・イスラエル(7月24日付)などによると、24日早朝、イスラエル占領下のゴラン高原マジュダル・シャムス村に近い境界地帯で複数会の爆発が発生、同地の民家1棟と車1台が軽い被害を受けた。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、The Times of Israel、July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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米中央軍は声明を出し、マーハーン航空旅客機への迎撃を認める(2020年7月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、シリア領空でイラン民間航空会社マーハーン航空の旅客機が、イスラエル軍、ないしは米主導の有志連合に所属すると思われる戦闘機の迎撃を受けたことに関して以下の通り声明を出し、有志連合によるものだと認めた。

「シリアにおける有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)のタンフ駐屯地一帯で通常航空任務に就く米空軍F-15は今夜、マーハーン航空旅客機から約1,000メートルという安全な距離をとり、同機に対する標準的な目視検査を行った。この目視検査は、タンフ駐屯地における有志連合の人員の安全を確保するために行われた。F-15のパイトッロは航空機がマーハーン航空の旅客機であると識別し、F-15は安全のため、同機との距離を開けた。熟練した進行阻止が国際基準に従って行われた」。

AFP, July 24, 2020、ANHA, July 24, 2020、AP, July 24, 2020、CENTCOM、July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 24, 2020、Reuters, July 24, 2020、SANA, July 24, 2020、SOHR, July 24, 2020、UPI, July 24, 2020などをもとに作成。

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イランの民間旅客機がシリア領空で迎撃を受ける(2020年7月23日)

イラン国営放送(IRIB)は、イランの民間航空会社マーハーン航空のテヘラン発ベイルート行きの旅客機(IRM1152)が、シリア領空でイスラエル軍戦闘機複数機の迎撃を受けたと伝えた。

IRIBによると、迎撃を受けた旅客機はベイルート国際空港に緊急着陸するために急降下、その際に複数の乗組員が軽傷を負った。

https://twitter.com/MohamadAhwaze/status/1286376185681924099?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1286376185681924099%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F154039

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これに関して、SANA(7月23日付)は、複数の民間航空筋の話として、米主導の有志連合所属と思われる航空機が、ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域のシリア領空でイランの旅客機を迎撃したと伝えた。

旅客機は急降下を余儀なくされ、乗客複数人が軽傷を負ったものの、無事ベイルートに到着したという。

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一方、「中東と地中海の空域の観測者」を自称するツイッター・アカウントのINTELSky(https://twitter.com/Intel_Sky)は、迎撃を受けたとされるマーハーン航空の旅客機をイスラエル軍戦闘機が迎撃するのは不可能だと主張した。

 

INTELSkyは、1)政治的・軍事的な反発に直面する、2)シリア軍による迎撃行動が見られなかった、3)攻撃を受けたとされる航空機が緊急回避行動をとったことが確認されなかった、としたうえで、強い上昇気流のなかに入り、機内が大きく揺れた可能性が高いと指摘した。

しかし、INTELSkyは、攻撃に参加したと思われる戦闘機の写真を「Su-27 or F15?」というコメントとともに公開し、ロシアが関与した可能性を指摘する一方、攻撃を受けたとされる旅客機がイランに引き返したとの見方を示した。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵250人が帰国(2020年7月23日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣していたシリア人傭兵(国民軍戦闘員)約250人が契約を終えて、トルコ占領下のシリア北部に帰国する一方、新たな戦闘員がリビアに派遣されたと発表した。

同監視団によると、リビアに派遣された国民軍戦闘員の数は約16,500人(うち350人が子供)、約5,800人が帰国しているという。

派遣された戦闘員のうち、戦闘で死亡したのは481人(うち34人が子供)。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県、ハマー県で交戦(2020年7月23日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから140日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のアイン・ラールーズ村を砲撃、戦闘員複数人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、バーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、ハルーバ村、フライフィル村、ルワイハ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村一帯を砲撃した。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊を砲撃(2020年7月23日)

ハサカ県では、SANA(7月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のバーブ・ハイル村などを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、女性1人を含む4人が死亡、10人以上が負傷した。

また、ANHA(7月23日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市内(旧マハッタ(鉄道駅)地区)の民家で爆弾が爆発し、子供1人が負傷した。

これに関して、シリア人権監視団は、トルコ軍が民間の近くにある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の旧拠点を狙って砲撃し、砲弾が民間に着弾したと発表した。

このほか、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, July 23, 2020、ANHA, July 23, 2020、AP, July 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2020、Reuters, July 23, 2020、SANA, July 23, 2020、SOHR, July 23, 2020、UPI, July 23, 2020などをもとに作成。

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ロシア・トルコ軍合同パトロール部隊が反体制派支配下のM4高速道路全区間を初めて巡回(2020年7月22日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから139日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍がアレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路で22回目となる合同パトロールを実施した。

合同部隊はタルナバ村からラタキア県のアイン・フール村に至る反体制派支配下の全区間を初めて巡回した。

7月14日に同様のルートで合同パトロールが実施されたが、途中車列が爆弾の爆発に巻き込まれ、ロシア軍兵士3人が負傷、パトロールは中断していた。

合同部隊はアイン・フール村に到着後に解散、ロシア軍部隊はシリア政府支配下のラタキア県北部でパトロールを継続する一方、トルコ軍部隊はイドリブ県内の基地に帰着した。

トルコ軍は前日から、M4高速道路沿線に兵士を展開させ、合同パトロールの安全を確保するための準備を行っていた。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

このほか、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のハルーバ村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民62人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は582,374人に(2020年7月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月22日付)を公開し、7月21日に難民62人(うち女性19人、子供32人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民62人(うち女性19人、子供32人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は582,374人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者187,126人(うち女性56,278人、子ども95,162人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は811,654人(うち女性243,554人、子供413,653人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 22, 2020をもとに作成。

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ハサカ県で米軍装甲車が横転し、兵士1人が死亡(2020年7月21日)

ドゥラル・シャーミーヤ(7月22日付)やハサカ青年連合によると、ハサカ県北部のタッル・タムル町近郊で、パトロールを実施していた米軍装甲車のうちの1輌が横転し、乗っていた兵士1人が死亡した。

横転事故はこの米軍部隊がロシア軍のパトロール部隊を排除しようとしていた際に発生したという。

https://www.facebook.com/HASAKHNNEWS/videos/413353542953890/

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これに関して、イラクとシリアでダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を遂行する米主導の有志連合(「生来の決戦作戦」統合任務部隊(CJTF-OIR))は声明を出し、7月21日にシリア領内で任務についていた兵士1人が死亡したと発表した。

声明によると、事件は敵との遭遇によるものでなく、調査中だという。

AFP, July 22, 2020、ANHA, July 22, 2020、AP, July 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 22, 2020、Ittihad Shabab al-Hasaka, July 22, 2020、Reuters, July 22, 2020、SANA, July 22, 2020、SOHR, July 22, 2020、UPI, July 22, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県でフランス人の地雷処理専門家と同行していたシリア民主軍隊員2人が死亡(2020年7月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にある県西部ジャルニーヤ町近郊のムワイリフ村で、フランス人の地雷処理専門家が乗っていた車が地雷に触れて爆発し、この専門家と同行していた人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の隊員2人が死亡した。

AFP, July 21, 2020、ANHA, July 21, 2020、AP, July 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 21, 2020、Reuters, July 21, 2020、SANA, July 21, 2020、SOHR, July 21, 2020、UPI, July 21, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がトルコ占領下のアレッポ県北部を砲撃(2020年7月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコ占領下のバーブ市西に位置するバッラータ村を砲撃し、住民2人が死亡した。

また、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村一帯で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

AFP, July 21, 2020、ANHA, July 21, 2020、AP, July 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 21, 2020、Reuters, July 21, 2020、SANA, July 21, 2020、SOHR, July 21, 2020、UPI, July 21, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民解放戦線がイドリブ県の政府支配地域を砲撃(2020年7月21日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから138日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)が、シリア政府支配下のサラーキブ市を砲撃した。

トルコ軍と国民解放戦線はまた、シリア政府支配下のカフルナブル市、マアッラト・ヌウマーン市を砲撃した。

また、シャーム解放機構もカフルナブル市の森林地帯に潜入し、シリア軍拠点を襲撃、兵士多数を殺傷した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、県北部のタルマーニーン村では、トルコ軍の拠点の護衛にあたっている国民解放戦線が、正体不明の武装集団の攻撃を受けて、戦闘員1人が死亡、2人が負傷した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区の住居で爆発が発生し、軍事情報局の隊員2人が死亡した。

AFP, July 21, 2020、ANHA, July 21, 2020、AP, July 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 21, 2020、Reuters, July 21, 2020、SANA, July 21, 2020、SOHR, July 21, 2020、UPI, July 21, 2020などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「シリア国民が自由、平和、安全を享受するまで駐留を続ける…。シリアの市民が国会選挙での投票を強要されていることへの沈黙を批判する」(2020年7月21日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は首都アンカラで「シリア北部でさまざまな軍事作戦を行っている我が国の部隊は、シリア国民が自由、平和、そして安全を享受するまで駐留を続ける」と述べた。

エルドアン大統領はまた、第3期人民議会選挙に関して、「今、選挙、いや、いわゆる選挙が行われている…。シリアの市民が国会選挙での投票を強要されていることに対して、民主化を推し進めていると主張する人々が沈黙を続けるのを批判する」と述べた。

AFP, July 21, 2020、ANHA, July 21, 2020、AP, July 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 21, 2020、Reuters, July 21, 2020、SANA, July 21, 2020、SOHR, July 21, 2020、UPI, July 21, 2020などをもとに作成。

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米国務省のオータガス報道官「シリアではバアス党が政権を掌握して以降、自由で公正な選挙は行われていない」(2020年7月21日)

米国務省のモーガン・オータガス報道官は、シリアの第3期人民議会選挙に関して「シリアでは、バアス党が政権を掌握して以降、自由で公正な選挙は行われていない。今回も例外ではない」と述べ、選挙を承認しない意向を示した。

オータガス報道官は「選挙関係者が、バアス党の立候補者があらかじめ書かれた投票用紙を配布したことを示す確たる証拠を持っており…、国民が圧力を受けて投票所に向かったとの情報もあり、有権者のプライバシーは尊重されていない」、「現在シリア国外にいるシリア人の数は国内人口の4分の1近くに達しているが…、彼らは投票権を与えられなかった」と批判、「アサドは、偽装されたこの選挙を、彼が言うところの「西側の陰謀」に対抗することに成功したものとして示そうとしている」と断じた。

また、「国連安保理決議第2254号に基づいて、シリアでの選挙は、国連の監督のもと、在外居住者を含むすべてのシリア人が参加したかたちで、自由且つ公正に実施されねばならない…。国際社会は、体制に誤った正統性を付与し、政治プロセスを妨害しようとするこの疑念に満ちた選挙に目を向け続ける」と付言した。

AFP, July 21, 2020、ANHA, July 21, 2020、AP, July 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 21, 2020、Reuters, July 21, 2020、SANA, July 21, 2020、SOHR, July 21, 2020、UPI, July 21, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がカーミシュリー市を砲撃し、アサーイシュ隊員3人負傷(2020年7月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が撃った迫撃砲弾がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市のロジュ農業センター(北・東シリア自治局所轄)に着弾、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員2人が負傷した。

一方、ロシア軍とトルコ軍は、ラッカ県アイン・イーサー市からハサカ県のタッル・タムル町に至るM4高速道路の区間で初めてとなる合同パトロールを実施した。

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アレッポ県では、ANHA(7月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

AFP, July 20, 2020、ANHA, July 20, 2020、AP, July 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2020、Reuters, July 20, 2020、SANA, July 20, 2020、SOHR, July 20, 2020、UPI, July 20, 2020などをもとに作成。

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有志連合と思われる無人航空機がトルコ占領下の村で車を爆撃し、ダーイシュ・メンバー3人を殺害(2020年7月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)1機がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」のアフティームラート村の北で車を爆撃した。

これにより、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官やメンバーと思われる3人が死亡した。

爆撃を行ったのは米主導の有志連合だと見られる。


AFP, July 20, 2020、ANHA, July 20, 2020、AP, July 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2020、Reuters, July 20, 2020、SANA, July 20, 2020、SOHR, July 20, 2020、UPI, July 20, 2020などをもとに作成。

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