「難民帰還に関する国際会議」が2日間の日程を終えて閉幕:テロとの戦いの継続、一方的制裁の解除、難民帰還への取り組み継続を確認(2020年11月12日)

11月11日にシリアの首都ダマスカスで開幕した「難民帰還に関する国際会議」は2日間の日程を終え、ウマウィーイーン宮殿(コンベンション・センター)で閉幕声明を採択し、閉会した。

アイマン・スーサーン外務在外居住者省時間が読み上げた声明は、シリアの主権、独立、統合、領土保全、国連憲章を遵守し、これらを侵害し、地域の安定と安全を脅かすあらゆる試みを拒否することを確認した。

また、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)、そして国連安保理がダーイシュやアル=カーイダとつながりがあるとするすべての組織・個人に対する「テロとの戦い」を継続し、その撲滅をめざす決意が表明され、これらの組織・個人との戦闘を停戦規定から除外することが強調された。

そのうえで、シリアの危機は軍事的な解決によらず、国連の支援のもと、2019年1月のロシアのソチでのシリア国民対話大会での合意に基づいて、シリア人自身による政治プロセスで解決されるべきであることが改めて表明され、それに対する外国の干渉を拒否することが明言された。

一方、シリア国内の人道状況の悪化、新型コロナウイルス感染症対策の影響への懸念を表明し、国際法や国連憲章に反するすべての一方的な制裁を解除することを主唱した。

また、米国企業が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との間に交わした北・東シリア自治局支配地域で産出される原油のイラクへの移送にかかる合意を非難した。

難民、国内避難民(IDPs)の帰還と、紛争で被害を受けた地域の復興については、国連安保理決議第2254号や国際法の規定に従うと強調、国際社会に支援を呼びかけた。

そのうえで、シリア政府が、難民帰還だけでなく、彼らが尊厳ある暮らしを送るための条件を拡充するためにあらゆる取り組みを続けることが強調された。

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なお、2日目となる12日には、ロシアとシリアの高等教育、科学研究、産業、保健、法務、税務関係の専門家が両国間のテクノロジー、科学、文化面での協力強化の方途について意見を交わした。

また、「難民帰還に関する国際会議」に参加している各国代表は、ダマスカス郊外県のハルジャラ村にある国内避難民(IDPs)キャンプを視察した。

視察には、フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、アラー・ミヌール・イブラーヒーム・ダマスカス郊外県知事、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使、ロシア合同連携センターのミハイル・ミズィンツェフ(Mikhail Mizintsev)議長(上級大将、国家防衛管理センター長)、サラゲイ・アレゴビッチ保健副大臣らが参加した。

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SANA(11月12日付)が伝えた。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構にイドリブ県の支配地域の自治を依託されているシリア救国内閣は声明を出し、11日から12日にかけて首都ダマスカスで開催された「難民帰還に関する国際会議」を厳しく批判、「アサドの支配のもとでの帰還はない」と表明した。

AFP, November 12, 2020、ANHA, November 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 12, 2020、Reuters, November 12, 2020、SANA, November 12, 2020、SOHR, November 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民136人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は626,140人に(2020年11月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月12日付)を公開し、11月11日に難民136人(うち女性41人、子供70人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民136人(うち女性41人、子供70人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は626,140人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者230,892人(うち女性69,412人、子ども117,487人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,830人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は855,420人(うち女性256,688人、子供435,978人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 12, 2020をもとに作成。

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「難民帰還に関する国際会議」が開幕:アサド大統領、ロシア、イラン、中国は西側諸国のテロ支援と制裁が難民を発生させ、帰還を阻止していると非難(2020年11月11日)

シリアの首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)で、「難民帰還に関する国際会議」が開幕し、ロシア(共同議長国)、イラン、中国、レバノン、イラク、UAE、オマーン、アルジェリア、パレスチナ、ソマリア、インド、ブラジル、南アフリカ、ベラルーシ、パキスタン、アルゼンチン、キューバ、コロンビア、インドネシア、キルギス、ナイジェリア、スリランカ、アブハジアなど27カ国、12国際機関の代表が参加した。

米国、EU諸国、カナダ、サウジアラビア、カタール、エジプト、日本などは参加しなかった。

また、トルコは招待されなかった。

一部の在外活動家は、ツイッター、フェイスブックなどのSNSを通じて「帰還はアサドが去ることから始まる」というハッシュタグ(#العودة_تبدأ_برحيل_ الأسد)を拡散し、会議開催に異議を唱えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/videos/762446961147470

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開幕式では、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が開会の挨拶を行い、司会進行役を務めた。

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開会挨拶に続いて、アサド大統領がテレビ会議システムを通じて基調演説を行った。

出席者、とりわけロシアとトルコに謝意を示したのちに、アサド大統領は以下のように述べた。

「多くの国が人道的、道徳的な原理に基づいて難民を保護している一方、一部西側諸国および一部中東諸国は、もっとも卑劣なかたちで難民を利用し、彼らをめぐる人道的な問題を政治的なカードとし、彼らを資金源に仕立て、避難生活を送っている我が国国民が置かれている真の苦しみを考慮せずに自らの責任を逃れようとしている」。

「彼らの帰還にふさわしい環境を作り出すための実質的な行動をとるのではなく、彼らをそそのかし、圧力をかけ、脅迫するなどして、帰国しないよう仕向けている…。こうしたことは珍しいことではない。なぜなら、これらの国の政府はシリアでテロを拡散し、それによって数十万というシリアの国民が殺害され、数百万人が避難を余儀なくされたからだ。こうした行為が難民の帰還をもたらすことは論理的にあり得ない。その証拠に、これらの国は…難民帰還をめざすこの大会への参加を拒否した」。

「世界にとって難民問題が人道問題であるというのであれば、我々にとっては、人道問題であることに加えて、国民的な問題なのだ…。我々は今も、帰国し祖国建設に貢献したいと考えるすべての難民の帰還に向けて取り組んでいる。しかし、障害は大きい。加えて、難民は帰還を阻止しようとする圧力に晒されている。米体制とその同盟国によって科せられている違法な経済制裁と包囲が、テロで破壊された各地のインフラを復旧することで、難民を帰還させ、尊厳ある日常生活ができるようにしようとするシリア国家機関の取り組みを阻害している…。これが、多くの難民の帰還を躊躇させる主因だ。基本的な生活を送るための最低限のニーズがないのだ」。

「にもかかわらず、国外にいる圧倒的大多数のシリア人が帰国を望んでいる。なぜなら、彼らは政治的植民地主義のリストのうえの「数」や、自分たちの祖国に対するテロを支援する諸国体制の「カード」になりさがることを拒否しているからだ」。

「(シリアにおける)客観的状況は難民を生み出すものではない。それゆえに、米体制が主導する西側諸国の体制、そしてそれに従属するトルコなどの近隣諸国は、シリアからシリア人を追い出すのにふさわしい環境を作り出し、シリアへの内政干渉を正当化し、シリアという国家を分断し、自分たちの国益に資するような国家にしようとした。

「シリアの難民問題は作り出された問題だ。なぜなら、シリアの歴史は、何世紀にもわたっていかなる集団難民も発生してこなかった…。シリアが古今の歴史において、度重なる占領、混乱に苦しんできたにもかかわらずだ…」。

「テロ拡散はそのためのもっとも安易な方法だった。米国の庇護のもとに2006年にイラク・イスラーム国が作り出され、この組織はシリアでの戦争でムスリム同胞団、(シャームの民の)ヌスラ戦線などとともに、インフラを破壊し、無垢の人々を殺害し、公共サーヴィスを麻痺させ、恐怖を蔓延させ、シリア人を国外へと押しやっていった」。

「2014年にシリアの国家が、治安と安定の回復に向けて進み始めると、これらの国はダーイシュ(イスラーム国)を動員した…」。

「我々は現在、絡み合う三つの要素からなる問題に直面している。帰国を望む数百万人の難民、破壊された数千億というインフラ、そして各地でくすぶり続けているテロだ。

「我々シリアの国家機関はこの大いなる課題に取り組むために前進してきた…。テロとの戦いを続ける一方で、難民数十万の帰還に向けた施設を準備した…。違法な制裁にもかかわらず、最低限のインフラを復旧した…。今後、こうした措置は、事態に対処する能力が増大する毎に、さらに加速することになるだろう。だが、能力の増大は、経済封鎖や制裁といった混乱がどの程度後退するかによる…」。

「私は、この会議が、この人道問題を終わらせるため、今後の協力に向けた基礎を作り出すと確信している」。

https://youtu.be/qoBvL3_bigE

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アサド大統領の演説に続いて、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使がセルゲイ・ラヴロフ外務大臣のメッセージを代読した。

ラヴロフ外務大臣のメッセージでは、難民問題の解決には、国際社会の参加が不可欠だと位置づけられたうえで、国連安保理決議第2254号に基づき、シリアの主権尊重、領土保全を遵守したうえで、難民や国内避難民(IDPs)の帰還を支援すべきだと強調された。

また、一部諸外国がシリア国内のテロ組織を支援し、難民問題を政治利用していると指摘、そうした国に難民となったシリア人数百万人の苦難の責任があるとの非難が表明された。

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続いて、レバノンのシルビル・ワフバ外務在外居住者大臣がテレビ会議システムを通じて演説を行い、レバノン国内にいる約150万人のシリア難民の存在が、レバノン経済にとって負担となっているとしたうえで、国際社会に対して、彼らの安全且つ尊厳のある帰国を無条件で促すための取り組みを強化するよう求めた。

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次に、イランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補が演説を行い、難民を帰還させるため、国際社会が復興支援を通じて彼らを支援する必要があるとしたうえで、国際社会にとっての最優先課題は難民問題を政治的に利用したり、その解決を阻害しないことにあると強調した。

また、ヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域を米軍が占領していることに触れ、米軍が同地のテロ組織を支援し、国内避難民(IDPs)の帰還を妨げていると非難する一方、占領やテロ支援によって目的を達成できなかった米国など一部諸外国が、シーザー・シリア市民保護法に代表される一方的制裁を通じて、シリア国民をさらに苦しめ、難民帰還を妨害していると付言した。

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次に、レバノンのラムズィー・ムシャッラフィーヤ社会問題大臣兼観光大臣も、難民を帰還させるために、国際社会によるシリア復興への支援が必要だと強調した。

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次に、冯飚駐シリア中国大使は、シリアに対する一部諸外国による一方的経済制裁が難民帰還を阻害していると指摘し、これを違法だと批判する一方、中国がシリアの独立、主権、領土保全、危機の政治的解決に向けて真摯に取り組んでおり、シリアに対して1億3,000万ドルの支援を行ってきたと強調した。

またシリアでの「テロとの戦い」にも言及し、テロ撲滅が難民問題の解決における重要な条件になると述べた。

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最後に、ロシア合同連携センター議長を務めるミハイル・ミズィンツェフ(Mikhail Mizintsev)上級大将(国家防衛管理センター長)は、ロシアの各省が、教育、医療、資源開発、住宅建設、通商、経済、科学技術といった分野でさまざまなプロジェクトを立ち上げ、これまでに10億米ドル以上を電力、産業、人道分野に支援、復興に協力してきたと強調した。

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開会式の後、出席者は、シリアの現状、難民の帰還状況、帰還に向けた障害、帰還に向けた環境情勢、人道支援、インフラ復旧、科学教育機関との連携、エネルギー部門のインフラ復興などについて、複数の部会に別れた。

このうち、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣が議長を務めた第3部会は「難民帰還の障害」を扱い、難民帰還の阻止をめざし、この問題を政治的カードとして利用しようとしている諸外国の政策への対応などについて議論した。

部会のなかで、ミクダード外務在外居住者副大臣は、トルコ、米国、イスラエル、西欧諸国によるテロ支援と一方的経済制裁が難民、国内避難民(IDPs)を発生させ、その機関を阻害している最大の要因だと指摘した。

そのうえで、難民帰還を推進するには、こうした国の政策やシリアへの支援の政治利用に対して体系的に対処するとともに、西側諸国の経済制裁の解除することが重要だと主張した。

また部会に出席したロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、テロによって被害を受けた地域の復興こそが、難民帰還を促すもっとも重要な課題だと述べるとともに、西側諸国の一方的経済制裁も同時に解除していく必要があると強調した。

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会議は12日に共同声明を出して閉幕する予定。

SANA(11月11日付)が伝えた。

AFP, November 11, 2020、ANHA, November 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2020、Reuters, November 11, 2020、SANA, November 11, 2020、SOHR, November 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民152人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は626,004人に(2020年11月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月11日付)を公開し、11月10日に難民152人(うち女性45人、子供77人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民152人(うち女性45人、子供77人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は626,004人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者230,756人(うち女性69,371人、子ども117,417人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は855,264人(うち女性256,647人、子供435,908人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 11, 2020をもとに作成。

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北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプ(ハサカ県)で、シリア民主軍の協力者のイラク人が何者かによって殺害(2020年11月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に協力していたイラク人難民1人が何者かによって殺害された。

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ラッカ県では、ANHA(11月10日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

AFP, November 10, 2020、ANHA, November 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2020、Reuters, November 10, 2020、SANA, November 10, 2020、SOHR, November 10, 2020などをもとに作成。

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カナダは11日に開幕する「難民帰還に関する国際会議」を「帰還の条件が整っていない」として不参加表明(2020年11月10日)

カナダ政府が運営するツイッターのアカウント「カナダとシリア」(Canada and Syria、https://twitter.com/canadasyria)は、11月11日にシリアの首都ダマスカスで開幕予定の「難民帰還に関する国際会議」に関して、英語とアラビア語で「シリアへの帰還の条件が整っていない」として不参加を表明した。

AFP, November 10, 2020、ANHA, November 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2020、Reuters, November 10, 2020、SANA, November 10, 2020、SOHR, November 10, 2020などをもとに作成。

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EUおよび加盟国は11日に開幕する「難民帰還に関する国際会議」を「時期尚早」として不参加表明(2020年11月10日)

欧州理事会は声明を出し、11月11日にシリアの首都ダマスカスで開幕予定の「難民帰還に関する国際会議」に関して、加盟国と欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表が招待状を受け取ったが、会議に参加しないと発表した。

不参加の理由に関して、声明は、「現下の最優先事項は、難民と国内避難民(IDPs)の安全で、自発的で、尊厳のある、持続的な帰還に向けた条件創出に向けた実際の行動で、それは国際法と2018年2月に国連が出した「シリアへの難民帰還に向けた保護基準および規定」に沿って、シリア全土に完全且つ無制限にアクセスできる国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とともに行われるものだと見ており、会議は時期尚早である」としている。

声明はまた「帰還の決定は常に個人として行われねばならないが、現下のシリアの状況は、大規模な自発的機関を促すには至っていない…。限定的に行われている帰還についても、強制徴収、無差別拘禁、強制失踪、拷問、身体的および性的暴力、住宅、土地および財産の利用における差別、さらには貧弱、基本的サービスの不在など、IDPsと難民が多くの障害や脅威に直面している」と指摘している。

AFP, November 10, 2020、ANHA, November 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2020、Reuters, November 10, 2020、SANA, November 10, 2020、SOHR, November 10, 2020などをもとに作成。

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SANAは11日に「難民帰還に関する国際会議」が開催されると発表、トルコを除くすべての国が招待(2020年11月10日)

SANA(11月10日付)は、首都ダマスカスのコンベンション・センターで、11月11日と12日の2日の予定で、「難民帰還に関する国際会議」が開催されると伝えた。

会議は、シリアの現状、難民の帰還状況、帰還に向けた障害、帰還に向けた環境情勢、人道支援、インフラ復旧、科学教育機関との連携、エネルギー部門のインフラ復興などについて、複数の部会に別れて協議する予定。

アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が9日に明らかにしたところによると、会議にはトルコを除くすべての国に招待状が送られている。

トルコを排除したのは、「シリアのテロ組織の筆頭支援者であるエルドアンの体制によるいかなる前向きなことが期待できない」のが理由。

ロシア、中国、イラン、レバノン、UAE、パキスタン、オマーンなどが参加するほか、国連もオブザーバー参加する。

AFP, November 10, 2020、ANHA, November 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2020、Reuters, November 10, 2020、SANA, November 10, 2020、SOHR, November 10, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民160人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は625,852人に(2020年11月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月10日付)を公開し、11月9日に難民160人(うち女性48人、子供82人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民160人(うち女性48人、子供82人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は625,852人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者230,604人(うち女性69,326人、子ども117,340人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は855,132人(うち女性256,602人、子供435,831人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 10, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民279人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は625,692人に(2020年11月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月9日付)を公開し、11月8日に難民279人(うち女性84人、子供142人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民279人(うち女性84人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は625,692人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者230,444人(うち女性69,278人、子ども117,258人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は854,972人(うち女性256,554人、子供435,749人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 9, 2020をもとに作成。

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フール・キャンプでアサーイシュに協力するイラク人難民1人がダーイシュと思われる武装集団の襲撃を受けて死亡(2020年11月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)に協力するイラク人難民1人が、ダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, November 8, 2020、ANHA, November 8, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2020、Reuters, November 8, 2020、SANA, November 8, 2020、SOHR, November 8, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民237人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は625,413人に(2020年11月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月8日付)を公開し、11月7日に難民237人(うち女性72人、子供120人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民237人(うち女性72人、子供120人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は625,413人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者230,165人(うち女性69,194人、子ども117,116人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は854,693人(うち女性256,470人、子供435,607人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 8, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民552人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は625,176人に(2020年11月7日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月7日付)を公開し、11月6日に難民552人(うち女性165人、子供282人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民552人(うち女性165人、子供282人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は625,176人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者229,928人(うち女性69,122人、子ども116,996人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は854,456人(うち女性256,398人、子供435,487人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 7, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民576人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は624,624人に(2020年11月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月6日付)を公開し、11月5日に難民576人(うち女性173人、子供293人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民576人(うち女性173人、子供293人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は624,624人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者228,376人(うち女性68,957人、子ども116,714人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は853,904人(うち女性256,233人、子供435,205人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 6, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民533人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は624,048人に(2020年11月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月5日付)を公開し、11月4日に難民533人(うち女性160人、子供272人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民533人(うち女性160人、子供272人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は624,048人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者228,000人(うち女性68,784人、子ども116,421人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は853,328人(うち女性255,060人、子供434,912人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 5, 2020をもとに作成。

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米国はロシアが開催を計画している「難民帰還に関する国際会議」の阻止に向けて、アラブ諸国、西欧諸国、国連関連機関にボイコットを求める(2020年11月4日)

『シャルク・アウサト』(11月4日付)は、ロシアが11月11日と12日の2日にわたって開催を計画している「難民帰還に関する国際会議」を米国が阻止しようとしていると伝えた。

同紙によると、ロシアがこの大会を通じて、シリアでの紛争解決に向けた政治プロセスから難民問題を切り離し、シリア政府に対する包囲網を解除するのを阻止するのが目的で、米国は、アラブ諸国、西欧諸国、国連関連機関に対して大会参加をボイコットするよう働きかけているという。

AFP, November 4, 2020、ANHA, November 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2020、Reuters, November 4, 2020、SANA, November 4, 2020、al-Sharq al-Awsat, November 4, 2020、SOHR, November 4, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民531人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は622,396人に(2020年11月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月2日付)を公開し、11月1日に難民531人(うち女性160人、子供271人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民531人(うち女性160人、子供271人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は622,396人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者227,148人(うち女性68,288人、子ども115,578人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は851,676人(うち女性255,564人、子供434,069人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民568人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は621,865人に(2020年11月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月1日付)を公開し、10月31日に難民568人(うち女性170人、子供290人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民568人(うち女性170人、子供290人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は621,865人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者226,617人(うち女性68,128人、子ども115,307人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は851,145人(うち女性255,404人、子供433,798人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 1, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民474人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は621,297人に(2020年10月31日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月31日付)を公開し、10月30日に難民474人(うち女性142人、子供242人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民474人(うち女性142人、子供242人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は621,297人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者226,049人(うち女性67,958人、子ども115,017人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は850,577人(うち女性255,234人、子供433,508人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 31, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民527人と国内避難民(IDPs)4人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は620,823人、2019年以降帰還したIDPsは66,455人に(2020年10月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月30日付)を公開し、10月29日に難民527人(うち女性158人、子供269人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民527人(うち女性158人、子供269人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は620,823人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者225,575人(うち女性67,816人、子ども114,775人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は850,485人(うち女性255,092人、子供433,266人)となった。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は4人(うち女性1人、子供3人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,455人(うち女性23,160人、子供27,357人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,051人(うち女性405,719人、子供671,123人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 30, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民511人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は620,296人に(2020年10月29日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月29日付)を公開し、10月28日に難民511人(うち女性153人、子供261人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民511人(うち女性153人、子供261人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は620,296人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者225,048人(うち女性67,658人、子ども114,506人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は849,576人(うち女性254,934人、子供432,997人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 29, 2020をもとに作成。

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フール・キャンプに収容されていた国内避難民(IDPs)35世帯が、地元の部族長の身元保証を受けてラッカ県に帰還(2020年10月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたラッカ県からの国内避難民(IDPs)35世帯が、地元の部族長の身元保証を受けて帰還した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のスフナ市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍第5軍団の検問所を襲撃し、兵士4人を殺害した。

AFP, October 28, 2020、ANHA, October 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 28, 2020、Reuters, October 28, 2020、SANA, October 28, 2020、SOHR, October 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:難民498人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は619,785人に(2020年10月28日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月28日付)を公開し、10月27日に難民498人(うち女性150人、子供253人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民498人(うち女性150人、子供253人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は619,785人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者224,534人(うち女性67,505人、子ども114,254人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は849,065人(うち女性254,781人、子供432,736人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 28, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民579人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は619,287人に(2020年10月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月27日付)を公開し、10月26日に難民579人(うち女性174人、子供295人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民579人(うち女性174人、子供295人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は619,287人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者224,039人(うち女性67,355人、子ども113,992人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は848,567人(うち女性254,631人、子供432,483人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 27, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民503人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は618,708人に(2020年10月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月26日付)を公開し、10月25日に難民503人(うち女性151人、子供257人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民503人(うち女性151人、子供257人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は618,708人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者223,460人(うち女性67,181人、子ども113,697人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は847,988人(うち女性254,457人、子供432,188人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 26, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民496人と国内避難民(IDPs)17人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は618,205人、2019年以降帰還したIDPsは66,463人に(2020年10月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月25日付)を公開し、10月24日に難民496人(うち女性148人、子供253人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民496人(うち女性148人、子供253人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は618,205人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者222,957人(うち女性67,030人、子ども113,440人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は846,989人(うち女性254,158人、子供431,678人)となった。

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一方、国内避難民17人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは17人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は17人(うち女性4人、子供8人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,451人(うち女性23,159人、子供27,354人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,047人(うち女性405,718人、子供671,120人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 25, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民512人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は617,709人に(2020年10月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月24日付)を公開し、10月23日に難民512人(うち女性154人、子供262人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民512人(うち女性154人、子供262人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は617,709人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者222,461人(うち女性66,882人、子ども113,187人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,350人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は846,989人(うち女性254,158人、子供431,678人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 24, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民567人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は617,197人に(2020年10月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月23日付)を公開し、10月22日に難民567人(うち女性170人、子供289人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民567人(うち女性1706人、子供289人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は617,197人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者221,949人(うち女性66,728人、子ども112,925人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,350人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は846,677人(うち女性254,004人、子供431,416人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 23, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民521人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は616,630人に(2020年10月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月22日付)を公開し、10月21日に難民521人(うち女性156人、子供266人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民521人(うち女性156人、子供266人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は616,630人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者221,382人(うち女性66,558人、子ども112,636人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,350人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は845,910人(うち女性253,834人、子供431,127人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 22, 2020をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民415人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は616,109人に(2020年10月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月21日付)を公開し、10月20日に難民415人(うち女性125人、子供212人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民415人(うち女性125人、子供212人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は616,109人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者220,861人(うち女性66,402人、子ども112,370人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,350人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は845,389人(うち女性253,678人、子供430,861人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 21, 2020をもとに作成。

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