ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を8回攻撃したと発表(2024年9月4日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月4日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)アイター・シャアブ村、ヒヤーム村などに対する攻撃への報復として、ベイト・ヒレル入植地の平原大隊司令部、ディション入植地の砲台複数ヵ所をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後2時30分、ザルイット入植地に配置されているイスラエル軍部隊(西部旅団所属大隊本部)を砲撃し、直接の損害を与える。

午後3時00分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時00分、カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時50分、ハニタ(キブツ)を砲撃し、直接の損害を与える。

午後4時30分、マルジュ陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後7時40分、ザウラ入植地の砲台複数ヵ所をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)ネオット・モルデカイ(キブツ)を初めて攻撃。マルカバ村、タッルーサ村、カンタラ村、カブリーハー村などに対する攻撃で女性1人が死亡したことへの報復で、カチューシャ砲複数発によって攻撃が行われた。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前6時32分、イスラエル空軍はイスラエル領内への砲撃に使用されたズィブキーン村の発射装置1基を攻撃、ヒヤーム村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。カフルシューバー村丘陵地帯、アルマー・シャアブ村、カフルカラー村地域を砲撃し、脅威を排除。

午後1時26分、約65発の飛翔体がレバノン領内からイスラエル北部に飛来するのを確認。多連装ミサイルが一部を迎撃、一部は空地に着弾。多数がキリヤット・シュモナ入植地地域に着弾し、火災が発生。

午後2時43分、午後1時40分にシュモナ入植地地域で警報が発令され、飛翔体1発の飛来が確認され、空地に着弾。

午後10時41分、上ガリラヤ地方で先ほど警報が発令され、約30発の飛翔体がレバノンから飛来したのを確認。一部は迎撃され、一部は空地に着弾し、クファー・ブルム(キブツ)地域で火災が発生。さらにレバノンから発射された対戦車ミサイル1発がキリヤット・シュモナ入植地地域に着弾。一方、フーラー村地域にある軍事施設1ヵ所でヒズブッラーのテロリスト多数が活動しているのが確認され、イスラエル空軍がこれを攻撃。

午後11時28分、イスラエル空軍が先ほど、ジッビーン村、ザウタル・シャルキーヤ村、ラーミヤ村地域にあるヒズブッラーのロケット弾発射装置と軍事施設10ヵ所を攻撃。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Qanat al-Manar September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は兵力引き離し地域から占領下ゴラン高原に潜入しようとしていたと見られる男性1人を逮捕(2024年9月4日)

クナイトラ県では、タイムズ・オン・イスラエル(9月4日付)によると、イスラエル軍は、兵力引き離し地域から占領下ゴラン高原に潜入しようとしていたと見られる男性1人を、境界線に設置されている有刺鉄線の近くで狙撃し、負傷させ、逮捕した。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024、The Times of Israel, September 4, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのハイファー市港を無人航空機で攻撃したと発表:イスラエル軍はUAVを撃破したと発表(2024年9月4日)

イラク・イスラーム抵抗は午前5時8分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルのハイファー市港を無人航空機で攻撃したと発表した。

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これに関して、イスラエル軍は午前6時32分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、多連装ミサイルが夜間、東部からイスラエルに接近した敵UAV1機を迎撃することに成功、UAVはイスラエル領内に侵入しなかったと発表した。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の支配下にあるイエメン領内でミサイル・システム1ヵ所を破壊することに成功したと発表(2024年9月4日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前1時34分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、フーシー派の支配下にあるイエメン領内でミサイル・システム1ヵ所を破壊することに成功したと発表した。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で地元武装集団とシリア民主軍が交戦、子供1人が巻き添えとなって負傷(2024年9月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イランの支援を受ける地元武装集団がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のアシャーラ市近郊の山岳地帯から、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある西岸のダルナジュ村(アシャーラ橋)近くにある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地1ヵ所を機銃掃射した。

これに対して、シリア民主軍も反撃、戦闘となり、ダルナジュ村で子供1人が巻き添えとなって負傷した。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがハマー県イスリヤー村近郊でシリア軍部隊を要撃し、兵士3人を殺害(2024年9月4日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがイスリヤー村近郊でシリア軍部隊を要撃し、兵士3人を殺害した(死者数はその後7人となった)。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024、September 5, 2024などをもとに作成。

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シリア暫定内閣はシリア国民軍を国際社会において支援すると表明する一方、シャーム戦線は「人民の正統性に基づく政府が発足」するまで暫定内閣への協力を停止すると表明(2024年9月4日)

シリア革命反体制勢力国民連立の傘下組織であるシリア暫定内閣、同連立、シリア交渉委員会、部族評議会、シリア国民軍の代表ら50人が、トルコ政府の呼びかけによってガジアンテップ市で開催された会合を開いた。

シリア暫定内閣は会合の閉幕声明で、シリア国民軍を国連特別調査委員会など国際社会において支援することを表明した。

ただし、会合では、シリア暫定内閣のアブドゥッラフマーン・ムスタファー首班が、シリア国民軍に所属するシャーム戦線が、イブラヒム・カリン大統領報道官がシリア革命反体制勢力国民連立を訪問した際に、車列の通行を遮り、トルコ国境を燃やしたなどと非難するとともに、暫定内閣の転覆を画策していると断じた。

これに対して、シャーム戦線側は、「我々の革命の政府の首班があなたであることが遺憾だ。殉教者を捧げてきた我々こそが、政府にふさわしく、外国に煽動はされていない」と反論した。

シャーム戦線はまた、声明を出し、ムスタファー首班が辞任し、「人民の正統性に基づく政府が発足」するまでシリア暫定内閣への協力を停止すると表明した。

シリア人権監視団が伝えた。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党がラタキア県でシリア軍に対して特攻自爆(インギマーシー)攻撃を行い、戦闘で双方に対数の死傷者(2024年9月4日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構と同県で活動する諸派が3日夜から4日未明にかけて、シリア政府の支配下にあるトルコマン山地方のサッファーフ村一帯に潜入し、シリア軍の陣地複数ヵ所に対して特攻自爆(インギマーシー)攻撃を行った。

SAMシリア(https://t.me/SAMSyria0/)によると、攻撃を行ったのは、シャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党。

攻撃は、前日のカルズ村一帯に対するシャーム解放機構の特殊部隊の特攻自爆攻撃と並行して行われたもの。

これにより、シリア軍兵士23人が死亡(うち1人は士官(少尉)でカルズ村一帯での攻撃で死亡)した。

一方、シャーム解放機構は、大尉1人を含む「アサドの民兵」12人を殺傷したと発表した。

また、ラタキア農村マシュキーター・ニュースサイト(https://www.facebook.com/profile.php?id=100063633554840)によると、シリア軍はこれを迎撃し、中国のウィグル人テロリスト15人以上を殺傷した。

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、この攻撃でシリア軍兵士4人が死亡、7人が負傷したと発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村、カフル・タアール村、マクラビース村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方一帯を砲撃した。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024、TASS, September 4, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市にあるイドリブ大学前で、活動家らが、政府支配地の大学卒業者の大学での採用に抗議するデモ(2024年9月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市にあるイドリブ大学前で、活動家らが、政府支配地の大学卒業者の大学での採用に抗議するデモを行った。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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ダルアー県では、知事、バアス党ダルアー支部指導部書記長らを乗せた車列の通過に合わせて爆弾が爆発し、市民6人が軽傷(2024年9月4日)

ダルアー県では、アルマー町とヒルバト・ガザーラ町を結ぶ街道で、「テロリスト」が仕掛けた爆弾が、ルワイユ・ハリータ・ダルアー県知事、フサイン・リファーイー・バアス党ダルアー支部指導部書記長、フラーク市警察署長らを乗せた車列の通過に合わせて爆発し、市民6人が軽傷を追った。

SANA(9月4日付)が伝えた。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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首都ダマスカス県でエキスポ・シリア2024が開幕(2024年9月4日)

ダマスカス県では、新設されたマディーナト・マアーリド(エキスポ・シティ)でエキスポ・シリア2024が開幕した。







エキスポ・シリア2024には、5万平方メートルの会場に、シリアの600の企業が参加し、工学、繊維、食品、医薬などさまざまな分野の輸出品が展示されている。

SANA(9月4日付)が伝えた。

AFP, September 4, 2024、ANHA, September 4, 2024、‘Inab Baladi, September 4, 2024、Reuters, September 4, 2024、SANA, September 4, 2024、SOHR, September 4, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を8回攻撃したと発表(2024年9月3日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月3日の戦果について以下の通り発表した。

午後2時00分、ジャルダーフ陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後2時10分、ラーヒブ陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後2時20分、アースィー陣地の技術システムを攻撃し、これを破壊。

午後2時55分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地に展開するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時5分、占領下シャブアー農場のレーダー・サイトを砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ラーヒブ陣地一帯でイスラエル軍諜報部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物1棟を攻撃し、火災を発生させる。

午後6時00分、リーシャー池陣地に配置されているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午後4時7分、多数の飛翔体が1時間にわたりレバノンから飛来、1発がアラブ・アル・アラムシェ村地域に着弾。マルカバ村地域の軍事施設にヒズブッラーのテロリストが入るのが確認され、イスラエル空軍がこれを攻撃。イスラエル空軍はまた、リーハーン村地域の軍事施設も攻撃。

午後6時13分、西ガリラヤ地方で午後5時40分に警報が発令され、多連装ミサイルがレバノンから飛来したUAV1機を迎撃することに成功。また先ほど、マナラ入植地地域の空地に無人航空機1機が墜落。

AFP, September 3, 2024、ANHA, September 3, 2024、‘Inab Baladi, September 3, 2024、Qanat al-Manar September 3, 2024、Reuters, September 3, 2024、SANA, September 3, 2024、SOHR, September 3, 2024などをもとに作成。

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ロシア空軍が米国(有志連合)の実質占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を出て、ヒムス県とダイル・ザウル県の山岳地帯奥地に潜伏していた武装集団の潜伏地5ヵ所を爆撃(2024年9月3日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、ロシア空軍が、米国(有志連合)の実質占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を出て、ヒムス県とダイル・ザウル県の山岳地帯奥地に潜伏していた武装集団の潜伏地5ヵ所に対して爆撃を行ったと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月3日付)、タス通信(9月3日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 3, 2024、TASS, September 3, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を14件確認したと発表(2024年9月3日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機6機、F-16戦闘機2機、F-18戦闘機2機、ラファール戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を14件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月3日付)、タス通信(9月3日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 3, 2024、TASS, September 3, 2024をもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派がパナマ船籍でギリシャが運航するブルー・ラグーンIと、サウジアラビア船籍で同国が所有・運航するアムジャドの2隻の原油タンカーを攻撃し、損害が生じたと発表(2024年9月3日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前0時50分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、フーシー派が、パナマ船籍でギリシャが運航するブルー・ラグーンIと、サウジアラビア船籍で同国が所有・運航するアムジャドの2隻の原油タンカーを、弾道ミサイル2発と自爆型無人航空システムで攻撃し、損害が生じたと発表した。

このうちアムジャドでは破砕が発生し、大規模な環境災害を引き起こす恐れがあるという。

また、午前2時1分にも声明を出し、過去24時間以内に、CENTCOMが、フーシー派の支配下にあるイエメン領内にあるミサイル・システム2つを破壊することに成功したと発表した。

AFP, September 3, 2024、ANHA, September 3, 2024、‘Inab Baladi, September 3, 2024、Reuters, September 3, 2024、SANA, September 3, 2024、SOHR, September 3, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構がラタキア県で特攻自爆(インギマーシー)攻撃、対するシリア軍はイドリブ県ジスル・シュグール市を砲撃(2024年9月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機1機がキトヤーン村で民間の車輛1台を攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の特殊部隊がシリア政府の支配下にあるトルコマン山地方のカルズ渓谷(カルズ村一帯)にあるシリア軍の陣地複数ヵ所に対して特攻自爆(インギマーシー)攻撃を行った。

これに対して、シリア軍は砲撃などで応戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ラタキア県でのシャーム解放機構の特攻自爆攻撃を受けるかたちで、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるジルス・シュグール市を砲撃した。

これにより、民家などに砲弾が着弾、子供1人を含む3人が負傷した。

AFP, September 3, 2024、ANHA, September 3, 2024、‘Inab Baladi, September 3, 2024、Reuters, September 3, 2024、SANA, September 3, 2024、SOHR, September 3, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県アシャーラ市にあるシリア軍の陣地1ヵ所を攻撃し、シリア軍の士官1人が負傷(2024年9月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)支配下にユーフラテス川東岸から、シリア政府の支配下にある東岸のアシャーラ市にあるシリア軍の陣地1ヵ所を攻撃し、シリア軍の士官(中尉)1人が負傷した(この士官は4日に死亡)。

AFP, September 3, 2024、ANHA, September 3, 2024、‘Inab Baladi, September 3, 2024、Reuters, September 3, 2024、SANA, September 3, 2024、SOHR, September 3, 2024、September 4, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍の無人航空機1機がハサカ県カーミシュリー市近郊のウンム・フルサーン村にある北・東シリア地域民主自治局の刑務所近く上空に飛来、刑務所内でアサーイシュの司令官の車輛1台が爆発(2024年9月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(9月3日付)、ANHA(9月3日付)によると、トルコ軍の無人航空機1機がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のウンム・フルサーン村の刑務所近く上空に飛来、その直後に刑務所内で内務治安部隊(アサーイシュ)の司令官の車輛1台が爆発した。

AFP, September 3, 2024、ANHA, September 3, 2024、‘Inab Baladi, September 3, 2024、Reuters, September 3, 2024、SANA, September 3, 2024、SOHR, September 3, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、ビンニシュ市、アルマナーズ市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴える抗議デモ(2024年9月3日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、ビンニシュ市、アルマナーズ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴える抗議デモを行った。




AFP, September 3, 2024、ANHA, September 3, 2024、‘Inab Baladi, September 3, 2024、Reuters, September 3, 2024、SANA, September 3, 2024、SOHR, September 3, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年9月3日)

スワイダー県では、スワイダー24(9月3日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, September 3, 2024、ANHA, September 3, 2024、‘Inab Baladi, September 3, 2024、Reuters, September 3, 2024、SANA, September 3, 2024、SOHR, September 3, 2024、Suwayda 24, September 3, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を9回攻撃したと発表(2024年9月2日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、9月2日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するアヴィヴィム入植地の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復としてイスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午前10時10分、アディル山に展開するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ナークーラ村などに対する攻撃への報復として、ジェアトン(キブツ)、アイン・ヤアクーブ村、イェヒアム(キブツ)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後3時55分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後3時55分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ナークーラ村などに対する攻撃への報復として、ジェアトン(キブツ)、アイン・ヤアクーブ村、イェヒアム(キブツ)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後6時20分、マナラ入植地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時50分、バイヤード・ブライダー陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前10時12分、イスラエル空軍が夜間、ヤールーン村、アイター・シャアブ村、ティールハルファー村、ブライダー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

午後6時3分、西ガリラヤ地方で先ほど警報が発令され、約30発の飛翔体がレバノンから飛来するのが確認される。

午後11時3分、イスラエル空軍が先ほど、ズィブキーン村、シーヒーン村地域にあるヒズブッラーのロケット弾発射装置約10基地を攻撃。フーラー村地域の監視ポスト複数を攻撃。アラブ・アル・アラムシェ村に向けて複数の飛翔体が発射されるのが確認され、一部を撃破、一部は空地に着弾。

AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Qanat al-Manar September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を14件確認したと発表(2024年9月2日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機8機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を14件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(9月2日付)、タス通信(9月2日付)が伝えた。

RIA Novosti, September 2, 2024、TASS, September 2, 2024をもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は紅海でタンカーのブルー・ラグーン1を攻撃したと発表(2024年9月2日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後10時30分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、紅海でタンカーのブルー・ラグーン1を多数のミサイルと無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はシリア民主軍とともに、ダーイシュの指導者1人を捕捉したと発表(2024年9月2日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午後10時38分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、9月1日の早朝、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とともに、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者1人を捕捉したと発表した。

発表によると、捕捉されたのは、ハーリド・アフマド・ダンダル容疑者で、ラッカ収容所を脱走した後、ダーイシュの戦闘員の逃亡などを支援していたと見られるという。

8月29日には、ダーイシュのメンバー5人(ロシア人2人、アフガニスタン人2人、リビア人1人)がラッカ収容所を脱走していたが、シリア民主軍はこのうちロシア人のイマーム・アブドゥルワーヒド・イフワーン容疑者、リビア人のムハンマド・ヌーフ・ムハンマド容疑者を再び拘束したが、ロシア人のタイムール・タールブルキーン・アブダーシュ容疑者、アフガニスタン人のシュアイブ・ムハンマド・アブダリー容疑者、アータール・ハーリド・ザール容疑者は現在も逃走中。

なお、シリア民主軍の20ヵ所以上の収容施設には、現在も9,000人以上のダーイシュのメンバーが収監中だという。


AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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イランの支援を受ける地元武装集団がダイル・ザウル県でシリア民主軍と交戦(2024年9月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イランの支援を受ける地元武装集団がシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマヤーディーン市一帯から、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある西岸のハワーイジュ村一帯に迫撃砲4発を撃ち込んだ。

一方、マヤーディーン市とズィーバーン村を結ぶバリード通行所近くのシリア軍陣地で、シリア軍士官が何者かによって撃たれて死亡した。

また、シリア軍とイランの支援を受ける地元武装集団は、ジュナイナ村の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地を軽火器と中火器で攻撃した。

AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県カフル・ヌーラーン村を自爆型無人航空機10機で攻撃する一方、シャーム解放機構はシリア軍兵士2人を捕捉(2024年9月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(9月2日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村を自爆型無人航空機10機で攻撃し、子供を含む民間人13人が負傷、民間の車輛2輌などを破壊した。

シリア軍はまた、ウスース村の農場を砲撃したほか、マクラビース村一帯でシャーム解放機構のメンバー1人を殺害した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるミーズナーズ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構に所属するサアド・ブン・アビー・ワッカース旅団の特殊部隊がカッバーシーン村一帯のシリア軍陣地複数ヵ所を攻撃し、兵士3人を負傷させ、2人を捕捉した。


これを受け、シリア軍はカッバーシーン村、マクラビース村、バルナター村一帯を砲撃した。

AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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ロシア軍とトルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯で合同パトロールを実施(2024年9月2日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、イナブ・バラディー(9月2日付)によると、ロシア軍の装甲車4輌とトルコ軍の装甲車4輌がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市西のアーシマ村からジャールカリー村に至る地域で合同パトロールを実施した。

パトロール終了後、トルコ軍部隊はアーシマ村方面に、ロシア軍はスィッリーン町に設置されている基地に帰還した。

AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年9月2日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルキーン市、カフルタハーリーム町で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴える抗議デモ(2024年9月2日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるサルキーン市、カフルタハーリーム町で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴える抗議デモを行った。


AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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ハサカ県ハサカ市の中央刑務所に収監されていた逮捕者50人が北・東シリア地域民主自治局の法律第10号(恩赦法)に基づき釈放される(2024年9月2日)

北・東シリア地域民主自治局の最高意思決定機関である民主諸人民議会が2024年7月17日に施行した法律第10号(恩赦法)に基づき、社会正義評議会は内務治安部隊(アサーイシュ)と連携して、ハサカ県ハサカ市の中央刑務所に収監されていた逮捕者50人を釈放した。

これにより、同法による恩赦の対象者数は1,111人となった。

ANHA(9月2日付)が伝えた。

AFP, September 2, 2024、ANHA, September 2, 2024、‘Inab Baladi, September 2, 2024、Reuters, September 2, 2024、SANA, September 2, 2024、SOHR, September 2, 2024などをもとに作成。

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