ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー県では、イスラエルがパレスチナ人捕虜の処刑を決定したのを受け、3月31日深夜から4月1日未明にかけて、サナマイン市、フラーク市、ナスィーブ村、ナワー市、ジャースィム市、インヒル市、ハーッラ市、シャイフ・マスキーン市、タファス市、ジッリーン村、カルファー村など各所で、住民が抗議デモを行った。
デモ参加者は、バイクや車で通りを巡回し、イスラエルを非難するスローガンを連呼、捕虜の釈放を求めるシュプレヒコールを叫んだ。
アレッポ県でも、アレッポ市のナイラブ・パレスチナ難民キャンプで市民が同様の抗議デモを行い、捕虜の釈放を要求するとともにパレスチナ旗を掲げた。
さらに、ダマスカス郊外県では、フサイニーヤ・パレスチナ難民キャンプでも抗議デモが行われた。
これに関連して、アフマド・シャルア移行期政権の国防省関係者らが、住民に対して公共の広場などに集結し、抗議行動を行うよう呼び掛けたという。
各地のデモでは、デモ参加者らは「ハイバル、ハイバル、ユダヤ人よ、ムハンマドの軍が戻ってくる」などと連呼した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が県南部のラフィード町方面の国境地帯上空に照明弾を発射した。
これは、パレスチナ人捕虜の処刑決定に抗議するダルアー県とクナイトラ県の住民が同地に向かったのを受けたもの。
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シリア人権監視団によると、タルトゥース県では、1日に入って、バーニヤース市で、イスラエルに抗議するデモが行われ、参加者らはイスラエル国旗の焼却した。
シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県のマヤーディーン市で住民数十人が抗議デモを行い、イスラエルの刑務所にいるパレスチナ人捕虜の釈放を求めるとともに、ガザ地区の人々への連帯を表明した。
また、シリア人権監視団によると、
アレッポ県でも、アレッポ大学で学生数百人が抗議デモを行った。
さらに、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県のバッカーラ部族が「ガザはスローガン、ガザは破壊」などと連呼し、イスラエルに対するジハードを称揚した。
シリア人権監視団によると、ハマー県でも、ハマー市で抗議デモが発生し、「人民はジハード宣言を望む」といったシュプレヒコールが連呼された。
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シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県のザーキヤ町で、住民らがガザ地区を支援のため総動員を宣言し、「シリア南部の戦線を燃え上がらせる」とイスラエルに対して警告した。
シリア人権監視団によると、ラタキア県でも、ラタキア市の殉教者広場でデモが行われ、「人民はジハード宣言を望む」とのスローガンが叫ばれた。
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