SANAは、イスラエルのクネセト(国会)第一読会で「パレスチナ人処刑法」が可決されたことに抗議するデモが各地で行われたと伝えた。
デモは3月31日未明から始まっていたが、SANAを含むシリアの主要メディアがデモについて報じるのはこれが初めて。
デモが行われたと報じられたのは、ラタキア県ラタキア市南ラムル地区、ダマスカス郊外県ドゥマイル市、ダルアー県ダルアー市のパレスチナ難民キャンプ、ムザイリーブ町、アレッポ県のアレッポ市(サアドゥッラー・ジャービリー広場)、ハマー県のカルアト・マディーク町、ダマスカス県ウマイヤ大モスク前の広場。
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シリア人権監視団は、抗議行動が各地で3日連続で行われたと発表した。
同監視団が映像・写真を公開したのは、ダマスカス県のウマイヤ大モスク前広場、ハミーディーヤ通り、バグダード通り、アラブ首長国連邦(UAE)大使館前、ヒムス県のヒムス市、ダマスカス郊外県のザバダーニー市、タルトゥース県のタルトゥース市、アレッポ県のアレッポ市(サアドゥッラー・ジャービリー広場)、ラッカ県のラッカ市、ハマー県のヒヤーリーン町、カルアト・マディーク市、ラタキア県のジャブラ市での抗議行動。
シリア人権監視団によると、このほかにも、アレッポ県のタッル・リフアト市、ラッカ県のタブカ市、ダマスカス郊外県のハーン・ダンヌーン難民キャンプ、ザバダーニー市、ハサカ県のラアス・アイン市でも同様のデモが行われた。
さらに、シリア人権監視団によると、ダルアー県のジーザ町でも抗議デモが行われた。
シリア人権監視団によると、ウマイヤ大モスク前の広場での抗議集会に対して、治安当局が、撮影の阻止など報道取材を妨害していたという。
また、シリア人権監視団によると、イドリブ県ジスル・シュグール市近郊の複数の村では、金曜の午後の集団礼拝の中で、パレスチナ人との連帯を訴える説教や呼びかけが行われた。
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