米国の仲介でレバノンとイスラエルは10日間の停戦を開始することで合意

ドナルド・トランプ米大統領はトゥルース・ソーシャルを通じて、レバノンのジョセフ・アウン大統領およびイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と有意義な会談を行ったとしたうえで、両首脳が米国東部時間午後5時に正式に10日間の停戦を開始することで合意したと発表した。

レバノンとイスラエルの停戦について、米国務省は声明で、両国が、非国家武装集団がレバノンの主権を損ない、地域の安定を脅かしていることにより、レバノン国家が重大な課題に直面していると認識しているとしたうえで、これら集団の活動を抑制するため、レバノンにおいて武器の携行を認められるのは、レバノン軍、治安部隊などの国家機関のみでなければならないと理解していると発表した。

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ナハールネットによると、イスラエル軍がレバノン南部のガーズィーヤ村を爆撃し、7人が死亡、33人が負傷、サイダー市近郊のズラーリーヤ村とサクサキーヤ村に対する爆撃でも7人が死亡、24人が負傷した。

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一方、ナハールネットによると、ヒズブッラーは声明で、「いかなる停戦もレバノン全土を対象とする包括的なものでなければならず、イスラエルの敵にいかなる行動の自由も与えてはならない」「我々の土地に対するイスラエルの占領は、レバノンとその国民に対し、それに抵抗する権利を与える。この問題は今後の展開に基づいて決定される」と発表した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はXを通じて以下の通り発表した。

レバノン南部の住民にザフラーニー川以北へ向かうよう警告。

第91師団の指揮下にある第769旅団がレバノン南部でヒズブッラーのテロ細胞が企図した2度のテロ計画を阻止し、これら戦闘員を殺害。

エゴズ部隊がビント・ジュベイル市一帯地域で、ヒズブッラーのテロ・インフラ約70カ所をわずか1分で破壊した。
継続する。

イスラエル国防軍は、レバノン領から北部地域に向けてロケット弾が発射される可能性に備えている。

イスラエル国防軍は過去24時間に、レバノン南部におけるヒズブッラーのテロ組織に属する380以上の目標を攻撃。

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イスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)テレグラムを通じて、16日にイスラエルとの戦闘に関して56件の声明を発表したことを明らかにした。

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