イランのアリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長は、19日に全回一致で採択された国連安保理決議第2328号を「破壊行為を資し、国際監視団にかこつけてテロを支援する軍治安要員が入り込む基盤となる」と非難した。
シャムハーニー事務局長は、20日のモスクワでのロシア・イラン・トルコの外相会談に関して、ロシア側から、ロシア軍戦闘機のイラン領空通過についての提案などについて審議することを明らかにするとともに、トルコとは、シリア危機を政治的解決に解決するため、シリアの国土保全(トルコによるシリア領内での駐留と占領の停止)、テロ活動への支援停止、治安と安定の回復をめざすという点で一致していると述べた。
『ハヤート』(12月21日付)が伝えた。
AFP, December 20, 2016、AP, December 20, 2016、ARA News, December 20, 2016、Champress, December 20, 2016、al-Hayat, December 21, 2016、Iraqi News, December 20, 2016、Kull-na Shuraka’, December 20, 2016、al-Mada Press, December 20, 2016、Naharnet, December 20, 2016、NNA, December 20, 2016、Reuters, December 20, 2016、SANA, December 20, 2016、UPI, December 20, 2016などをもとに作成。
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