欧米がかつて「シリア国民の唯一の正統な代表」と位置づけていたシリア国民連合はレバノン・シリア国境地帯からのダーイシュの排除に疑義(2017年8月28日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)は報道声明を出し、ダマスカス郊外県西カラムーン地方で戦闘を続けてきたシリア軍、ヒズブッラーとダーイシュ(イスラーム国)が、ダーイシュ戦闘員のダイル・ザウル県方面への退去などを骨子とする停戦合意を交わしたことに関して、「(停戦)交渉はダーイシュと、イランとアサド政権の配下にあるヒズブッラーの間に信頼関係あることを暴露した…。(停戦)合意はテロ支援の一環をなし、合意を促そうとすることは、テロ組織との連絡や支援を罰するとした国連安保理の諸決議に反する」と非難した。

AFP, August 28, 2017、AP, August 28, 2017、ARA News, August 28, 2017、Champress, August 28, 2017、al-Hayat, August 29, 2017、Kull-na Shuraka’, August 28, 2017、al-Mada Press, August 28, 2017、Naharnet, August 28, 2017、NNA, August 28, 2017、Reuters, August 28, 2017、SANA, August 28, 2017、UPI, August 28, 2017などをもとに作成。

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