アサド大統領は、首都ダマスカスで11日に開催された「テロ、封鎖、経済制裁、帝国主義的干渉政策に対峙するシリアの労働者および国民と団結するための国際組合会合」に参加するためにシリアを訪問していた各国代表者からなる使節団と会談した。
アサド大統領は会談で、国際法、人道法に反する非道徳的な経済制裁を科すことでテロ支援を行う一部の国々を含む国際社会において、蔓延するテロの脅威に対処するには、組合に代表される人民の組織や社会勢力の役割が重要であると述べたという。
アサド大統領はまた、「シリアは7年近くにわたって、軍事面、経済面、メディア面でテロリストによる戦争を曝されてきたが、軍の犠牲、国民の抵抗、そして友好国の支援を受け、勝利に向けて着実に歩を進めている」と強調した。
SANA(9月13日付)が伝えた。
なお、「テロ、封鎖、経済制裁、帝国主義的干渉政策に対峙するシリアの労働者および国民と団結するための国際組合会合」には60カ国以上の代表が参加していた。
AFP, September 13, 2017、ANHA, September 13, 2017、AP, September 13, 2017、ARA News, September 13, 2017、Champress, September 13, 2017、al-Hayat, September 14, 2017、Kull-na Shuraka’, September 13, 2017、al-Mada Press, September 13, 2017、Naharnet, September 13, 2017、NNA, September 13, 2017、Reuters, September 13, 2017、SANA, September 13, 2017、UPI, September 13, 2017などをもとに作成。
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