西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のスィヤーブンド・ウィラート総司令官は、シリア北東部の国境警備を目的とする新部隊「北シリア軍」の結成を準備中であると発表した。
ウィラート総司令官によると、北シリア軍は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体を主体とし、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いにあたってきた部隊を、ジャズィーラ地方、コバネ(アイン・アラブ市)、アフリーン市、マンビジュ市、タブカ市で再教練することで編成されるという。
この教練には、米主導の有志連合が支援、「今後、トルコ、シリア、そしてそれ以外のいかなる国も我々の領土に容易に越境できなくなるだろう」という。
RT(12月27日付)が伝えた。
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ダイル・ザウル県では、ANHA(12月27日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)と戦闘の末、県東部のスナイダ村を解放した。
AFP, December 27, 2017、ANHA, December 27, 2017、AP, December 27, 2017、ARA News, December 27, 2017、Champress, December 27, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 27, 2017、al-Hayat, December 28, 2017、al-Mada Press, December 27, 2017、Naharnet, December 27, 2017、NNA, December 27, 2017、Reuters, December 27, 2017、RT, December 27, 2017、SANA, December 27, 2017、UPI, December 27, 2017などをもとに作成。
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