アル=カーイダ系のシャーム解放機構幹部2人は、シリア軍の砲撃を受けたトルコ軍部隊に車列を随行させていたと暴露(2018年1月31日)

シャーム解放機構幹部メンバーの一人でサウジアラビア人説教師のアウドゥッラー・ムハイスィニー氏は、アレッポ県西部に侵入したトルコ軍の車列が何者かの爆弾攻撃を受け、イドリブ県バーブ・ハワー国境通行所方面に撤退したことに関して、テレグラムを通じて、車列にアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が随行していたと暴露した。

ムハイスィニー氏は「一連の交渉と合意を経て、トルコ軍車列が進入、シャーム解放機構の車列がこれに随行したが、この車列が爆弾攻撃の標的とされた」と綴った。

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シャーム解放機構の幹部の一人で説教師のアブドゥッラッザーク・マフディー氏も、アレッポ県西部に侵入したトルコ軍の車列が何者かの爆弾攻撃を受け、イドリブ県バーブ・ハワー国境通行所方面に撤退したことに関して、テレグラムを通じて、シャーム解放機構が標的になったと非難した。

マフディー氏は、「こうした車列が攻撃に曝されるのは許されない。こうしたことを行う者は過ちを犯し…、彼らに安全を与え、彼らと共生していたシャーム解放機構に対峙した…。しかも、それ以外の武装勢力はシャリーア学者たちは、トルコ人どもとの協調に同意しているのに、これに抗議しなかった…。こうした攻撃を行う者は、狂信者か、無知か、体制の手先だ」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, January 31, 2018

AFP, January 31, 2018、ANHA, January 31, 2018、AP, January 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2018、al-Hayat, February 1, 2018、Reuters, January 31, 2018、SANA, January 31, 2018、UPI, January 31, 2018などをもとに作成。

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