YPG司令官「シリア政府は人道支援、医療支援しかしてくれない…。米国はマンビジュを放棄する可能性があると告知」(2018年2月6日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)の司令官の一人スィーバーン・ハンムー氏は、『シャルク・アウサト』(2月6日付)に対して、アレッポ県アフリーン市一帯でのトルコ軍による「オリーブの枝」作戦で、シリア政府がYPGを支援していることを明らかにした。

ハンムー氏によると、「ダマスカスから我々は唯一の支援を得ており、それは人道支援、救援、そして医療支援だ…。シリアの国家はトルコの攻撃から国境を防衛する責任があるが、人道支援、救援、そして医療支援以外は得ていない」と述べた。

一方、ハンムー氏は、トルコが米国に対してアレッポ県東部のマンビジュ市からの退去を求めていることに関して、「ワシントンは我々に、トルコ軍やシリアの諸派がマンビジュ市に入るのを許しはしないが、放棄する可能性はあると伝えてきた」と述べた。

AFP, February 6, 2018、ANHA, February 6, 2018、AP, February 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 6, 2018、al-Hayat, February 7, 2018、Reuters, February 6, 2018、SANA, February 6, 2018、al-Sharq al-Awsat, February 6, 2018、UPI, February 6, 2018などをもとに作成。

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