ホワイト・ヘルメットは東グータ地方でシリア軍が塩素ガスで攻撃を行い、女性や子供124人を救出したと発表(2018年3月8日)

ホワイト・ヘルメット・ダマスカス郊外はフェイスブックのアラビア語版アカウント(https://www.facebook.com/SCDrifdimashq/)を通じて、シリア軍ヘリコプターが7日午後9時15分、ダマスカス郊外県東グータ地方のサクバー市・ハムーリーヤ市間の地域で、塩素ガスを装填した「樽爆弾」を投下し、女性と子供ら124人が呼吸困難などを訴え、ホワイト・ヘルメットのチームが救出作業を行ったと発表した。

国境なき医師団、SAMSも救出作業にあたったという。

ホワイト・ヘルメットによると、この攻撃と並行して、ロシア軍戦闘機とシリア軍砲兵部隊は、ハムーリーヤ市に対して、白リン弾による爆撃・砲撃を行ったという。

AFP, March 8, 2018、ANHA, March 8, 2018、AP, March 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 8, 2018、al-Hayat, March 9, 2018、Reuters, March 8, 2018、SANA, March 8, 2018、UPI, March 8, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.