反体制派の支配下にある東グータ地方のハムーリーヤ市で武装集団の退去とシリア軍の進駐を求めるデモが発生(2018年3月9日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月9日付)によると、東グータ地方のハムーリーヤ市で反体制武装集団の退去とシリア軍の進駐を求めるデモが発生し、住民らが参加した。

ハムーリーヤ市は、東グータ地方で活動を続ける四つの主要な反体制武装集団(イスラーム軍、ラフマーン軍団、シリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)、シャーム解放機構)のうち、ラフマーン軍団、シリア解放戦線、シャーム解放機構が拠点としている。

Youtube, March 9, 2018

また、ガズラーニーヤ町でも、東グータ地方各地の住民がデモを行い、シリア軍との連帯、「テロとの戦い」支持、治安と安定の早急な回復を訴えた。

SANA, March 9, 2018

AFP, March 9, 2018、ANHA, March 9, 2018、AP, March 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2018、al-Hayat, March 10, 2018、Reuters, March 9, 2018、SANA, March 9, 2018、UPI, March 9, 2018などをもとに作成。

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