アナトリア通信(3月31日付)は、複数の匿名消息筋の話として、フランスが、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を遂行する有志連合の名のもと、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下の5地域にさまざまな部隊を進駐させていると伝えた。
同消息筋によると、フランス軍特殊部隊70人以上が2016年6月から、アレッポ県のミーシュターヌール丘、スィッリーン町、ハッラーブ・ウシュク村にあるラファージュホルシム(LafargeHolcim)社のセメント工場、ラッカ県のアイン・イーサー市に進駐しているほか、ラッカ市にも約30人が進駐しているという。
AFP, March 31, 2018、ANHA, March 31, 2018、AP, March 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2018、al-Hayat, April 1, 2018、Reuters, March 31, 2018、SANA, March 31, 2018、UPI, March 31, 2018などをもとに作成。
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