OPCWはドゥーマー市での塩素ガス使用疑惑事件の真相究明のため調査チームを派遣する意向を表明(2018年4月10日)

化学兵器禁止機関(OPCW)は声明を出し、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件に関して、調査チームを派遣する意思を表明した。

声明によると、OPCWが事件発生の報が流れた当初から情報収集を行うとともに、アフメト・ウズムジュ事務総長が、真相究明のための調査チームを派遣することを検討してきたとしたうえで、シリア政府に対して派遣に必要な調整を行うよう要請、これと時を同じくしてシリア政府とロシアもOPCWによる調査を要請したという。

AFP, April 10, 2018、ANHA, April 10, 2018、AP, April 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2018、al-Hayat, April 11, 2018、Reuters, April 10, 2018、SANA, April 10, 2018、UPI, April 10, 2018などをもとに作成。

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