アル=カーイダ系のシャーム解放機構幹部のサウジ人説教師ムハイスィニー氏は、反体制派にドゥーマー市での塩素ガス使用疑惑に対する米国の報復爆撃を利用するよう呼びかける(2018年4月11日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構幹部のサウジアラビア人説教師アブドゥッラー・ムハイスィニー氏は、7日のダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市での塩素ガス使用疑惑への対抗措置として、ドナルド・トランプ米政権が報復攻撃を検討していることに関してテレグラムのアカウント(https://telegram.me/mhesne)を通じて声明を出し、「すべての革命諸派とムジャーヒディーンにとってのゴールデン・チャンス」と位置づけ、「このチャンスを活かし、イニシアチブを回復し、各地を浄化し、憎きバッシャールや政権幹部を排除し、改めて革命を推し進める」よう呼びかけた。

AFP, April 11, 2018、ANHA, April 11, 2018、AP, April 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 11, 2018、al-Hayat, April 12, 2018、Reuters, April 11, 2018、SANA, April 11, 2018、UPI, April 11, 2018などをもとに作成。

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