アサド大統領は、シリアを訪問中のイランのアリー・アクバル・ヴェラーヤティー最高指導者顧問と会談した。
SANA(4月12日付)によると、会談では、シリア国内での「テロとの戦い」の進展などについて意見を交わし、ヴェラーヤティー最高指導者顧問はシリア軍によるダマスカス郊外県東グータ地方解放に祝意を示した。
また、ドゥーマー市解放を受けて、欧米諸国が塩素ガス使用疑惑を口実に干渉を強めていると指摘した。
これに対して、アサド大統領は7日のダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として米国が軍事報復を検討していることに関して、「西側諸国が行うであろういかなる行動も、地域の安定を一層揺るがすこと以外の何にも資さず、国際の平和と安全を脅かす」と述べた。
AFP, April 12, 2018、ANHA, April 12, 2018、AP, April 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2018、al-Hayat, April 13, 2018、Reuters, April 12, 2018、SANA, April 12, 2018、UPI, April 12, 2018などをもとに作成。
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